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火祭りと吉田口登山道の守護社「北口本宮富士浅間神社」 [山中湖&富士山ドライブ旅行_2018]

山梨県最大の浅間神社「北口本宮富士浅間神社」

河口湖から一気に富士吉田の街に戻ってきました。ここは富士山信仰(富士講)の街であり、富士山文化が色濃く残る街です。そんな街の象徴とも言えるのが現在の富士登山で多くの人が上るルートである吉田口の起点となる「北口本宮富士浅間神社」です。

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参道の先に鳥居が見えます・・・。遠い。

第一印象は”とにかく広い!”です。朝一番に訪問した東口本宮富士浅間神社も広い敷地を有していましたが、こちらの神社は山梨県屈指の浅間神社だけあり、その広大な敷地には驚くばかりです。

北口本宮富士浅間神社 (7).JPG
日本最大級の木造鳥居
大鳥居を抜けて参道を進むと神門に到着します。

北口本宮富士浅間神社 (2).JPG
沢山の千社札が張られています。

こちらの神社の起源は788年に建立したところから始まります。そしてこれだけ立派な神社になったのは江戸時代の富士講の活躍によるもので、敷地内にある拝殿や神楽殿等を造営しました。正に富士山に対する信仰心から出来上がっている神社ですね。
そのまま手水舎でお清めをして進むと拝殿が見えてきます。

北口本宮富士浅間神社 (3).JPG
立派な拝殿です

拝殿の奥に本殿があり、拝殿からその絢爛豪華な御本殿を見ることが出来ます。凄くキラッキラで煌びやかです。主祭神が女神様ということもあり、こんなに華麗な装飾が施されているのかしらと思わせる華やかさがあります。本殿をそのまま直に見ることが出来る箇所は限定されていますが、横から見てみると隙間から少しだけその立派なお姿を見ることが出来ます。

北口本宮富士浅間神社 (4).JPG
拝殿と本殿の間を透明の壁で雨風の被害から守っています。

拝殿の隣には樹齢1,000年を超える太郎杉があり、ご神木と言えども正直花粉症持ちの私には辛かった・・・。この北口本宮富士浅間神社には沢山の摂社があり、その全部を紹介することは出来ません。そんな中から2つご紹介します。

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西宮

北口本宮富士浅間神社 (6).JPG
東宮

西宮の奥に吉田口登山道の起点となる場所があるのですが、この日は雪解けで足元がドロドロ。しかも中国人観光客御一行様が踊りながら動画を撮影しては盛り上がっていため近づくことを諦めました。今ではここから登山を始める人は大分少なくなってしまったそうですが、かつては多くの登山客がここから富士山を目指して行ったのかと思うと歴史の重みを感じます。

北口本宮富士浅間神社の敷地には諏訪神社もあります。昔からこの一帯を諏訪の森と呼んでいることからもかなり古くからある神社として地元の人に信仰されていたようですが、明治時代にこちらの摂社として吸収されました。日本三奇祭の一つとして参道に火柱(高さ3m)を並べて祝うお祭り吉田の火祭りは、この諏訪神社のお祭りだそうです。こちらも足元悪く挫折。初春の神社仏閣巡りは泥との戦いになるとは思いもよりませんでした。

こちらでも御朱印を2つ頂きました。

北口本宮富士浅間神社 (8).JPG
右:北口本宮富士浅間神社、左:諏訪神社

山梨県の浅間神社の御朱印は力強さを感じさせる文字が特徴の様です。世界遺産に認定されたこともあり、外国人観光客も結構多かったです。今回訪問した神社の中で一番大きく、一番参拝客が多かったのは流石は「北口本宮富士浅間神社」といったところでしょうか。これからも富士山と共に歩んでいく神社だということを強く感じさせる神社です。それでは次は車で5分もしない別の神社に行ってみたいと思います。金運アップで有名なあの神社です。分かる人いるかな~?

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