「初パリ！旅行記」－建物自体も芸術作品・オルセー美術館

オルセー美術館自体が、アールヌーヴォーの傑作!!

先日の印象派に続き、オルセー美術館2回目です。前回もご紹介したように、このオルセー美術館は、1900年のパリ万博にあわせ、オルレアン鉄道の最終駅「オルセー駅」として建設されました。当時は19世紀末は、まさに「アール・ヌーヴォー」ブーム真っ只中。植物をモチーフとし、女性的な曲線を多用したスタイルは、今でもファンが多いです。そんな時代に作られたオルセー美術館もアール・ヌーヴォースタイルです。

　館内

　大時計

また天井には、美しい彫刻が施されています。

　

そんなアール・ヌーヴォーを代表する美術館の中には、当時の家具を集めた展示ブースがあり、当時流行していたスタイルを見ることが出来ます。

　ベッド

　ガラスの衝立

また、館内には建物を彩るように数々の彫刻や絵画が飾られていて、かつてこの建物が駅舎だったことが想像できないくらい、文化と芸術の香りに満ちています。

　ナポレオン１世

　美しい女神達

　

　美しい絵画

2回に渡ってお伝えしてきたオルセー美術館、いかがでしたでしょうか？ルーブル美術館とはまた一味違った雰囲気とコレクションで、こちらも見逃すことが出来ません。また、ルーブル美術館に比べると規模も遥かに小さいので、半日もあれば十分見て回れます。印象派の殿堂、芸術が大好きな人もそうでない人も、教科書で一度は見たことがある作品を見に、ぜひ行ってみてください。おススメです!!

コメント 2

一枚目の写真のポジションに来た時って、なんか、シャンゼリゼ通り初めて通ったときと同じような感動を覚えますよね（笑）わたしはオルセー入って、丸1日出てきませんでした（笑）だって、美術史で勉強してた名画が目の前にあるんだもん。原画の迫力と情報量はやっぱり複製には太刀打ちできませんよね。
by Nanake (2007-06-25 23:49) 

＞Nanakeさん、ようこそ！私もオルセーのこの場所に来たときは、大感動でした。Nanakeさんが、丸一日出てこなかった理由、良く分かります。原画の素晴らしさは、複製では絶対に表現できませんからね。だからこそ、美術館巡りがやめられないんです!!（笑）
by as (2007-06-27 17:16)