第33話コンスコン強襲

懐かしい人との再会、そして物語は急展開!?

第1話で宇宙へと放り出されたアムロパパと、ミライさんのかつての婚約者カムランが登場し、人間関係と物語が更に複雑化していくガンダム第33話。女なら誰でもミライさんに深く共感してしまうこと間違いなしのストーリーのあらすじを簡単にご紹介します。

　戦艦”ホワイトベース”の修復の為に立ち寄った宇宙コロニー”サイド6”。そこで彼らを迎えたのは、ミライのかつての婚約者カムランだった。中立国である”サイド6”での修復は拒否されるものの、カムランの口利きで、サイド6の勢力圏外にあるドックで修理することに。ところがそのドックに向かう途中、ホワイトベースはコンスコン部隊による攻撃を受けるのです。

アムロパパの再登場もビックリですが、なんとミライさんの（元）婚約者・カムランの登場です!!ガルマ張りのお坊ちゃま軍人かと思ったら、意外や意外、インテリ系の優男民間人ではないですか～。今でもミライさんのことをスッゴイ愛していて、彼女の為なら何でもします!!って感じですね。

スレッガー中尉もオマケにいれたら、ミライさんを巡っての”恋の四角関係”ですよ!!

と、まぁ、文面だけで見るといかにもモテモテなミライさんですが、貴女ダメ男だけを寄せ付ける特異なフェロモンでも出してるんじゃないの!?と心配になるくらいダメ男ばかりに好意を寄せられていますね、ミライさん・・・深く同情（涙）一途で繊細そのもののカムランの献身的な愛はご立派ですが、あれでは世の女性の9割は確実に引きます（残りの1割の受けは最高ですよ、きっと）。案の定、ミライさんもその9割でしたね。私も背筋がゾッとするほどダメなタイプです、カムラン。理由は長くなるので省略しますが、要するに”頼りなさすぎ＆重すぎ”ですね。スレッガーが、ミライにしつこく迫るカムランの額にコツンとやった時は、よくやった!!と思ってしまいましたよ。

そして、いかにも嫌らしい敵コンスコン登場です。なんと、シャアに向かって上司をコロコロ替えることを非難してましたよ、この人。昔から主君を替えることは恥じとする考え方もありますが、シャアのようなタイプがそんなこと拘るわけないじゃないですか。いかにも、旧式の思考回路の持ち主です。ですが、そんな彼がこれまで誰も口に出来なかったガンダム最大の謎に触れていました!!それは、なんでシャアは人前でマスクを外さないのか、ということ!!軍という特殊な世界なら、マスク着用なんて当然認められるはずがないのに、シャアはOKなんですよ!!一体なぜ!?

それにしても、最近のアムロの戦いは、戦場の勘も冴えて、なんだか神がかってますね～。オデッサ作戦あたりからパイロットとしてメキメキ成長して、最近では”スカート付き”ことラブリー・リックドムに囲まれても、安心してその戦いぶりを見れるくらい。やっぱりマチルダさんやウッディ大尉の死の影響でしょうかね。うかうかしていると、シャアも危ないですよ!!

そんなアムロのお父さん、テム。初回で宇宙に投げ出されてしまったことによる酸素欠乏症を患っていました。民間人の命よりも連邦軍の秘密兵器（ガンダム）を優先するような怜悧さを持った科学者だったのに、今ではその精彩さも完全に失っています。アムロかなりショックですよねぇ、軍人であることを決め、母との惜別を乗り越えたのに、今度はお父さんがこんなことに・・・。戦争が終わった後に、また家族三人で一緒に生活する日はくるのでしょうか。

＜今回の名言＞
「なんせミライ少尉は、ホワイトベースのお袋さんなんだからな」　(byスレッガー中尉）
ほんとにミライさんがいなかったら、ホワイトベース回りません。戦艦の指揮を執ることが出来るのはブライトですが、彼を上手く操ることが出来るホワイトベースの影の支配者は間違いなく彼女ですね（苦笑）

「若者をいじめないで頂きたい。お手並みは拝見させていただく」　(byシャア大佐）
良いですね、このセリフ。私好きです。シャアも、コンスコンではホワイトベースもガンダムも叩けないことはお見通しでしょうし、彼の見たかったお手並みと言うのは、コンスコンを相手にするホワイトベースとガンダムのことを言っていたのかもしれませんね。

「それでは私は、ホワイトベースは捨てられないわ」　(byミライ）
このセリフは、ミライさんとカムランの会話のもの。何でもかんでも父親頼りのカムランにはうんざりですね。私が思うに、ミライさんってとても優しいタイプだから、同じタイプのカムランじゃダメなんです。逆に、ちょっと強引で暴走しがちで心配ばかりかけるタイプの方に惹かれるだろうし、そういう人の方が彼女にも良いんですよね・・・って、いかにもそんなタイプがいましたね、金髪の人が。

コメント 2

こんにちは。
ちょっと今回は、ウカツなことは書けません；；；。劇場版とごっちゃになってて、33話と34話の区切りを忘れてしまっているんです；；；。だから、展開はわかるんですが、ヘタなことを書くと、34話の内容に切り込んでしまいそうで；；；。

ちなみにTV版のカムラン・ブルームの声は、マ・クベ大佐と同じ、塩沢兼人さんだったと思います（故人）。
by みみちゃん (2008-04-26 23:41) 

＞みみちゃんさん、ようこそ!!34話みましたよ、早速レビューを書いたので、ネタバレ心配なしで、熱い思いを語って語ってください。

私も気がつきました、マ･クベとカムランの声が同じだということ。でも、同じ人でも、こんなに感じを変えて演技が出来るだなんて、さすがですね。
by as (2008-04-27 13:00)