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独学一発合格!貿易実務検定B級を12月受験 [目指せ合格!資格の勉強]

基礎がしっかりしてれば貿易未経験でも合格出来ます!

先日10月に貿易実務検定C級を受験し、無事合格したというエントリーをblogにアップしました(詳細はコチラ)。そして当初の目標通り12月にB級を連続受験し、自己採点では無事に合格しました。B級はC級にあった貿易実務(150点)、貿易英語(100点)に加えて貿易マーケティング(50点)が加わり、合計300点満点で合格は210点と規定されています。今回の自己採点では、貿易実務111点、貿易英語89点、貿易マーケティング40点で合計240点で無事合格出来ているはずです。正式発表は12月20日(金)なので、マークシートを間違って記入していない限り多分合格出来ているはず。

貿易実務検定B級 (1).JPG
試験当日の自己採点結果では合格しているはず

貿易実務検定B級を受験することになった経緯は、夏に業務で必要という話が持ち上がり、急いでC級から勉強を始め10月にC級を受験し、そのままB級を受験しました。B級自体がC級の問題を深堀したものなのでC級の知識がしっかり残っている内にB級を受けるのが良いというネット上のアドバイスを受け、連続受験をすることにしました。実はC級を受ける前にこの検定自体が不要となるトラブルがあったのですが、貿易の勉強が面白かったことと最初に決めた目標は達成するべきという判断から勉強の継続を決めました。初志貫徹です。そして受験すると決めた後に各項目のターゲットを決めます。今回は合格が目標なので210点を越えることをターゲットとし、貿易実務110点、貿易英語80点、何が出てくるか予想が出来ないとされる貿易マーケティングを25点として、合計215点で合格ラインの210点突破を狙いました。

12月1日(日)の受験日でしたが、今回も11月にまさかの組織変更等業務が忙しくなり前回同様隙間時間の勉強がメインでした。毎回資格試験の前に業務が荒れるのは勘弁してほしいです。メンタルに来るので・・・。C級の時は来年の予算の概算を会社に申請する時期で色々な部署との調整に奔走し、そして11月は長期出張はなかったのですが、来年の会社の方針に合わせてその申請内容を修正するという、これまた大変な時期でした。B級はC級と違って勉強時間を確保したいと思いながらも今回も通勤や寝る前の時間を使って隙間時間主体の勉強スタイルとなりました。今回B級受験で使用した参考書は下の物になります。

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貿易実務ハンドブックは必須

貿易実務ハンドブック アドバンスト版 第5版  「貿易実務検定(R)」A級・B級オフィシャルテキスト 前回のC級同様過去問は必須です。そしてC級受験時に使った「貿易実務ハンドブック・ベーシック版」に加えて「貿易実務ハンドブック・アドバンス版」を追加しました。このアドバンス版はA級の分もカバーしているので、かなりハイレベルな内容になっています。実際に勉強してみて、ベーシック版とアドバンス版を半分ずつ使って勉強した印象です(今回も公式テキストは不要と判断し購入しませんでした)。特に貿易実務に出てくる書類の穴埋めには、ベーシック版でしっかり勉強する必要があります。

今回の勉強方法はC級受験時に基礎をしっかりと固めたことにかなり助けられました。やはり資格試験をはじめ勉強はなんでも基礎が分からないと応用編には対応できません。合格を目指すにあたり、まずはC級終了後にB級の過去問を取り寄せ、すぐに過去問を解き始めました。そしてB級の出題傾向と対策を講じ、それに合わせて「貿易実務ハンドブック」の2冊から必要な個所をノートに書きだすという前回と同じ戦略でした。基本的にC級と同じノートにまとめる戦法です。テキストの内容を自分の頭の中でまとめながらノートに書きだすと、しっかり重要ポイントが整理されて理解が進みます。貿易実務とマーケティングはこの方法で進め、英語は出題傾向を最初に把握した後に対策を立てて、それ以降は受験日1週間前から過去問を毎日1回分を解き始めるまでタッチしませんでした。英語はC級と比べると文脈で判断できるものが増えるので、専門性が低くなると同時に文章量が一気に増えるので時間との戦いになります。ある程度速読が出来ればそれなりの点数は取れると思いますが、英語が苦手な人にとっては確実に壁となって立ちはだかります。貿易実務検定B級を受験する人は、まずは自分の英語力で何点位コンスタントに取れるかを事前に確認し、英語にかける勉強の時間量を決めるのが大切だと思います。

貿易実務で一番のポイントになるのが、得点数が多い貿易書類の穴埋めになります。ある程度出題される書類は決まっているのですが、私が受験した時はSea waybillが出て全く対策していなかったので真っ白になりました。「貿易実務ハンドブック・ベーシック版」でしっかりと対策しておくことをおススメします。私はここで結構点数落としました(笑)

今年の夏に貿易経験0から始めた貿易実務検定挑戦ですが、無事にC級B級と合格することが出来ました。残念ながら業務では不要となってしまいましたが、日本はこれから貿易無しでは経済活動が出来ない位重要な要素の一つだと思うので勉強して良かったと思います。結構内容自体も面白かったです。B級は一応実務経験2~3年と推奨されていますがしっかりと問題の傾向を把握しそれに対応出来れば学生さんでも余裕で合格出来るので挑戦しようかどうか迷っている人がいたら是非チャレンジしてほしいです。また、将来通関士を目指している人にもおすすめです。通関士は税金(輸入関税)の算出に重きがあり、貿易の仕組みが全体を把握する必要はありませんが、その分仕組みを理解すれば税金の仕組みや背景がスムースに理解できるので良いと思います。私もまだ同じ貿易関係の資格で欲しい物があるので、冬休みはそれに向かって勉強予定です。

社会人になると業務に忙殺されて自己研鑽を積むことが難しくなりますが、こうやって目標を設定して自分を追い込んで勉強すると結構頑張れたりします。学生の頃は当然のように目標に向かって勉強していたのですが、いつの間にかその精神を忘れてしまっていたことに気づきました。やはり勉強は面白いですし、目標があるとやる気も出てきます。程よく自分に負荷をかけながら仕事と勉強を両立するという生活を送って、地味に充実した期間を過ごせたと思います。まだまだ資格取得の道は続くのでこれからも頑張りたいと思います!

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2019年12月20日追記
本日合格発表があり、無事合格していました!
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図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第6版  「貿易実務検定」C級オフィシャルテキスト

図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第6版 「貿易実務検定」C級オフィシャルテキスト

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2017/08/27
  • メディア: 単行本
貿易実務ハンドブック アドバンスト版 第5版  「貿易実務検定(R)」A級・B級オフィシャルテキスト

貿易実務ハンドブック アドバンスト版 第5版 「貿易実務検定(R)」A級・B級オフィシャルテキスト

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2016/11/20
  • メディア: 単行本

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