世界的ピアニスト、M.ポリーニ死去 [音楽]
右がショパンの「エチュード」。20年選手
音楽の四季 ─ ヴィヴァルディの傑作、四季の魅力とリピートの不思議 [音楽]
本人も天才ヴァイオリニストだった!
本日はクラシックでも一番好き!と言われる作品、バロック音楽の巨匠、アントニオ・ヴィヴァルディの不朽の名作「四季」について書こうと思います。私もいつもはバッハ推しなんですが、クラシック音楽をこれから聴こうと思う人には、やっぱりバッハはね・・・そこでよく最初の一枚にお勧めするのが「四季」です。その理由は明確。誰もが聞いたことがあって、最初から最後まで飽きずに聞けるから。しかも四つの協奏曲(四季)から成り立ち、この楽章ではこんな情景を描いています、と分かりやすい解説(ソネット)付き。それを読みながら音楽を聴いてイメージを膨らませればOKというのも良いポイントです。クラシックは難解というイメージがありますが、この「四季」はそんな難解なイメージを持たずに音楽を楽しめると思います。
曲の構成は、先述の通りなのですが、各季節が約10分で以下の感じで表現されています。
春:活気溢れる生命の息吹 まず初めに登場するのは「春」。草花が咲き誇り、鳥たちが歌い始める様子が音楽に込められています。軽快で活気にあふれ、まるで自然の中を散策しているような感覚。ヴァイオリンの美しい旋律が、春の訪れを感じさせてくれます。誰もが知っているあの曲です。
アンドラーシュ・シフのピアノリサイタルに行ってきた! [音楽]
会場のデジタルサイネージでポスターを記念撮影
集中力アップ、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」 [音楽]
チームリーダー熱唱の「You raise me up」で感涙! [音楽]
私の大好きなジョシュ・グローバン版です。誰もが一度は聞いたことがあるはず!
その歌声を聞いて全員愕然。歌が上手いなんてものではなく、正にプロ級なんです!私も含めてその場にいた女性メンバー全員、余りにも素晴らしい歌声に感動しすぎて涙が出る程!万雷の拍手の後に歌が上手な理由を全員で問い詰めると、なんとご両親がオペラ歌手で小さい頃から歌が身近にあったということが判明。音大に進んで勉強することも考えたけど食べられないから諦めたという驚きの経歴が!そりゃ上手いわけだ!!
(Josh GrobanのYou raise me upはアルバム「Closer」に収録されています)
美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック - デラックス・エディション-<英語版[2CD]>
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
- 発売日: 2017/03/22
- メディア: CD
可愛いメタリカに思わずニッコリ Enter Sandman! [音楽]
必見、お子様楽器によるメタリカの名曲!
メタル音楽ファンにとて絶対外せないバンドと言えばMetallica(メタリカ)です。特に私の世代である30台中盤の音楽好きにはメタリカという名前は1990年台から長丁場で活躍するロックバンドとして誰もが一度は聞いたことがあるアメリカの大御所バンドです。社会性が高過ぎる歌詞で問題作も多数取り揃えているのもこのバンドの魅力。そんなメタル界の重鎮の人気Top5に入る楽曲「Enter Sandman(エンター・サンドマン)」をアメリカの人気TV番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」の中で凄いアレンジで披露し、その映像が話題になっています。
このテレビ番組では司会者のジミーが世界の一流アーティストの名曲を子供用楽器で演奏するという人気コーナーがあります。アデルやSia、マライア・キャリーもこれまで出演しています。そのコーナーにメタリカが出演したのですが、その光景がほのぼのしていて笑いを誘います。出だしのお決まりのピコピコ音に子供用の楽器特有の微妙な音の外れ具合で原曲のメタルなイメージが一気に吹っ飛ぶこれまで見たことのない可愛い「Enter Sandman」に爆笑です。でも歌が始まるとやっぱりメタリカらしさが出ててその辺は流石です。とにかく可愛すぎるEnter SandmanをYouTubeでどうぞ!そして原曲を知らない人のためにオリジナルのPVも掲載するので是非聞き比べてください。
ジェームズ以外、皆でメタリカのTシャツ着てる~♪
ジャズのこなれた粋のヴォーカルの神髄 アニタ・オディ [音楽]
ジャズのヴォーカルの名盤と言われる所以
Jazzというと楽器のセッション物がメインでヴォーカル物はあまり聞かないというジャズファンも結構いますが、それだけでは勿体ない。人間の声も素晴らしい楽器の一つですし、言葉を重ねることによって明確に音楽を届けることが出来るパワーがあります。今日はそんなジャズのヴォーカルアルバム作品で有名な一枚をご紹介します。Anita O'Day(アニタ・オデイ)の「Anita sings the most(アニタ・シングス・ザ・モスト)」です。この作品の良さは主張しすぎないヴォーカルのテクニックをふんだんに使った”ジャズのこなれ感”や”粋”といったジャズの神髄を感じさせてくれるところです。
アニタの声はハスキーボイスと表現される擦れ声で決して艶のある声でもなければ伸びる声でもありません。同時期に活躍したジャズの黒人系ヴォーカリスト達、例えばサラ・ヴォーンやエラ・フィッツジェラルドの抜群の歌の上手さやオペラや声楽系の”聞かせます声”ではない味のある声が、東海岸ジャズの主流であった穴倉に籠って歌う曲にしっくり馴染んでいるように感じます。まさにジャズというジャンルを”小粋に”表現するのにぴったりな歌声の持ち主で、生粋なジャズ・ヴォーカリストとは正に彼女なんです!!ただし、このジャズを表現する小粋さを最初から分かる人はジャズ耳が完璧に出来上がっている人で、私は最初聞いても余り感じるところがなかったのですが、何度も繰り返し聞いてこのCDの良さが理解出来るようになりました。では、早速アルバムに収録されている1曲目の「S'Wonderful」をどうぞ!!
ピアノが曲をガンガンドライブしながらも、アニタの絶妙なアドリブとスイングで雰囲気を一瞬で変えていくのがポイントです。ピアノソロも聞きどころです。
解放感抜群の軽快なジャズ アート・ペッパー「サーフ・ライド」 [音楽]
難点はジャケットのデザインのみ(笑)
前回ご紹介したウエストコーストジャズの続きで、ウエストコーストジャズの代表者ともいわれるアート・ペッパーが20代後半でリリースした初めてのリーダー作品「Surf Ride(サーフ・ライド)」をご紹介したいと思います。とにかくスピーディーで軽快で聞いていて気分良くなれる”昼ジャズ”向けの1枚です。曲良し、演奏良し、録音良しと素晴らしいアルバムなんですが、アルバムのジャケットが黄色いビキニでサーフィンを楽しむ女性のイラストと正直かなり下品ダサいです・・・。本当にこのジャケットがもっと素敵だったらとため息が出ますよ。
アート・ペッパーのアルトサックスの演奏も肩肘張らず聞けます。前回ご紹介した「Time out」のようなちょっと変わった雰囲気の曲等一切なく、最初から最後までとことん気持ちが良いロサンゼルスの真っ青な空の下、音が軽やかにダンスしているような疾走感抜群のアルバムです。夏の晴れた日のドライブに最高の一枚でもあります!!アート・ペッパーの演奏はTime Outで披露したちょっと哲学的な繊細さ路線ではなく、一緒に演奏するメンバーとセッション(アンサンブル)を楽しんでいて、その音は調和を保ちながらも甘くキラキラしています。アドリブもガンガン入っていて、天才と称えられるジャズ界のレジェンド達の1人だけあり、若い頃から素晴らしい腕前を持っていたことが良く分かります。では、アルバムの2曲目に収録されている曲で私が一番好きな「Chili pepper」をYoutubeでどうぞ!
屋外でソーダでも飲みながら聞きたい感じ!!
煌びやかで解放感溢れる音色と書いてきましたが、1曲目の「Tickle Toe」の出だしは艶めかしい大人なメロディのソロで聞き手をグッと魅了します。出だしでグッと引き込んだ後は軽快なリズムでウエストコーストらしさを出していくという1度で2度美味しいという構成になっています(笑)。
軽やかに踊る音でクールなジャズの名盤「Time out」 [音楽]
軽やかなジャズの名曲「Take Five」も入ってます
Jazzの世界は個性的なプレーヤーが集まって己の技量と個性を競いながら演奏を磨いていくパターンが多く、同じ曲、メンバーの別テイクを楽しむのもジャズの醍醐味かと思います。特に都会的な東海岸(ニューヨーク等)の音楽は薄暗い地下で演奏していたエネルギーが内にこもり、それを爆発させたかのような演奏は緊張感もあってジャズの良さを感じさせます。しかしながら、いつも聞くのに緊張感が求められてばかりだと疲れてしまうのも事実。そこで今日はこれまで紹介してきたジャズとは一味違った、西海岸(ウエストコースト)のジャズをご紹介します。
1960年頃の西海岸で活躍していたジャズマンは白人が主流で、音楽も個性がぶつかるような演奏よりも軽快なアンサンブル主体です。特に音が軽やかなのは西海岸の解放感が影響しているのか、クールでフリーなサウンドは明らかに東海岸のジャズとは違います。そしてちょっと音楽性に凝っていて、技巧的。そんなウエストコーストジャズの代表で超有名な曲がThe David Brubeck Quartet(ザ・デイブ・ブルーベック・カルテット)の「Take Five」です。
誰もが一度は聞いたことがある名曲!
この「Take five」はアルバム「Time out」に収録されていて、変調子と呼ばれる聞く人が少し違和感を感じさせる調子(5拍子)で作曲されています。アルトサックスのポール・デズモンドの甘くクールビューティーな音がこれまた素敵で脳裏に残るんですね~。日本でもこの頭に残る不思議な音の効果を期待してか、多くのシーン(CM等)で今でも使われています。変調子は使い方が難しく、音楽、特に作曲の基礎がしっかり出来ている作曲家でないと使いこなすことは出来ません。そして少しでもセッションでミスる取り返しがつかない失敗になる危険性も高いので演奏する側にも高い音楽に対する理解を求められます。まさに「Take five」は変調子を上手く使った曲のお手本として最高の作品だと思います。そして同じく「Time out」に収録されている「Blue Rondo A La Turk」も変調子の名曲です。
Boseのカスタマーサポートに感激!ありがとう!! [音楽]
無償で新品と交換してくれました!
先日愛用のノイズキャンセリング機能が搭載されたBoseの「QuietComfort25」のノイキャン機能が壊れてしまい、ダメ元でカスタマーサービスに電話したところ有償で新品と交換してもらえることになったという喜びのエントリーを上げました(その時の詳細はコチラ)。壊れたQC25を発送した後に入院中の病院に気分良く戻りました(当時は一時退院中)。そして今週の月曜に無事に退院して帰宅すると、そこにはBoseから荷物が届いていました。電話をした時の案内では交換までは10日前後と言われた記憶があったのですが、さすがは神対応で有名なBose。私が送ってから5日営業日で届いたようです。早速中を開けてみると・・・
QC25のケースです!
ワクワクしながらケースを更に開けると・・・
イヤーパッドやコード等も一緒に入ってました
ピカピカの新品です!!交換は有償のお約束だったので、私の入院中に代わりに受け取ってくれた母に支払いを確認すると、なんと驚きの言葉が!!
立替?普通に届いて支払いはなかったわよ