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第39話ニュータイプ、シャリア・ブル [1st ガンダムに挑戦!!]

強いなんてもんじゃないじゃないですか、ララァ!!

謎のニュータイプの少女、ララァのとんでもない強さが披露されたガンダム第39話。しかも乗っているモビルアーマーの名前が”エルメス”というのにもビックリです。オレンジ色のモビルアーマーを期待したんですが、残念ながら緑でした・・・。商標権問題クリアしているのでしょうか、このララァのエルメス。それでは、ニュータイプ同士が初のガチンコ勝負をする第39話のあらすじを簡単にご紹介

 
モビルアーマー”エルメス”に乗ったララァは、遥か彼方からソロモンに展開する連邦軍を攻撃し、連邦軍は見えない敵に恐怖する。ララァの力を確信したシャアのもとに、ギレン総帥からニュータイプのシャリア・ブル大尉が派遣され、モビルアーマー”ブラウ・ブロ”に搭乗し連邦軍に攻撃をかける。応戦するアムロは、これまでの敵とは違うことを悟るも、アムロの反応についてこれないガンダムは、操縦系にトラブルを抱えることになってしまうのです

ニュータイプ同士の初の戦いとなった今回ですが、アムロの桁外れの強さも真っ青なララァの強さですね。モビルアーマー”エルメス”に乗ったララァは、一人で核兵器並みの破壊力がありますよ、絶対・・・。音波攻撃ですか、あれ?しかもモビルアーマーの名前がエルメスって、大丈夫なんですか??本家本元のエルメスから苦情きてそうだなぁ・・・。しかし何故ここに来て”エルメス”なんて名前を付けてしまったのでしょうか、製作者サイド。こういう商標問題が絡むゴタゴタって大変なんですよね・・・。それから、ララァの名前の由来は、彼女の攻撃が「ラララ~♪」という、声とも歌ともとれる不思議な音を出すからなのかなぁ?それじゃ、安直過ぎ?

そして誠実さを地で行くようなニュータイプ、シャリア・ブル大尉の登場となりましたが、あっと言う間にアムロにやられてしまいました。いやぁ・・・早すぎですよ、彼殺されちゃうの!!経験豊かなニュータイプが、ララァに戦場の厳しさを教え、アムロをビシバシと鍛えてくれるのかと思ったら、あっと言う間に儚い人に。上司(ギレン総帥)の兄妹政治バトルの板ばさみで苦労する現場タイプで、しかもニュータイプなんていうオイシイ設定だっただけに、もっと活躍して欲しかったなぁ。ホワイトベースのクルー達の中にも、ララァの攻撃に反応するニュータイプ予備軍と思われる人が何人かいましたね。これまで顕著に兆しが現れていたミライさんに、セイラさんもビビッときてましたね。彼女達も、アムロ同様ニュータイプとして目覚めるのでしょうか、楽しみです。セイラさんあたりは、アムロ以上にあの”キラキラ[ぴかぴか(新しい)]”が似合いそうですよね[るんるん]

ソロモン攻撃の後始末で忙しいなか、遂にセイラさんが自分の素性をブライトに打ち上げましたね。さすがにジオン公国のお姫様だということは伏せていましたが、シャアを兄と言い、刺し違えてでも彼を止めると覚悟を決めた姿に、ブライトも複雑ながらも彼女の意思の強さに敬意を口にしていましたね。止めることが出来ないなら、せめてこの手で・・・かぁ。やっぱりセイラは、超お兄さんっ子だ。シャアからセイラへ渡された金塊も、ホワイトベースのクルーで分配してほしいと、ブライトに預けてしまいましたし、自分の中で覚悟というか、諦めがついたのかもしれませんね・・・。

以前ちょろっと登場したジオン軍の「試験中のモビルアーマー」って、このブラウ・ブロだったんですね。メガネをかけた女性兵士が出てきた時に、あぁ、彼女だぁ!!と思わず叫んでしまいました(笑)

<今回の名言>
「人の心を覗き過ぎるのは、己の身を滅ぼすことになる」(byギレン総帥)
空気読めないと人から冷たい目で見られ、心を覗きすぎると嫌われて・・・いやぁ、世渡りと言うのは、いつの時代でも、どこの組織でも非常に難しい物です。

「ララァ、戦場で調子に乗りすぎると、命取りになるぞ」(byシャア大佐)
百戦錬磨のシャアの言葉だと重みがありますね。戦場に限らず、人生調子に乗りすぎると痛い目に合うんですよね。

「戦いは危険を冒してはならぬ」(byシャア大佐)
この危険とは、博打打ちのようなニュアンスなのでしょうか?確かにシャアの戦い方って、乾坤一擲型ではないですが、かなり危険を冒してますよね。それでも必ず生きて帰ってくる辺りが、シャアの強さなんでしょうね。

「ニュータイプは万能ではない。戦争の生み出した人類の悲しい変種かもしれんのだ」(byシャア大佐)
あれだけ期待しているニュータイプについてのセリフ。しかもこんなことをニュータイプのララァに言うだなんて、ララァが可哀想ですよ。ホンとにこの人も女心というものが分からない人です。

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みみちゃん

こんにちは。
シャリア・ブルですね。

実は、技術士官のシムス中尉が好きだったんですよねぇ……オールドタイプの典型で、キャリアウーマンの典型で、脇役なのによくキャラができてるなあ、とw。

この回のシャアが言う「危険」とは、誰が死ぬか生きるかというリアルな問題ではなく、ニュータイプの方向性に対して言及したものだと思っています。

ニュータイプは、彼の持つ理想の姿であるべきだというエゴイズムですね。

ララァがアムロとの接触によって、彼の理想の姿からずれて行くのが、シャアにとって最大の危険。

連邦軍のニュータイプ部隊の最大戦力として、シャアの意図しない形でニュータイプの在り様を示しているアムロも、また危険。

そして、ニュータイプの力を持ちながら、思考や感性にオールドタイプが染みついているシャリア・ブルは、シャアにとっては不要な存在だったワケです。

このあたりで、おそらく「それは違うんじゃないの」というご意見もあるでしょう。

それが、俺が以前に書いた「ここからは個々の観客によって捉え方が異なってくる」と書いた点です。

ですから、観た人の感想が一様に一致していなくても、観た人が感じた内容をぶつけて話し合えることも、ガンダムの楽しみ方のひとつなんだろうと思います。

まだまだです、続きをお楽しみください!
by みみちゃん (2008-05-03 14:57) 

as

>みみちゃんさん、ようこそ!!なるほど、見る人によって感じ方も解釈の仕方も変わってくる、という理由が分かりました。もうちょっとしたら、私なりに感じるところをまとめてみようと思いますので、楽しみにしていてください(笑)
by as (2008-05-04 17:06) 

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