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阿波国一之宮「大麻比古神社」に参詣します [渦潮を見て淡路島に行ってみよう_2019]

野生の猿に遭遇した衝撃が未だ忘れられず

鳴門の渦潮のリベンジを果たし満足した後、道すがら今夜の宿にスーツケースを下ろして身軽になって徳島市内の観光に繰り出しました。まずはやっぱり神社仏閣好きとしては阿波国の一之宮「大麻比古神社」に参拝です。この日は朝からずっと雨で、神社に到着した時も雨。ですが、神社の境内にある駐車場に止めることが出来ました!ラッキー!これも日頃の行いか~♪

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駐車場の誘導が素晴らしかった!

こちらの神社も広い敷地に摂社や地元にゆかりの物があるという情報だったので晴れた中で参詣したかったです。ちょうど手水舎で手と口を清めていると雨も小降りになってきました。おぉ!

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立派な楠が御神木です

こちらの神社も楠が御神木として神社のど真ん中に植えられています。御神木も立派ですが、神社が山の中にあるせいかどこまでも木々に囲まれて自然豊かな神社です。

大麻比古神社 (3).JPG
凄い立派な楠です!

大麻比古神社 (4).JPG
樹齢1000年だそうです!

大麻比古神社 (5).JPG
ここで猿が前を横切る衝撃のシーンが!

樹齢千年を超える御神木を有難く見た後にそのまま拝殿に向かいます。その時私の目の前を野生の猿が2匹横切ったのです!猿ですよ、猿!確かに境内には至るところに野生の猿注意の看板がありましたが、まさか本当に野生の猿が境内を歩いているだなんて全く想像していなかったのでびっくりしました。人生で初めて野生の猿を観ましたが、動物園で見るような人慣れした猿ではなく野生の猿は恐怖を感じさせます。よく農作物の被害のニュースを見聞きしますが、確かに身体能力が高い猿を相手に農作物を守るのは大変なことだと思います。猿にビックリしつつも奥にある拝殿に向かいます。猿遭遇のショックで頭がクラクラします。

大麻比古神社 (7).JPG
拝殿で今回の旅行の安全を祈願します

その後本殿をぐるっと回る感じで摂社を参拝していくと、この大麻比古神社の奥宮の遥拝所があります。大麻比古神社では二柱が祀られていて、まずは地元の祖先に繋がる大麻比古大神です。そしてもう一柱は猿田彦大神です。旅の守り神として有名な猿田彦大神ですが、どうやら徳島では厄除けと交通安全の神様として信仰されているようです。神様も場所によって少しずつ御利益とご加護が変わっていくのが面白いですよね。

大麻比古神社 (9).JPG
奥宮遥拝所

そしてこの神社には徳島の人達とドイツの戦争捕虜の人達が、立場を越えて人道的な交流をしていた歴史の名残を見ることが出来ます。一応ドイツ系の会社に勤めているのでドイツ人とは毎日顔を合わせているのですが、日本とドイツの交流の歴史を知ることは決して無駄にはならないと思い、拝殿から少し足を伸ばしてこちらまで来ることにしました。

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奥に見える二重橋が「眼鏡(めがね)橋」です

大麻比古神社 (10).JPG
ドイツ橋

当時最先端の土木技術を持っていたドイツ人捕虜の人達に寄って作られた橋は70年以上経った今でも当時の姿をそのまま残しています。当時のドイツは技術先進国だったのできっとドイツ人から教えてもらった技術は当時の徳島の人達にとっては最先端の技術で学ぶことが多かったと思います。こうやって先人達の交流を軌跡を知るのも旅の醍醐味の一つですね。

参拝の帰りに社務所で御朱印を頂きます。これもまだ平成の御朱印です。御朱印をお願いしてすぐに書いてもらえました。

大麻比古神社 (11).JPG
初四国の御朱印ですね

前日に行った淡路島の「伊弉諾神宮」も地元の人の初詣で賑わっていましたが、こちらは生憎の天気でしたが子供連れなどもいてそれなりに賑わっていました。神社の荘厳な雰囲気も良かったのですが、何よりも野生の猿に遭遇したことが余りにも衝撃的過ぎて全てが飛んでしまいましたが、それも含めて色々な経験をさせて頂きました。さて、次はどこに行こうかるるぶを片手に悩みたいと思います!

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