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第37話テキサスの攻防 [1st ガンダムに挑戦!!]

アムロとララァがテレパシーで交信してるよ・・・

陶磁器オタクの真髄を見せたマ・クベの最期に、贈られる側のキシリアが本当に陶磁器が好きなのか、ふと疑問に思ってしまったガンダム第37話。ララァとアムロがテレパシーで交信してたり、ますます物語が分からなくなってきて、私の頭は迷走気味。正直、私自身が最後まで生き残ることが出来るか、危なくなってきました(笑)それでは第37話のあらすじを簡単にご紹介。

 自分専用のモビルスーツ”ギャン”を開発させたマ・クベは、ガンダムを叩くために、放棄された宇宙コロニー”テキサスコロニー”へと誘い込む。偶然にも実験の為にララァをつれてテキサスコロニーを訪れていたシャアは、試作型モビルスーツ”ゲルググ”のテストと、ララァへの勉強の為に参戦。その最中に、アムロとララァはお互いの存在を感じ取るのです

あぁ、リアルな悪役にしてキシリアの配下、マ・クベ大佐がやられてしまいました(涙)印象深い最期を飾るジオン軍兵士が多い中、彼の最期はこれまでにないタイプの衝撃的なものでした。だって、だって、「キシリア様にあの壷を届けてくれよ、あれは良いものだ」なんですもの(爆)敬愛するキシリアに自分の代わりに傍に置いて欲しかったのか、一級品を戦場で壊すのが忍びなかったのかは分かりませんが、強烈な最期にマ・クベの陶磁器マニアの生き様にただならぬ物を感じますね(今考えると、彼はオタクの先駆け??)。

そんなスゴイ最期を遂げたマ・クベでしたが、自らのモビルスーツ”ギャン”を操縦し、ガンダムと一騎打ちに打って出ましたね。西洋の甲冑をモチーフにしたデザインのギャンは、レイピアスタイルの剣に丸型の盾を持ったスマートなMS。攻撃方法は、フェンシングですね。初登場以来、あの顔色の悪さと、何故かお洒落な軍服に身を包んでいた彼はどうみても根っからの文官タイプだったので、実戦に出たということにビックリです。トラップを駆使した戦い方は、ガンダムを相手にかなり健闘したといえるでしょう。それにしても、ジオン軍って一定階級以上になると、服装規定がゆるくなるんでしょうかねぇ?シャアしかり、マ・クベにキシリア・・・。

また、最近ジオン軍のメカデザインに危機的なものを感じていた私にとって、ギャンを見た時は、なんだかホッとしてしまいました(苦笑)その後登場した、シャアの”ゲルググ”も”ザク”同様格好良く、どうやら”ジオン軍メカデザインクライシス”は無事過ぎ去ったようです。万歳。

そして問題児、ララァです。シャアとの会話から、なんと彼女はモビルスーツに乗り込むパイロットであり、”赤い彗星”と呼ばれるシャアすらをも超える素質を持っているとか。シャアも彼女の才能に惚れこんでいるようですし、ビックリです!!可愛らしいワンピース姿の少女が、まさかパイロット要員だったとは・・・。しかも超能力と思しきパワーの持ち主で、アムロと交信してましたね。以前、マチルダさんがアムロのことを”エスパー”と呼んでいたことを思い出します。しかしながら、精神構造的にはシャアと同じ路線ではないようで(良かった!!)、苦戦するマ・クベに手を貸さないシャアを見て、困惑の表情を浮かべていましたね。

さてさて、このララァ、これからどう活躍してくるのか。皆さんから頂くコメントからも、相当重要なキャラクターのようなので、期待感大ですよ!!しかし、今回のアムロの追撃は完全に深追いですよね。テキサスに単機で乗り込むだなんて、本当に困った子です。

<今回の名言>
「アムロって怖いくらい逞しくなったのね」(byフラウ)
ほんと、その通り。最近のアムロの強さは神がかっているというよりも、既に悪魔的な感じすらしますね。仇、と呼ばれてショックを受けていた頃とは、完全に別人です。

「戦いをまともにやろうとするから、こういう目にあうんだよ、ガンダム」(byマ・クベ大佐)
トラップ大好き、正攻法なんて言葉はマ・クベの辞書にありませんね、きっと。やるかやられるか。しかしながら、圧倒的な力の差の前に儚くも散ってしまいました・・・。

「私はモビルスーツに乗っても必ず帰ってくる主義だ。死にたくない一心でな」(byシャア大佐)
確かにシャアがノーマルスーツを着ている姿が思い出せないです!!もしかして劇中、一度も着てないのかしら、彼は?しかし、なんとしてでも生きて帰るというその心意気、流石です[ぴかぴか(新しい)]

「ウラガン、あの壷をキシリア様に届けてくれよ。あれは、良い物だ!!」(byマ・クベ)
マ・クベ最期のセリフ。とにかく、強烈なインパクトがあったので、思わず選んでしまいました(苦笑)副官のウラガンも、ちょっと迷惑ですよね。

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トールバズ

さて、一口メモ・・・

マ・クベがキシリアに届けようとした壷は、骨董品で北宋の物とされているが後に
贋作であることがわかる。

ララァは、(アムロやシャアもだけど)エスパーというより
戦闘中における感や、閃き。モビルスーツ、アーマーの操縦に長ける
戦闘要員育成機関、フラナガン機関の出で(最優秀と言われる)
これらの人間たちは、宇宙進出期に、概存の地球人には無い特殊な能力を持った
(いわゆるコロニーや宇宙空間で人間が生活してゆくうちに出てきた
地球人とは、旧人類とは違った能力を持った)人間
「ニュータイプ」と言われる人物です。

次作「Zガンダム」では宇宙人類における自然発生したニュータイプを
軍事機関が、戦闘能力において特化させた子供たち
「強化人間」が物語の、核となります

アムロが悪魔的と、発言にはちょっとびっくり
一年戦争後期、アムロ・レイはシャアと比較され
シャアが「ジオン軍の赤い彗星」に対し、アムロは
「連邦(軍)の白い悪魔(流星とも呼ばれる)」と異名が付いてます


ちなみにマ・クベのネーミングは、ペダンチックな趣味と
陰謀策謀奸術の多いキャラということでシェークスピアの
「マクベス」からとったそうです(他にも他説あり)

以上。ガンダムあるあるネタということで(笑)
by トールバズ (2008-05-01 15:08) 

みみちゃん

こんにちは。

トールバズさん、書いている内容はあっていますが、これから先を予備知識なしにお楽しみになるasさんに対して、完全にネタバレになっちゃってますよ;;;!!!

この回は、ガンダムの中では徹底的にワルだったマ・クベが壮絶な最期を遂げる話でしたが、それゆえにガンダムっぽくない話だなあ……という気がしています。
こういう人間がしぶとく生き残るのが、ある意味ギトギトしたシナリオにあっているような気がするので。
このタイミングでのマ・クベの出陣は、アムロとシャアとララァの関係をハッキリさせるために、急遽しゃしゃり出てきたような存在でしたね。

もっとも、この頃は元来52話のハズだったガンダムの43話での打ち切りが決まり、当初のストーリーに大きな変更が加えられた時期です。そういう意味からすると、asさんのご理解が困難になってくるのもわかる気がします。

脇道にそれますが、俺は個人的には、ウラガンほど立ち回りがうまかった副官はいなかったんじゃないかと……あのマ・クベの下で、手足の役回りをやっていた人物ですから;;;。
by みみちゃん (2008-05-02 01:41) 

as

>トールバズさん、ようこそ!!この「ニュータイプ」の物語は、Zへと引き継がれるんですね。次のストーリーを見て、ようやくニュータイプという概念が分かり、これまで謎だった部分が大分見えてきました。

さて、マ・クベですが、あのMacbethから来ていたのはちょっとビックリしました。マ・クベがMacbethなら、彼を唆し野望を抱かせた悪妻は、キシリア様になるんでしょうかね(笑)まぁ、Macbeth夫人と違うところは、キシリア様が罪の意識に苛まれて、精神病にかかるほど軟弱じゃあないことろでしょうか。ガンダムとShakespeare。意外な繫がりだなぁ。
by as (2008-05-02 14:22) 

as

>みみちゃんさん、ようこそ!!ガンダムを知っている人が書いてくれるコメントって、知っている分だけついついネタバレを含んでしまうのは仕方ないことなんですよね(苦笑)お気遣いいただき、ありがとうございます。でも、その分「ニュータイプ」という言葉が、これからどんな風に登場するのか、ララァという少女の存在理由とか、物語の核心部分に注目することが出来るので、実はとても助かっていたりするんですよ♪

ウラガン副官、マ・クベの下に付いたのが幸か不幸かは分かりませんが(笑)、あそこでマ・クベにしごかれたら、誰の元にいっても生きていけそうですよね。
by as (2008-05-02 14:32) 

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