伝説の金運アップの御利益を求めて「新屋山神社」

日本三大金運アップ神社の一つ「新屋山神社」

富士山の麓に多くの浅間神社があるのは当然ですが、もちろんその他の神様をお祭りする神社も沢山あります。中でも「北口本宮富士浅間神社」から車で数分に位置する「新屋山神社」は日本の経営コンサルタントの第一人者である船井幸雄さんが著書の中で、「お金で苦労したくなければこの神社に参拝しなさい」として金運アップの御利益が高い日本三大神社の一つとして紹介しています。

船井さんといえばビジネスマンとして大成功された方であると同時にスーパースピリチュアルな方としてその業界でもかなりの有名人でもありました。晩年は少しオカルト染みたところまで行きつつあるようでしたが、スピリチュアルな思想に根幹を置く経営手腕は素晴らしく、彼が創った船井総研は今でもビジネスコンサルタントの雄です。ということで、今回はそんな金運アップの御利益を授かるべく「新屋山神社」にも参拝してきました。

予想よりも質素な門構えです

こちらは神社の本宮ですが、奥宮は富士山二合目に位置し、冬の間は参拝することが出来ませんので注意が必要です。余談ですが船井先生が金運アップの御利益があると書いたのは奥宮になります。ですが、現在は通行止めで行くことが出来ないので、今回は本宮のみ参拝致します。

この鳥居を抜けていきます。

階段を登ってしばらく歩くと本宮が見えてきました

逆光で写真が何も見えません（汗）

参拝も大切ですが、まずはこちらの神社について簡単にご紹介しようと思います。主祭神は大山祇神（オオヤマヅミノカミ）様で、富士山の女神木花咲耶姫のお父様です。大山祇神は全ての山の神様であり、その管轄には富士山も含まれます。大山祇神をまつる神社は「山祇神社」や「三島神社」と呼ばれ、その総本山は今治にある「大山祇神社」です。源平の時代から多くの武将が戦勝祈願を願ったことから戦いの神様としてしても有名です。富士吉田の大山祇神は武神としての側面よりも、心優しい山の神様として地元の方に大切にされていたようで、神社のある山の保護をしています。

大切に後世に残るように保護しています。

それでは早速参拝すべく本宮に入ると、神主様が参拝客のお祓いをしてくださいます（無料！）。祝詞を聞くと心が清められる気分になります。お祓いをしていただいた後はしっかりと日ごろの感謝の意を伝え、金運のご加護を頂けるようにと必死で祈念させて頂きました。必死でお祈りした後、拝殿のすぐ後ろにある社務所に向かいます。

こちらでお守りなども頒布されています。

私は最近金運が低迷中なので、しっかりと木札とお財布に入れる御札を、そして我が家の家計を取り仕切る母の為にもお財布に入れる御札を一つ授与頂きました。境内にはお礼参りで多くの人が奉納した鳥居や奉納者の名前がびっしりと書かれた看板（？）が掲げられていて、そのご利益に期待してしまいます。陽も大分傾き寒くなってきましたが、神社の駐車場には他県ナンバーの車がゴロゴロいて、多くの人が遠くから参拝していることが分かります。船井さん曰く、日々感謝の心を持って楽しく頑張って働くことが一番、とあるので私も出来ることを精一杯して日々の暮らしに努めたいと思います。

なお、その日のホテルで荷物整理をしていると「撤下饌（てっかせん）」と書かれた小さな箱が一緒に入っていることに気が付きました。

中身は美味しい羊羹3つです

「撤下饌」は通常「撤下神饌」と呼ばれ、一度神様に捧げた供物を一般の参拝客に撤下（頒布）するものです。どうやら御札を授与頂いた時にこっそりと入れてくださったようです。神様の供物のおさがりですので、有難く頂戴したいと思います。このblogを読んでくださっている方の中にはしっかりと神社で御祈祷を受けて「撤下神饌」としてお酒や鰹節、昆布などを授与していただいた方もいるかと思いますが、私は初めての経験だったので驚いて、何かやらかしたかとすぐにGoogleで調べました（苦笑）。後日甘さ控えめの羊羹、有難く頂戴致しました。

こちらも富士山の絵付き御朱印

昔から山の神様は願い事を叶えてくれる、もしくは祟りが怖い等と良く言いますが、今回の参拝の効果を感じたら来年もお礼参りに行かないといけませんね。奥宮に参拝することが出来なかったのが残念なので、次回は夏の間に是非再訪して奥宮でパワーを頂いて来ようと思います。