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日本始まりの地の神社「伊弉諾神宮」 [渦潮を見て淡路島に行ってみよう_2019]

国生みの神様、伊弉諾大神が余生を過ごした聖地の神社

サービスエリアで遅めのランチを食べた後、「伊弉諾神宮」に向かいます。高速道路を少し走って津名一宮インターで下ります。一宮の名前がある通り神宮の最寄りインターで、高速をおりて田舎道を5分も走ると神宮を右手に見て左側に駐車場があります。車を止めて参道に向かって歩いて行くと小さな案内版があり、どうやら私が走って来た道路は「くにうみライン」という立派な名前がある様です。

伊弉諾神宮 (1).JPG
1月なので沢山の参拝客がいます。初詣ですね。

そのまま敷地の横を歩いて正面まで歩いていくと結構距離があり、広い面積がある神社であることが分かります。

伊弉諾神宮 (2).JPG
綺麗な参道がずっと続きます

鳥居をくぐって手水舎でしっかり手と口を清めて更に進むと右手に綺麗に手入れされた日本庭園が見えてきます。

伊弉諾神宮 (3).JPG
冬なので少し寂しいですが、管理は行き届いています

綺麗な日本庭園に心を癒されるとすぐに正門があるので、そちらを抜けて拝殿に向かいます。この拝殿の後ろに御本殿があるのでこちらで参拝します。少し遠めに見ても分かる通り、拝殿には多くの参拝客がいて賑わいを見せています。きっとご近所の方が初詣に来ているんでしょうね。

伊弉諾神宮 (5).JPG
地元の人のお散歩コースにもなっているよう

日頃の感謝と今回のドライブ旅行の無事を祈った後、御朱印を頂くべく社務所の御朱印の列に並びます。

伊弉諾神宮 (6).JPG
結構並んでいますが進みは速いです

御朱印の列に並んでいると、どうやらバスツアーの団体参拝客が到着。一気に列が長くなり、境内も賑わいを増します。ツアーガイドの方が「伊弉諾神宮」のいわれを丁寧に説明しているのを有難く拝聴します。ラッキー♪説明やガイドブックによると、この「伊弉諾神宮」は国生みの神様で、現在の皇室につながる天照大御神とその兄弟のお父さんである伊弉諾尊が淡路島に戻ってきて幽宮(かくりのみや)を建てて余生を過ごし、その幽宮の跡地に建てられたのがこの神宮だそうです。日本国誕生の地の歴史を感じますね~。

広い敷地には摂社も多くあり、中には天照大御神が祀られている伊勢神宮の遥拝所もあります。お父さんの神社から子供の神社をしっかり遥拝できるようになっているとは、家族の繋がりを感じます。

伊弉諾神宮 (7).JPG
しっかりこちらにも参拝します

その他にも有名なのが伊弉諾尊にまつわる素敵な夫婦大楠です。なんと言っても伊弉諾尊は奥様である伊邪那美命と一緒に日本列島と日本の神様の始祖となる天照大御神を産んだ日本初の夫婦の旦那様です。しかも奥様が出産で亡くなった後も会いたいと黄泉の国まで呼び戻しに行くほどの愛妻家でした(その後ちょっと残念な結末になりますが)。そんな夫婦仲睦まじかった二人の神話に倣って楠が「夫婦大楠」という名の御神木として植えられています。

伊弉諾神宮 (9).JPG
夫婦円満と良縁祈願、子授けの御利益あり

伊弉諾神宮 (8).JPG
立派な楠です

これまで色々な神社を参拝してきましたが、楠は結構多くの神社で御神木として祀られていますね。生命力も強い木なので御神木として相応しいですよね。こちらに参拝した時に仲の良さそうなご高齢の御夫婦が二人並んで祈ってました。素敵な光景です。

日本国の始まりの地である淡路島。その淡路島にある「伊弉諾神宮」が参拝出来て日本の歴史に触れた良い気分です。ちょうど風のない穏やかな冬の晴れだったこともあり本当に良い参拝になりました。頂いた御朱印はこちらです。

伊弉諾神宮 (11).JPG
まだ御朱印の日付が平成です!

帰りに少し遠回りをして日本庭園を散歩しました。日頃運動不足気味なのでこういう時に少しでも歩いておきたいです。車に戻った後は淡路島の西側を走る県道31号線、通称「淡路サンセットライン」で左手に瀬戸内海を見ながら北上して次の目的地に向かいたいと思います!

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