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不要な反則で自爆気味 ラグビースコットランド戦 [つれづれ日記]

一つのミスが命取り

先週開催されたラグビー日本代表のカナダ戦に続き、昨日因縁の相手スコットランドとの一戦が行われました。昨年のラグビーワールドカップの予選プールで唯一の負け戦となってしまったスコットランド戦は記憶に新しく、その相手と2週間で2試合出来ることは現在のジャパンの実力を見る良い機会でもあり、経験値を上げるには最高の相手です。先週のカナダ遠征には参加していなかったW杯参加組の選手達も合流し、日本も事実上のフルメンバーでの挑戦でしたが、結果は残念ながら13-26で敗退。今回の試合の結果は実力差もありましたが、確実に不必要な反則による自滅といえる内容でした・・・。

前半の最後に連続してイエローカードが出てしまい2名がシンビンで一時的退場となると、圧倒的な数的不利からスコットランドのトライが決まり、シーソーゲームの接戦から点差が大きく開きここでゲームの流れが完全にスコットランドに行ってしまいました。一度ゲームの主導権を握ったらゲーム巧者の敵将グレイグ・レイドローはそうは簡単に放してくれません。その後もジャパンの良いアタックは随所にありましたが、最後まで点差を詰めることは出来ずノーサイド。残念な結果となりました。

今回の試合を見て感じたことは、2つのシンビンの内容がかなり良くないということです。シンビン自体が良い物ではありませんが、特に2つ目の松田選手のシンビンは完全に若さが裏目に出てしまった防げる物でした。1つ目のツイ選手のシンビンは圧倒的なパワーのモールを抑えるために反則をするしかない側面もあったと思いますが、そこまで押し込まれてしまったことがまず問題です。そして松田選手のシンビンは飛んできたボールを拾う動作をしなければいけない場面で、完全に叩き落してしまったことです。これはダメですね~。先週のカナダ戦でも細田選手の不要のハイタックルで一発レッドカード、その後2週間の試合停止処分が出ているだけに、こういった自爆型ペナルティーを減らさない限り勝てる試合も勝てません。

2つのシンビンが無ければフルメンバーのスコットランド相手に、予想以上にジャパンは良いプレーをしてくれました。正直ボロッボロにされると思っていたので(失礼)良い意味で予想を裏切られ嬉しかったです。試合開始早々に怪我で交代となった松島選手は相変わらず良いプレーをしていましたし、No.8のマフィー選手の突破力はピカ一。スコットランドもマフィー選手を相当警戒していたようで、プレッシャーとマークは凄かったです。ま、相手のFBのスチュアード・ホッグは相変わらずの素晴らしいプレーで嫌気がしました。これだから天才型プレーヤーは嫌いです(笑)

総じて残念なシンビンで自滅した試合ではありましたが、予想以上にスコットランドとの実力差が無かった良いゲームだったと思います。かなりワイドな展開と持ち味のテンポの速いラグビーで相手を翻弄出来ていましたしたね!ここでジャパンはこの2戦の反省点をしっかり修正して今度の土曜に行われるスコットランド戦で挑んでほしいと思います。ペナルティーを減らしてジャパンの持ち味を最大限まで活かしたラグビーが出来れば、本気モード全開のスコットランドにもしかしたら勝てるのではないかと思っています。来週の善戦に期待したいと思います!


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