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第40話エルメスのララァ [1st ガンダムに挑戦!!]

おぉぅ、自分の息子をヒットラーの尻尾とは・・・

家族はバラバラになり、幸せの”し”の字も最近見ることが出来ないガンダム。今度は、ザビ家の家庭内権力争いの泥沼化が表面化し、どこもかしこもボロボロです。もうハッピーエンドは諦めました!!それでは、地獄へ向かって一直線の第40話のあらすじをどうぞ!!

 アムロとガンダムの連動性の問題を解決すべく、モスク・ハン博士考案の”マグネット・コーティング”を試験導入することを決定し、地球連邦軍は、新たなる戦略「星一号作戦」に向け準備を着々と進めるのであった。その一方、苦戦を強いられていたジオン軍では、ララァが乗るモビルアーマー”エルメス”のずば抜けた戦闘力の高さに、ニュータイプとの力の差を感じた味方兵士が恐怖心を持つ程となっていた。

今回の主役は、デギン・ザビとギレン・ザビの親子でしょう。あの二人のやり取りに、ゾッとするものを感じましたよ(涙)ジオン公国の公王でありながらも、既に傀儡となっている自分の非力さを感じつつ、自分を完全に無視してことを進める実質上の最高責任者である息子に面と向かって「ヒットラーの尻尾」呼ばわりですからね
思想もかなり過激で選民思想の持ち主。今まで登場してきた悪役の皆さんを、ギレンと同じ”悪役カテゴリー”に入れるのが申し訳ないくらいの”真性悪役”ですね、彼キシリアも、作戦指示を聞いただけで、ギレンがゴリ押ししたものと見破るということは、この家族末期状態ですよ(涙)デギンパパ、気をつけて!!変な行動を起こすと、悪の子ギレンに殺されちゃうわよ!!

そして、ララァは今回も大活躍。なんと一人で戦艦を4隻も落とし、遂にキシリア様にも認めてもらえるようになりました。それに比べ、なんとララァの初陣時にエルメスの護衛についたリックドムの2機が、あろうことがそのエルメスを盾にするという軍規違反をやってくれました。ララァが苦戦を強いられている時に、ゲルググに乗ったシャアが駆けつけたので事なきを得ましたが、ちょっと何やってんのよ、あんた達!!(怒帰艦後シャアに向かって、軍法会議覚悟の行動です、なんて開き直ってましたが、私なら言い訳無用で、即刻牢屋にブチ込みますよ!!
キシリア様の配下なら、根性見せろや、根性!!

ホワイトベースの中でも、ニュータイプの話題が出ましたね。このことから、ニュータイプはジオンだけのことではなく、連邦軍でも認識されているようですね。

<今回の名言>
「貴公、知っておるか。アドルフ・ヒットラーを。(中略)世界を読みきれなかった男だ。貴公はそのヒットラーの尻尾だな」 (byデギン・ザビ)
自分の息子をヒットラーの尻尾と呼ぶとは、スゴイ親父さんです。うぅ、怖いよ(涙)

「ヒットラーの尻尾の戦いぶり、ご覧ください」(byギレン総帥)
父親の苦言をものともせず、不適に答えるギレンのセリフ。もう完全に彼の中のデギンは、自分の操り人形としてしか存在意義がありませんね。最初から切れ者のオーラをビンビン出してましたが、ガンダム最高の悪役の座を駆けて、キシリア様と一騎打ちですね。

「だから人の本音というのは、聞きたくありませんね」(アムロ)
モスク博士に、データを持ち帰ってくれよ、と言われて、茶目っ気たっぷりに答えるアムロ。ちょっと成長したかな。

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コメント 4

みみちゃん

こんにちは。
ザビ家、

完  全  崩  壊

ですねw。

もっとも、この回までの流れで、デギン公王の理想と、ギレンの野望の食い違いが、ハッキリ見えたような気がします。

デギンは、この戦争に勝つことの意味に疑問を持っているように見えます。
ジオン・ダイクンの理想を貫くために公王制を実施しただけだったかもしれませんし、野望はあったものの、ガルマ・ドズルの死で心が折れたのかもしれません。

一方で、ギレンにとっては、デギンの導入した公王制は、彼の野望を成すためのひとつの材料に過ぎなかったのでしょう。
彼の戦術面ではそこそこ見るべきものがあるものの、野望に関しては徹頭徹尾一貫したものがあるようです。

キシリアはギレンに対する猜疑心を持っているようです。
彼女の野心はわかりませんが、ギレンに対して従属する意思はないようですね。

それもこれも、追い込まれているからこそのドタバタです。

話はいよいよ大詰めです!
たっぷりとお楽しみください!
by みみちゃん (2008-05-05 02:59) 

防人

この様なアニメの物語は、勧善懲悪で、主人公-善人VS悪人の設定ではありますが、ジオン公国のデギン・ザビ公王は、必ずしも悪人とは言い難いようです。

まあ、設定で、悪人顔に仕立てられていますが・・・・f(^^;

ところで、最後の方、asさん・・・・こわ~い・・・・・f(^^;)☆\(ーー)
by 防人 (2008-05-05 10:47) 

as

>みみちゃんさん、ようこそ!!こんな家族、かなり嫌ですが、あの過程の中で溺愛されて育ったガルマが、唯一まともに育ったのが奇跡にみえてきますよ(笑)デギン公王も、未だにガルマの写真を身近なところにおいてあるほど。ガルマの写真がギレンの声で喋ったときは、目の錯覚かと思いましたよ!!

デギン公王のセリフからも、彼はジオン・ダイクンの理想を叶える為の術として公王制を敷いたようですし、完全な悪とは言いがたいですよね。となると、ジオン・ダイクンを殺したのがデギンというのも、ちょっと怪しくなってきますよね。まさか、その頃からデギン公は、ギレンに良いように利用されてたとか!?謎が謎を呼ぶザビ家です。
by as (2008-05-05 17:09) 

as

>防人さん、ようこそ!!これまで、悪の頭だと思っていたデギン公よりも、本当に悪い奴は、ギレンだと分かり、ザビ家の歴史にもちょっと興味がわいてきましたね。デギン公もかつては優秀な政治家だったはず。そんなデギン公が政治から遠のいてしまった理由とか、きっとあるんだと思うんですよ。例えば、奥様を亡くしたとか。悪党面のデギン公王ですが、なんだかかわいそうな人に見えてきます・・・。

最後のほうは、ちょっとキシリア様の部下の不甲斐なさにちょっと我を忘れてしまいました。キシリア様ファンなので、ついつい(苦笑)おほほ。
by as (2008-05-05 17:16) 

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