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エスプリな万年筆 ウォーターマン「カレン ブラック・シー」 [つれづれ日記]

フランス製の万年筆を買ってしまったぁ!!

日頃から会社では、留学中にスイスを旅行した際に購入したカランダッシュのマディソン2という万年筆を愛用しています(残念ながら廃盤)。万年筆は筆圧がいらないので、長く考え事をしながらアイデアを整理していく時や長い文章などを書く時に疲れないので本当に良い筆記用具です。同じ文章量をボールペンで書いてみるとその差は歴然で全く疲れ具合が違うので是非試してみてください!ビックリしますよ。

先日、マディソン2が少しお疲れ模様なので併用可能な万年筆が欲しいなと伊東屋さんの万年筆コーナーでインクを買うついでに相談したところ、Waterman(ウォーターマン)の万年筆「カレン」のブラック・シーをお薦めされました。

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コンバーター付きなので、好きなインクも使えます!

私が万年筆に求めるポイントは次の4つです。1)現行のマディソン2と同じバランス感(蓋をした時のバランス)。2)ある程度重量があること。3)少し太めのボディ。4)今愛用しているマディソン2とは違う雰囲気のもの。流石伊東屋の万年筆コーナー、試し書きさせてもらうと正に私が求めていた物とピッタリ一致!しかも、見た目が如何にもフランス物らしく、船を想起させる美しい流線形のボディに個性的なペン先という高いデザイン性を併せ持っていて、もう素晴らしいの一言です。

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で、結局買ってしまった・・・

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カレンの一番の特徴である美ペン先(ニブ)

試し書きをさせてもらった際に気が付いたのは、私が持っているマディソン2のペン先(ニブ)はMで、文字の太さがMiddle(中字)サイズですが、ウォーターマンのカレンはMより細いF(Fine細字)でもマディソン2と同じ太さということ(海外物のあるあるです)。折角買うなら漢字がにじまない少し細めの文字が書けるものが良いのでEFというFよりも更に細い物を選びました。

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キャップ無しの場合は船の様なデザイン。この状態ではちょっと短いです

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キャップを付けると一気に万年筆って感じになります

最近家でも資格の勉強でノートをまとめたり問題を解いたりとペンを使っているので、2本体制になった万年筆を家と職場で入れ替えながら使おうと思います。マディソン2は華やかな赤のボディにシルバーのバイカラーの細身の万年筆。一方カレンは圧倒的な存在感を感じさせる黒のボディにお洒落なペン先で遊び心がありますよね。真っ黒なボディに如何にも万年筆のニブだったら女性が持つには重すぎる見た目になると思いますが、カレンなら問題なしですし、2本持っていてもこの組み合わせなら被ることもないので安心して使えます。

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この横からの眺めがフランス独自の粋をヒシヒシ感じさせます

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キャップにもWatermanの文字が刻印されています

この2本の万年筆はお互いに同じタイプのインクカートリッジなのでインクも共用出来ます。カレンにはコンバーターが付いていて、お気に入りのインクを使えるのですが、これを始めたら本当に万年筆とインクの沼に嵌りそうなので、今はPelikan(ペリカン)の4001のブルーブラックとウォーターマンのブルーブラック(ミステリアスブルー)をメインで使っています。ウォーターマンのミステリアスブルーは乾燥して日が経つと緑色に変色するのが不思議なんですが、最近それが少し気になり出してきてペリカンに移行中です。このインクの色味の違いに魅了されると自分が理想とする色を求めてインク沼一直線です・・・(汗)この沼は危険すぎるので避けなければ。


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