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タイへはANA、NH0847便で飛びます [行ってみタイ!バンコク旅行_2015]

ANAのB787のビジネスクラスをご紹介

今回タイ、バンコクのスワンナプーム国際空港ヘは全日空でのフライトです。仕事では海外エアライン専門なので、日本のエアラインの「おもてなし」を体験したいと思い選びました。行きはNH0847便で羽田(HND)10:50発のスワンナプーム(BKK)16:05着。機材は導入当時色々な問題を引き起こしたボーイング社のB787です。今回利用したのはビジネスクラスで、前回の香港に引き続きお財布には大ダメージですが、仕事ではないので贅沢をすることにしました。

優先搭乗とは無縁でビジネスクラス客最後の搭乗だったため、シートを見つけた瞬間にフライトアテンダントさんがウェルカムドリンクを持ってご挨拶に来てくれました。その為シートの全体像を写真におさめてくる時間がありませんでした(汗)。その為席からの座った目線からの写真で、全日空が誇る最新のビジネスクラスシート「ANA BUSINESS CRADLE」の詳細をご紹介します。

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シートからの眺めはこんな感じです。

座席は前から3列目の通路側3Cになります。1ブロック4列で1列4人が座ります。

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足元はゆったりで足を伸ばしても前の座席に当然届かないゆったりスペースです。

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お隣の席との間にはリクライニング調整の機能とサイドテーブルがあります。

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テーブル下にはエンターテイメントや読書灯などのコントローラーがあります。

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バンコク線では羽毛の寝具セット(クッション/枕)と掛布団)が1人1セット配布されます。

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ヘッドフォンはパナソニック製。音はまぁまぁなので、持参した自分の物を使用します。

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ヘッドフォンは隣の席とのパーテーションにかける場所があります。お隣は読書灯。

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ブラインドは調整機能付きのタイプで細かいピッチで窓の濃度を変更できます。

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これが全部シートを倒した時の写真です。残念ながらフルフラットにはなりません。

この日のフライトは快適で揺れは一切なしの完璧なフライトです。水平飛行に入るとまずはタイの入国審査用書類が配布されます。入国用、出国用の2枚で1セットになります。

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タイ語はアーティスティックな文字だと毎回感心します。勉強しようかな。

ビジネスクラス以上のユーザーにはタイの入国審査を優先的に受けられる「Premium Lane(プレミアムレーン)」チケット(金色)も一緒に配布されます
。バンコクはヨーロッパとオセアニアを結ぶ「カンガルールート」の中継地点ということもあり、利用者数が膨大で、いつも入国審査には大行列。その為このサービスは非常に価値あるサービスなんです。入国審査後にあるバゲッジクレームで優先的に預け入れ荷物が出てきていても、そこに本人が辿りつけなければ意味がありませんから。羽田空港では保安検査すらビジネスクラスユーザーは使えませんが、スワンナプームでは入国審査のレーンが別にあり、到着便が集中する時間帯にも関わらず待ち時間ほぼ0で入国できるわけです。これが標準的な国際空港のサービスレベルです。ぜひとも羽田空港はスワンナプームを見習ってほしいものです。

入国書類を書き終わる頃になると機内食(ミールサービス)の時間です。今回は和食と洋食から選ぶことが出来、洋食の場合はメインを2種類からチョイスすることが出来ました。私が洋食を選んで母が和食を選んだですが、和食の写真がいまいちだったので私が頼んだ洋食のメニューだけになりますがご紹介します!

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食前の飲み物はTWGのジャスミンティーです。香りがGood!!

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アミューズ
・柚子風味のチーズバー 燻製かまぼこ
・2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに

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前菜(アペタイザー)
・合鴨とリンゴのタルト風、帆立貝とアスパラガスのブラマンジェ

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メインディッシュ
・国産牛肉の煮込み ハンガリー風 ソースは美味しかったですが脂身が・・・。

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デザート
・抹茶プリン

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食後のミネラルウォーター

毎度お決まりですが飛行機の中は座っているだけなのでお腹も空かず、母と私は毎回半分以上残してしまします。勿体ないお化けが出そうな話です(汗)。今回はラウンジでカレーを食べているので、ほとんど3口くらいでギブアップ。キャビンアテンダントさんには下げて頂く度に「気分が悪いのか」、「口に合わなかったのか」と大変ご心配頂きました。恐縮な限りです。私の周りの席を見渡してみると、100%日本人中年男性で全員食事は完食。しかもパンをおかわりしている強者まで!!一体どんな胃袋しているんでしょうか!!??

食事が終わり食後酒で一息つくと(私達親子は当然ミネラルウォーターです:汗)、機内は夜モードに入ります。

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夕焼けのライティングの演出がちょっとの間あります。

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そして機内は夜モード。でもお昼を飛んでいるのでこの夜モードって必要かしら??

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歯ブラシや耳栓、マスク等のアメニティーが希望者には配られます。

ANAのビジネスクラスのアメニティーで私の周りに熱狂的支持者が多い機内用保湿マスクを初めて使用する機会があったんですが、これは凄いお薦めです。ビジネスクラスにご登場の際には絶対にもらいましょう。5層仕様で肌触りも抜群。ゴワゴワしないので長距離線で寝る時は喉が乾燥でカラカラになる心配なしの正に逸品です!!今回のアメニティーで一番のお気に入りアイテムです。

夜モードになると、これまで忙しくテキパキと働いていたCAさん達も少し休憩モードです。ギャレー周りにはワインをはじめとする飲み物、チョコレートやおかき、雑誌にアメニティーが配置され、各自で持っていくことが出来るようになっています。セルフサービスですね。着陸前には夕飯代わりに一風堂ラーメン「そらとん」を頂きました。

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チョコレートを一つ頂きました!!

ANAの機内サービスは細かいところまで気配りが行き届いていて素晴らしいの一言でした。ハード面では「フルフラットにならない」という大きなディスアドバンテージとフットレストが力いっぱい引いてもなかなか出ないという問題にあたった位でマイナス点はほとんどなしです。アソフト面もメニティーも充実していて、靴べらとスリッパのセットや保湿用マスク、アロマカードなどは日系エアラインならではのサービスです。ラバトリーにもアメニティーが大量に置いてあり、マウスウォッシュ&リフレッシュは食後に嬉しいサービスです。長距離線になるとスキンケアセットも配布されるので、フルフラットのANA BUSINESS STAGGEREDと一緒にその実力を存分に発揮してくれると思います。

搭乗客もCAさんも日本人率100%でした。いつも海外エアラインに乗っているのでこれが凄く新鮮。キャセイパシフィックのビジネスクラスの場合、インド人や中国人など国籍もバリエーション豊かでしたし、CAさんも日本人は1人いるかいないかなので大きな違いですよね。しかも海外エアラインの場合、ビジネスクラス、エコノミークラス関係なく客層が国際色豊かになるとカオス感が出てきて、それが飛行機の面白さでもあると思っているので、今回のような超大人しい日本人だけ、しかも殆どがビジネスユーズのトラブルフリーな客層は面白み欠けるものでしたが、居心地の良さは抜群でした。日本人にはこっちの方が好まれるのも納得です。帰りの便はこれとは全く違った客層で、日本人のもう一面を見ることが出来たのでそれは後日改めて・・・。

夜モードが終わると一気に着陸に向けて動き出します。約5時間のフライトを終えて、スワンナプーム国際空港に降り立ちましょう!!


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