初めて見ました!! ツバキの枝変わり

真っ白なツバキの花にビックリ仰天!!

我が家の重鎮にして真っ赤な花を咲かせるツバキに何と真っ白な花が咲きました!!この時期のツバキは花がらがボタボタ落ちるので、毎朝掃除と実を付けさせないため（株の体力をキープするため）に花柄摘みをしています。そんな朝のひと時に真っ赤な花が咲くはずのツバキに真っ白なツバキの花が咲いていることを発見!!30年我が家にいらっしゃるツバキにこんな現象が初めて出たということもあり、天変地異の前兆かそれとも吉兆かと我が家は大騒ぎになりました。

まっ白!!

後日インターネットで調べてみたところ園芸の世界でいう「枝変わり」と呼ばれる現象で、一言にまとめると「遺伝子の突然変異」だそうです。しかもツバキやサザンカ、バラ等には結構ある事象だということが分かり、とりあえず凶兆ではなかったということで一安心です。

そのまま「枝変わり」を調べ進めてみると、赤い花がベースの場合、通常赤い花弁に白い線（絞り）が入ったり赤と白が混色となるパターンが多いようですが、我が家のツバキの枝変わりは花弁の裏まで白色で絞りが入っている部分は一切ありません。周りの葉芽も観察してみると付け根が白く、白い花の周りの枝や額は全体的に白っぽく、赤い花が咲いている部分とは少し色が違うことが分かりました。どうやら分枝する際に赤い色素の遺伝子が完全に抜け落ちてしまったようです。とは言っても、来年もまたこの枝から咲く花が白いかどうか、また絞りが入った花が咲くかによっても変わっていくことだと思うので、今年白い花が咲いた枝に目印を付けて来年までじっくりと経過観察をしたいと思います。

先ずは今咲いているツバキの花の隣にある蕾がどんな花色で咲くかを確認してみようと思います。ツバキやカキツバタ、バラなどはこういった枝分かれから新品種が多く生まれているそうなので、もしこのまま来年も美しい白い花が咲くようなら挿し木や取り木をして我が家オリジナルの白いツバキの新品種を作りたいな、なんて夢まで見てしまいます♪名前はblogで募集しようかしら（笑）。赤いツバキも美しいですが、まじりっけなしの真っ白なツバキもまた美しいものです。ご近所の白いツバキを見える度に感心していたのですが、どうやら我が家でも白いツバキを愛でることが出来る日も近いうちに来るかもしれません!!なんだかワクワクしてきます!!