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白でもロゼでもない、オレンジワインに初挑戦 [おいしいもの]

好みが分かれそうだけど、試してみる価値あり!

山梨にドライブに行くと、必ず酒屋さんで地元甲州ワインをお土産で買うことにしています。やはり現地のお店だけあり、品揃えが豊富で選ぶ楽しみがあります。今回は下の写真3本を選んでみました。中でも注目なのは、真ん中の「オレンジワイン」ではないでしょうか。酒屋さん曰く、ちょっとしたオレンジワインブーム到来中らしいですよ。

甲州ワイン (1).jpg
甲州と言えば、マスカット・ベーリーAでしょ!

左のマルス山梨ワイナリーの「穂坂マスカット・ベーリーA」は、お店に並んでいると必ず1本買ってきます。鮮やかな赤色のベリー系を感じさせる華やかさとまろやかな甘み、フレッシュさが抑えられているのでジュースの延長ではなく、しっかりとしたワインの風味を味わうことが出来てお気に入りです。マスカット・ベーリーAはフルーティで華やかなのが特徴ですが、ちょっと深みが足りない為、物足りない感を感じてしまうことがあるのですが、こちらはそんなマイナスポイントが表に出てこない様に丸い味わいに仕上がっています。甘口&飲みやすいまろやかな赤ワインでは、打ってつけの一本です。私は日頃こういったボディが軽いワインは選ばないので、たまに飲むと「こういうワインも美味しいな」と感じます。

そして今回のお土産ワインの大本命「甲州オランジュ・グリ」。オレンジワインです。白ワインに使う葡萄を赤ワインを作る工程と同じ工程で作る為、皮や種が一緒に樽に入ることで、白ワインのスッキリ感に赤ワインの渋みや深みが加わった独自の味を楽しむのがオレンジワインだそうです。白ワインで本来捨てちゃう部分(皮や種)を一緒に入れるので破棄が少なく、エコという側面も昨今の人気に理由らしいです。人々は環境問題を考えながらワインを飲んでいるらしい・・・なんて高尚な(苦笑)。

今回オレンジワイン初挑戦だったのですが、一口飲んでみてビックリ!一見ロゼワインの様なイメージで口にしたら全然違いました。正に白ワインのスッキリ風味に(良い意味で)雑味を入れ込んだ味。赤でも白でもロゼでもない、全く別物のワインに仕上がっているではないですか!ただし、赤ワイン信者には中途半端な味で受け入れ難いかもしれません。また白ワイン愛好家には白ワインの良さのスッキリクリア感が無くなり、今イチかも・・・。白と赤の中間でもなく、本当に足して割った感じなのでそれが好きか嫌いかで評価が分かれるワインですね。私は赤ワインが持つ渋みや雑味、タンニンの味が好きなので白ワインのスッキリ感にそれらを加えたオレンジワインはありです。ちょっと表現として適切か微妙ですが、少し赤ワインを飲み残してしまったワイングラスでそのまま白ワインを入れちゃったときの様な味に近いですね~。赤や白に加えると個性も強くないので、料理もなんでも合う万能選手だと思います。私としてはありです。

魅力的な山梨ワイン、長野のワイン同様近年ドンドン品質が向上し、美味しいワインが沢山作られています。海外のお値打ちワインや美味しいワインを楽しむのも良いですが、国産ワインを楽しむのも乙なもんではないでしょうか?(笑)

シャトー・マルス 甲州 オランジュ・グリ 2018年 750m

シャトー・マルス 甲州 オランジュ・グリ 2018年 750m

  • 出版社/メーカー: シチャトーマルス
  • メディア:

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