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熱田神宮前の蓬莱軒でひつまぶしを頂きました! [おいしいもの]

人生初の本場で頂く本物のひつまぶし

昨年伊勢までドライブで行った時に名古屋に寄って、少しだけ観光をしました。その時に寄ったのが熱田神宮です。熱田神宮も良かったのですが、本当の目的は熱田神宮の前にあるひつまぶしの有名店「蓬莱軒」さんで本場のひつまぶしを食べることでした。ということで、今回は熱田神宮はスキップして、「蓬莱軒・神宮店」さんのひつまぶしを食べた感想を書きたいと思います。

「蓬莱軒」さんは凄く人気があるお店なので、昼前に到着したら、まずお店に行って予約表に自分の名前を書くと、何時ごろに戻ってくれば良いか教えてくれるので、その時間を利用して熱田神宮に参拝するのが効率的です。

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お店は熱田神宮の目の前で徒歩1分

一人なので、進みも早く私は13:30の予約を取って、少し早めに行ったら、そのままカウンター席に案内されました。勿論オーダーは一択「ひつまぶし」です。

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これが本物のひつまぶし(感動)

なお、初心者向けにどうやって食べるかを書いた説明書がしっかり用意されているので、それを読みながら待ちましょう。成程、4つに分けて味変しながら食べるんだ!!こういう丁寧な説明書があると初心者は助かります。お店の心遣いに感激。

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この説明書を読んでいるだけで凄くお腹が空いてきます。

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細かく切られているのが特徴的で、結構量がありますね。

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蓬莱軒さんの「蓬」の字が入った湯葉。肝吸いに変更可。

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4分割して、説明書通りに食べ進んでいきます

1膳目は、そのままウナギの味を楽しみます。2膳目は薬味(小葱とわさび、のり)を好みで載せて。3膳目は薬味に出汁をかけてお茶漬けスタイルに。最後の4膳目はお好みの食べ方で頂きます。結構量は多いですが、ウナギが美味しいので、ぺろりと完食出来ました。

今回人生初の本格的ひつまぶしを食べて分かったのが、1膳目のそのままウナギを味わう食べ方の時に味を薄く感じたことです。やはり関東はタレをしっかりかけて食べるのが普通なので、もっと味が濃いです。その一方でアレンジして食べることが前提の「ひつまぶし」では、薄味で他の食べ方にも対応できるたれの濃さになっていました。私は生粋の関東の濃い目のたれでウナギを食べるのが好きなので、お願いして追加のたれを頂きました。

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たれの追加はサービス。なんて良心的なんだ!

4膳目はしっかり「追いタレ」をして、味濃い目のウナ丼として頂きました。タレも甘すぎず美味しかったです。以前浜松で食べたウナギも美味しかったですが、やはり「うな重」と「ひつまぶし」は別物ですね。一度本物のひつまぶしを食べたいという念願もかなって、大満足です。

ウナギの豆知識ですが、関西風と関東風の2種類があります。背中に包丁を入れ背開きにするのが関東流。関東は武家文化なので、腹に包丁を入れるのは「切腹」につながり縁起が悪いということで背開きでそのまま焼きます。一方の関西流は腹に包丁を入れて腹開きにし、いったん蒸してから焼くスタイルです。関西流は蒸し工程が入るので、ふわっとなります。関東流はそのまま焼くのでカリッと香ばしく焼くのが特徴(江戸っ子はせっかちだから待てなかったのかな:汗)。ですが、各店舗で独自の焼き方で関東流でもしっかりふわっとした食感を出してくるお店もありますし、私には関西流と関東流の違いは分かりません(苦笑)。その代わりタレの美味しさはマスト。自分の好みのタレのウナギ屋さんを探してお店を開拓したいところです。

熱田神宮を参拝し、程よく疲れた後に食べるひつまぶしは本当に美味しかったです。お店はコロナ禍中でも行列だったので、きっと今頃はもっと多くの人が名古屋名物を求めて押しかけていることでしょう。待ち時間は結構長いですが、その時間も有効活用して、ぜひ一度本場のひつまぶしを食べてみてはいかがでしょうか?カウンター席に座ると、厨房が覗けて、ランチ時の戦場となっている厨房を見るのもなかなか面白かったです。ご馳走様でした!


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