横浜の風を感じて-ホテルニューグランド発祥のグルメ

シーフードドリアとヨコハマ、バンブーに大満足♪

昨年仕事に行き詰って息抜きで横浜のクラシックホテル「ホテルニューグランド」に宿泊しました。横浜という港町を象徴するホテルであり、中華街の近くという横浜の一等地にあり、いつでも異国情緒を感じさせてくれる素敵なホテルです。

山下公園を挟んで目の前が海です

長い歴史を誇るホテルニューグランドは、ホテル発祥の名物グルメが3つあります。シーフードドリア、ナポリタン、プリン・ア・ラモードです。特にシーフードドリアは初代料理長さんが考案したお料理で一番古いです。今までこちらのカフェは散々利用させていただいてきたものの、実はどれも食べたことがないので、記念にシーフードドリアを食べてきました。

見た目よりアッサリしたお味です

結構濃厚な生クリーム系のこってり味を予想していたのですが、具沢山の優しい味で感動しました。公式サイトに書かれている説明によると、体調不良のお客さんの要望に応えて作られた一皿ということで、元祖シーフードドリアは胃に優しい食べやすい味付けになっています。普通「ドリア」というと結構濃厚な味付けですが、こちらはチーズとクリームが主張しすぎない絶妙な味付けで、結構スルスル食べれますね。ちょっとドリアのイメージ変わります。

ホテルニューグランドというと、バー「シーガーディアン」も有名で、サザンオールスターズの歌の歌詞に出てきたりするので、結構ご存じの方も多いのではないでしょうか？神奈川県民にとっては、大人のデートスポットってイメージですかね。こちらもサヴォイのカクテルブックに掲載されている有名なカクテル「ヨコハマ」や、シェリーベースのキリっとドライな「バンブー」等、シーガーディアン発祥のカクテルがあります。流石にこちらは横浜でも1、2を争う人気のバーで、かつそんなに広くないのでふらりと行くと満席の可能性があるので、事前に予約をするのがお勧めです。幸いにも私がふらりと行った時はカウンター席に1席だけ空きがあり、ラッキーなことに入店できました。ベスポジ確保です（笑）

記念にコースターをくれます！日本のバーの歴史を彩る名店です

私はジンが大好きで、晩酌もジンベースのカクテルを愛飲している位なので、当然目当ては「ヨコハマ」です。グレナデンシロップ（ザクロ）によって赤いカクテルになるのですが、それが横浜の海に沈む夕日を演出しているそうです。ジン以外にもウォッカが入るので、ジン特有のボタニカル感は薄まり、ザクロの味が程よく飲みやすいお味ですが、ザクロの味で好みが分かれそうです。そして「バンブー」ドライシェリーにドライベルモットですよ。お部屋にあったリーフレットには「竹を割ったような切れ味鋭いドライなカクテル」ということで、説明通り、最高にキリっとしたドライなお味で私好みでした。なお、シーガーディアンⅡのジンはすべて「ゴードン」で統一されており、他のジンは置いていません。ボンベイサファイアもタンカレーもありません。それに関してバーテンダーさんにお聞きすると、「シーガーディアンのジンはゴードンと決まっているんですよ。私にその歴史を変える勇気はありません」と「シーガーディアンの味を変えた男」として歴史に名前を残すことは出来ないとユーモアたっぷりに答えていただき、カウンター席のお客さん全員で笑いました。ですのでジン愛好家の皆様、シーガーディアンのジンはゴードンと覚えましょう！

美味しいお酒を頂いて部屋に戻ると、素敵な横浜の夜景が待ってました。

みなとみらいの夜景が見えるお部屋でした

朝この景色を見たら、横浜だなぁって感じますね。

いつも勢いでホテルを予約するので、記憶にないのですが私が宿泊したお部屋は特別フロアだったようで、ラウンジがあったり、エレベーターにカギを刺さないとエレベーターが止まらないフロアでした。廊下やお部屋の絨毯が海の青色で港町感を感じさせます。

PCから離れて頭をリセットすると元気百倍。美味しいお食事とお酒でリフレッシュされて、絶好調で翌日から仕事復帰です（笑）ちなみに「バンブー」のベルモットはノイリーのドライベルモット。ということは、カクテルの王様マティーニは、ノイリーとゴードンで作るとシーガーディアン流ということになりますね！もちろん、ノイリーのドライベルモットは家に常備してあるので、帰り道に酒屋でゴードン買ってその後はしばらくシーガーディアンを気取って宅飲みしてたのは言うまでもありません（笑）

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• 出版社/メーカー: バカルディジャパン
• メディア: 食品&飲料