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上質な空間で最高にリラックスできるホテルです [つれづれ日記]

光の演出が素晴らしいフォーシーズンズホテル東京大手町

私のblogのエントリーで最近皆さんに読んでいただいてるものの中に「フォーシーズンズホテル東京大手町のパジャマ」のエントリーがあります。皆さんホテルのパジャマに興味があるのか、ホテルそのものに興味があるのか、それとも両方に関心を持たれているのか実に興味深いです。そのエントリーではパジャマのことしか書いていないのですが、フォーシーズンズホテル東京大手町さんはホテルとしても実に素晴らしく、私のお気に入りのホテルなので、今日は私が感じている「フォーシーズンズ大手町」の良さを書いてみようと思います。このエントリーを読んだ方が、他のホテルと検討する時の一助になれば嬉しいです。

私が初めて宿泊したのは2021年の11月。コロナ禍のピークが過ぎて次のピークが来る前の少し落ち着いていた頃です。お部屋は一番リーズナブルのデラックスです。目的は癒しのお籠りステイ(我が家では通称:ホテル入院)です。

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お金持ちのお家のゲストルームみたいなお部屋

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富士山と皇居、羽田空港まで一望できるお部屋です

お部屋のアメニティーや設備、朝食などは他の方が沢山レビューを書かれているので、そちらを参考にしていただければと思います。ということで、早速私がこのホテルをお勧めしたいと感じるお気に入りのポイントを書いていこうと思います!

1)細部まで行き渡っているホスピタリティー

ウェルカムフルーツやちょっとしたお願い事をした時の対応などが、本当にゲスト目線を感じさせてくれます。何かお願い事をすると、それに派生すると思われる懸念事項なども一緒に提案確認してくれるので、何度もやり取りする必要がなく、ホテルで部屋に籠る派には凄く有難いです。イメージとしては延長ケーブルの貸し出しをお願いすると、ゲストの行動の一歩先を予想して、ステーショナリー周りで足りないものはないか確認してくれる感じです。東京駅周辺の5つ星ホテルさんも同様に聞いてくれるんですが、フォーシーズンズ大手町さんは聞き方が押しつけがましい感じが無いんですよね。明確な違いを提示できないのが申し訳ないのですが、適度な距離感を保ちながら寄り添ってもらっている感が凄いあります。

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ウェルカムフルーツはいつも楽しみ!


2)主張しすぎない高級感

アメニティーやタオル等上質なのは5つ星クラスのホテルでは当然なんですが、高級感をあまり主張してこないところもお気に入りのポイントです。ベッドに置かれているクッションカバーなどが分かりやすく、ホテルのロゴはしっかり刺繍されていますが、白地の生地に白い糸の刺繍なので、主張が強くないんです。香港系のホテルは金の刺繍とクッションのカバーの縁取りなんかもされていたりして、私はちょっと見た目にうるさい印象を受けることがあるのですが、こちらは必要以上のアピールが無いのでまさに「ラグジュアリーレジデンシャル」の王道。海外に出かける時は、ホテル選びが面倒くさくなるといつも同じ系列のホテルに滞在するのですが、最近はフォーシーズンズホテルに切り替えても良いかなと思っています。ですが、バスローブに金のロゴ刺繍がお好きな方は、こちらだと物足りないかも・・・。

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手触り抜群の大きなクッションは最高です!

私の記憶だと、お部屋の建具に真っ黒で人工的なものはなかったような気がします。黒く見えてもダークグレーやダークブラウンだったり、材質も石材や木材と、快適に過ごせるような居住性を重視したコンセプトが良いです。もちろん、その中にはお気に入りのパジャマも含まれますよ!自宅で愛用中です!

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ライトグレーの生地に白でアクセントをつけた着心地抜群のパジャマ!

3)計算されたライティングの演出

フォーシーズンズ大手町さんで「おお!」と感じたのが、光の演出です。客室の中も廊下もパブリックエリアも光の演出がとても綿密に設計されていて、その演出が何気なく空間を特別にしていると思います。例えばちょっと分かりにくい写真で恐縮ですが、バスタブにお湯を張って浸かると、自然と目線が上に行き、水面に反射する光が天井でキラキラと見えるように設計されています。天井に流れる光のさざ波を見ながらお風呂に浸かっているとリラックス効果大です。

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うまく撮影できていませんが、天井に揺れる水面の光が反射しています!

バスタブでそういった光の演出があるくらいですから、室内の光の演出が素晴らしいです。洗面台の天井も光の反射を計算していますし、鏡の中に照明を埋め込むことで上からの明かりではなく、正面から明かりをしっかりとれるようになっています。これは斬新!

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鏡の上にライトが無いと横にあるライトで光量不足になりがちなホテルの欠点をカバー


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フットライトも広がる幅とカーペットのデザインが合うように調整されています


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間接照明の複数遣いで、陰影が綺麗です。陰影礼賛ですね!

フォーシーズンズホテルはその土地の文化をホテルのデザインコンセプトに入れ込むことで有名ですので、大手町の設計をする時に、障子による光の透かしや陰影の文化を取り込んだのかもしれません。結構多くのホテルに宿泊していますが、ここまで凝った光の演出がされているホテルはあまり記憶にないので、ホテルが打ち出したいイメージがこのあたりから読み取れるかなと思います。また、当然ながら廊下やエレベーターホールのライティングも綺麗です。

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ゲストの顔が必要以上に見えない配慮されたライティング

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目立たせる必要がある場所だけ明るくしていますね

日系、外資系問わず色々なホテルに泊まりますが、お部屋やレストラン、ロビーは凝ったデザインで素敵でも廊下やエレベーターホールのデザインを手抜きしているところが結構多いので、しっかりパブリックスペースまでこういった演出がなされている(お金をかけている)と、ホテルの格を感じます。当然その分宿泊代もお高くなるのも納得です。ロビーのお花のアレンジメントが綺麗だったり、飾っているアートや眺望が豪華だったりという、誰の目にも分かる演出も大切ですが、5つ星クラスのホテルだと当然のことなので、そこだけ見て満足するとそのホテルが打ち出している独自性や世界観を見逃してしまい勿体ないので、五感をフルに活かして、ちょっと違う部分を感じ取れるようになりたいなと思っています。

ホテルが持つ世界観と自分の価値観・美意識のシンクロ率が高いと自然とそのホテルを選ぶようになり、気が付いたら定宿になっていきます。私は凄く好きなホテルなので、ぜひ気になった方は一度、フォーシーズンズホテル東京大手町に宿泊してみてください!お勧めです。

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