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帰国の便は早朝便で成田に飛びます [ちょこっとジャカルタ_2015]

朝4時半チェックインは睡魔との戦い

帰国のフライトは全日空のNH836便の成田空港行きです。出発時間が午前6:25なので、出発の2時間前の4:25には空港に到着していなければいけません。ホテルを4時過ぎに出発してスカルノハッタ空港に予定通りに到着です。既に道路は渋滞が始まっていて、どれだけ通勤時の混雑が酷いのかを想像するだけでも大変です。空港に到着すると飛行場内に入るためのセキュリティーチェックがあります。これも当然並びます。

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空港ビルに入るためのセキュリティーチェック

15分位並んだ後に全ての荷物を検査機に通してセキュリティーチェックを受けてようやく建物に中に入ります。

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セキュリティーチェックを後ろ側から一枚

セキュリティーチェックを抜けると目の前にANAのチェックインカウンターがあります。ちなみにJALは建物の遥か右手にチェックインカウンターがあり、かなりの距離があります。

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ANAのカウンターはセキュリティーの目の前にあります。

今回はこのチェックインカウンターではチェックインをしません。カウンターを右手に見ながら建物の奥にあるビジネスクラス以上の搭乗客用チェックインカウンターに向かいます。入口は何とも言えないエキゾチックな雰囲気が漂っていて素敵だったんですが、ここからまたしてもインドネシアらしさ溢れるアクシデントに遭遇していくことに(汗)。

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ビジネスクラス以上専用の搭乗客向けチェックインカウンター

受付で搭乗予定の飛行機の便名と名前を伝えてからパスポートを渡すと中に通されます。中は広く明るい部屋に各飛行機会社のデスクがあって、そこに座ってチェックインが出来ます。ビジネスクラスでも座ってチェックインが出来るのはスカルノハッタ位だと思います。丁寧な説明を受けて荷物を預けてチェックインを済ますと、通常このまま専用の出国手続きカウンターで出国の手続きを終えて直結するラウンジに入ることが出来ます。が、担当者から衝撃の言葉が。「今朝は出国手続きの担当者が遅刻して来ないから、普通の出国カウンターで手続きをしてきてください」。

え、出入国管理官が遅刻?凄い・・・(汗)

ま、インドネシアだしね、ここ・・・。眠い目を擦りながら出国カウンターを目指すことに。ところがこのチェックインした場所からイミグレーションは建物の反対側に位置していて各飛行機会社のチェックインカウンターゾーンを通り抜けるだけでも10分以上かかります。この移動と悪名高いイミグレの長蛇の列を避ける為に設置されたファストトラック(チェックインラウンジ)もこれでは意味を成しませんね・・・。ま、何度も言うようですが、ここはインドネシアですから。

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イミグレを抜けた直後の免税店ゾーン。シャッター街状態

お土産を買う時間が無かったので最後の空港で何か買っていこうと思っていたものの、空港の免税店通りは完全田舎のシャッター街状態です。当然5時過ぎなので早すぎると言えば確かに早いのですが、商魂たくましい国ばかり渡り歩いているとこの光景が何とも新鮮です。廊下の電気も落ちている箇所があり、実に寂しい状態でした。スカルノハッタ国際空港で早朝便をご利用の方、いくつかお店は開いていますが免税店のでお土産購入は期待しない方が良さそうです。

のらりくらりと歩いていると、チェックインカウンターから直結しているラウンジに到着です。スカルノハッタはラウンジが3つあります。それぞれのエアラインで使用するラウンジが違うので自分の搭乗する会社がどこのラウンジになっているか間違えないようにしましょう。

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コンコース奥にあるラウンジゾーン

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ANAをはじめとする指定ラウンジ

こちらのプレミアラウンジがANA指定のラウンジになります。スターアライアンスもワンワールドもごちゃ混ぜのラウンジのようです。朝早い時間帯にも関わらず、日本人が結構います。ANAとJAL両方の飛行機が早朝便を飛ばしているようで、お客さんはほとんどが日本人です。食事や飲み物もそれなりに充実していましたが、コップや食器が汚かったりと少し手にするには抵抗があるのでここではご遠慮してペットボトルのお水だけ頂きます。荷物整理をしていると奥から先ほどのカウンターでチェックインを済ませた乗客がラウンジに入ってきます。どうやら遅刻していた担当官が無事到着したようです(笑)

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こじんまりとしたラウンジです

そろそろボーディング開始なのでゲートに向かうとゲート手前の保安検査で何度も引っかかるという事態に遭遇(東南アジアの飛行場では保安検査が出国審査の後搭乗ゲート前で行われることが結構あります。シンガポールもクアラルンプールもそうです)。靴を脱いで時計も外してと何度もチャレンジするも金属探知機が鳴りっぱなし状態・・・(汗)。ボーディングは始まっているのに目の前のゲートに行けない。ピンチです。結局

金属検知器の故障

ということで無罪放免されてギリギリに飛行機に搭乗。危なかったです。何とかギリギリ滑り込み、スカルノハッタを飛び立つとすぐに朝食のサービスが開始です。寝不足でグッタリしている乗客の胃袋に優しい軽めのメニューです。でも結局は全部食べることも出来ず半分くらい残してしまうことに。いつも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

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早朝便の和朝食は御粥です

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洋食はパニーニ

実に早い朝食を食べると機内は一気に電気が落とされ消灯モード。そして当然爆睡です。この飛行機の乗客は成田空港から乗り継ぎで最終目的地に向かう人がほとんどでした。40席以上ある座席も埋まっているのは20席弱と本当にガラ空き状態で、日本人は私達親子とビジネスマン1人の3人だけでした。CAさんのお話では、成田行きの飛行機は大体欧米のビジネスマンの利用が多いそうで、成田空港での夕方、夜便への乗り継ぎを考えてこの地獄の早朝に出発時間が設定されているそうです。なるほど~。確かにスターアライアンスネットワークの極東エリアで主要キャリアとしての役割ということなんですね。飛行機の世界はなかなか興味深いです。約8時間のフライトもあっという間なので、最後に遅めのお昼ごはんとしてうどんをオーダーです。

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到着直前に九条ネギのおうどんをお願いしました

機内でしっかり寝ることが出来たので睡眠不足もなく元気に成田空港に到着です。空港には弟君が迎えに来てくれていました。予定よりもかなり早く着陸したので少し待ち時間があるならアライバルラウンジでのんびりしてようかと思ったのですが、しっかりと飛行機の到着予定を確認して早めに来てくれていました!!弟よ、グッジョブ。

今回は楽しみにしていたジョグジャカルタの観光が全くできず残念な旅行になってしまいましたが、知り合いに久しぶりに会えて本当に楽しい時間でした。とにかく東南アジアの国特有の”いい加減さ”を見事に具現化したようなお国柄に予想外のことが起きても心を広く焦らないのがこの国で気持ち良く過ごすポイントです。合言葉は「ま、ここはインドネシアだし」です。今回予定していた観光は次に来た時のお楽しみという前向きな解釈で今回のジャカルタ旅行は終了です。内容がかなり薄っぺらい物になってしまった感がありますが、次の旅行記ではもう少し丁寧に書く様に頑張りたいと思います。ジャカルタは今世界で最も元気がある街の一つです。文化と経済が融合した面白い街なので、興味のある人は是非行ってみてください。インドネシアはバリ島などのピーチリゾートだけでは勿体ない、実に魅力的な国でした!!


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