スコータイ王朝の優美なホテル「スコータイ・バンコク」

都会のオアシスにして美術館ホテル「スコータイ・バンコク」

半日観光からホテルに戻ってきたところで、今回のバンコクで利用したホテルをご紹介したいと思います。今回利用したホテルはバンコクのビジネス街にあたるシーロム地区にある「ザ・スコータイ・バンコク」ホテル(HPは日本語です)です。ビジネス街＆大使館が多い場所にあり、少し交通の便が不便ですが、美味しいレストランにSPA、プールまで完備されていて全てがホテルの中で完結する中規模の完全「おこもり系ホテル」です。

エントランス

利用したお部屋は広さ約45平米のデラックススタジオ。眼下にプールが見えるお部屋で居心地抜群でした。チェックインの時に写真を撮ったのですが、何分夜6時過ぎで周りが真っ暗ということもあり、あまり良いクオリティーではないのですがとても素敵なお部屋だったので少しだけですがご紹介したいと思います。

ハリウッドツインスタイル

タイシルクのソファー

今回の滞在にスコータイホテルを選んだ理由は、ギラギラ系ホテルではなくゆっくりと過ごせる落ち着いたホテルという条件からでした。スコータイ王朝のスタイルに基づいたエレガントなスタイルは実際にホテルを訪れてから改めてタイの持つ文化の香り高さに癒されました。

お部屋にもスコータイ様式のオブジェがさりげなく飾ってあります。

日本人が多く利用するホテルのようで、私が滞在した2015年1月現在日本人スタッフ3名が勤務していて、日本語オンリーでも滞在に不便さを感じることはない素晴らしいサービスでした。居室内の電話に日本語ホットラインがあるホテルってそんなにないですよね。

バスルームを除いてすべての床が木でできているので非常に温かみがあります。

ウェルカムフルーツ。毎日少しずつフルーツが補充されていました。

スコータイホテル名物のチョコレート

スコータイホテルは食事も充実していて、朝食会場となる「コロネード」の朝食ブュッフェの充実さは素晴らしいです。何故か和食や御粥まであってビックリ。サロンで週末に開催されるチョコレートブュッフェは地元の人にも人気だそうで、ホテルオリジナルの絶品チョコレートの美味しさは抜群です。ターンダウンの時にはチョコレートが追加されていたりと、甘党には最高のおもてなしです（笑）

お部屋から見下ろせるホテルの屋外プール

ホテルの稼働率はかなり高そうで、客層は欧米人が50%でその他50%位。中でも日本人比率は高かったですが、ツアー客は皆無で皆さん個人旅行か現地駐在員関係者がほとんどという印象を受けました。新聞もテレビも日本語にしっかり対応しているので、滞在中は日経新聞のアジア版を毎日読んでました。

お部屋の入口は廊下から少し入ったことにあります。

ホテルの立地が大使館街ということもあり、ホテル棟2つの他にレジデンス棟もあります。結構人気があるようで、人の出入りがありました。ホテルの正面は街のメイン通りに面していてかなりうるさい場所ですが、ゲートから客室がある建物までかなり距離があり、車寄せに到着すると街の騒音も気にならない都会のオアシスへと雰囲気が一変します。

ホテルの正面ゲート。

タイ資本のホテルらしく、国王様の肖像画か飾られています。

私達が泊まったお部屋のある別館。

公共の交通機関までは少し距離があり正直ちょっと不便な立地ではあります。ちなみにお隣は話題のホテル「バンヤンツリー・バンコク」があります。ホテルの敷地からバンヤンツリーの高層ビルを見上げると首が痛くなる位の巨大ビルが隣に立っているのは少し不思議な感じでした。

日本ではあまり有名なホテルではないかもしれませんが、世界中に展開するホテルグループとは違った現地資本のスモールラグジュアリーホテルというのはその国らしさのおもてなしや楽しみがあって狙い目だと思います。バンコクに星の数ほどあるラグジュアリーホテルに比べても宿代もかなりお手頃ですし、のんびりしたい大人ステイにはお勧めのホテルです。次回はこのホテルの美しさを感じさせてくれる共用部分とSPAをご紹介したいと思います。お楽しみに!!