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波乱のブラジルF1GP、ハミルトンが制す! [フェラーリテイスト満載のF1]

最終戦までワールドチャンピオン争いが続きます!

ブラジル人ドライバーで今シーズン限りで引退を表明したフェリペ・マッサの最後の母国GPとなるブラジルGPが開催されました。今年のインテルラゴスサーキットはヘビーウェットでの水飛沫をまき散らしながらのレーススタートから、セーフティカー、赤旗中断、バーチャルセーフティーカーと、ありとあらゆるトラブルに見舞われたレースになりました。そんな波乱のレースを制したのは安定した速さで終始先頭を快走したメルセデスのハミルトン、2位は同じくメルセデスのロズベルグ、3位は今回のレースで1番暴れまわったレッドブルのフェルスタッペンでした。

今回の結果で2016年のワールドチャンピオン争いは最終戦までもつれ込むことになり、近年まれにみる混戦となっています。シーズン前半まではハミルトンに圧倒的なポイント差を付けていたロズベルグも気が付くと真後ろにハミルトンが来てしまった現状に、内心穏やかではないでしょう。次のバーレーンで全てが決まることになりますが、現在の調子ではハミルトンがロズベルグを圧倒しているので、このままハミルトンが今年もワールドチャンピオンとなるか、それとも新しいワールドチャンピオン誕生となるか楽しみです。

さ~て、今回のレースは本当に荒れに荒れたレースになりました。レース開始時にこれは本当に自動車レースが出来る気象状態なのかと心配しましたが、アクアプレーニングで沢山のマシンが壁にぶつかったりコースアウトをする光景を見ていると雨の日のレースの安全性に関しても再考の余地ありかなと思います。特にホームストレートでウォールに突っ込んだライコネンのマシンをわずかのところで交わしたマノーのオコンがライコネンのマシンに突っ込んでいてもおかしくなかっただけに大きな事故にならずにホッとしました。そんな中コース上で一番光った走りを見せたのはフェルスタッペンでしたね。無謀というのか肝が据わっているのか微妙なところですが、ウェットので果敢に攻める姿は見応え十分でした。そしてフェラーリのベッテルをまた押し出していました・・・

今回のレースは総じて無事に終わって良かったということろでしょうか。そして母国GPで観客席の前で無念のリタイアとなってしまったマッサがピットレーンに帰って来た時に、多くのチームのピットクルーが拍手で迎えていた光景は感動でした。最後はマッサも号泣でしたが、ファンに愛されたドライバーだったことを実感したシーンでもありました。来年以降彼の姿が見れなくなるのは寂しいですが、次戦のバーレーンで有終の美を飾ってほしいと思います。本当にお疲れ様でした!


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