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マシンも燃える(?)、F1シンガポールGP [フェラーリテイスト満載のF1]


アロンソ2連勝で、ランキングも2位に浮上!!

F1シーズンの中の唯一のナイトレース、シンガポールGP。夜の街を昼よりも明るく照らすライトによって浮かび上がるコースで行われるシーズン一度のナイトレースは、摩天楼の中をF1マシンが駆け抜ける迫力のレースでしたね。ヴェッテルのキラキラヘルメット[ぴかぴか(新しい)](シンガポール仕様)の輝きが眩しかったです!!

気になるレース結果は、フェラーリのアロンソが前回のイタリアGPに続き優勝(ヤッター!!)。そして二位、三位はレッドブルのヴェッテル、ウェーバーと、今回もレッドブルの強さが光っていましたね。そして優勝候補の一角マクラーレン勢は、ハミルトンがウェーバーとのアクシデントでリタイアとなり2戦連続ノーポイント。バトンは固い走りで4位入賞です。ハミルトンは珍しくコーナーでのオーバーテイク時に、しっかりとイン側に一台分のスペースを空けていたのですが、突っ込みすぎたウェーバーに押し出されてしまいましたね。気の毒な・・・。

前のレースが超高速サーキット・モンツァということがあってか、市街地で行われるシンガポールは”常時黄旗”を疑ってしまうほどの低速レースで、見てみて少し歯がゆかったですが、その分市街地コース特有のエスケープゾーンゼロからくるアクシデントが多発し、良い意味でも悪い意味でも目が離せないレースでしたね。

中でも一番驚いたのは、ロータスのコバライネンのマシンが炎上したこと。真っ赤に燃えるマシンをそのまま走らせ、ピットレーンに入らなかった時は「大丈夫か!!??」と思いましたが、コビーの「このまま(多くの人がいる)ピットレーンに入っては安全が確保できない」というとっさの判断で、ピットの入り口を通過しメインストレート横に停車。その後冷静にマシンを降りて、クルーから消火器を受け取って一人消火作業をしている姿にはビックリしました。でも、燃え上がるマシンに乗りながらそこまで冷静な対応が出来るというのは凄い精神力ですね。素晴らしい!!レース後のインタビューで、チームからコビーは消防士も兼務だからお給料上げなきゃね、ってオファーがあったそうです(笑)

今回のレースで、フェラーリのアロンソが二連勝したことにより、ワールドチャンピオン争いの行方も面白くなってきました。ポイントシステムの変更により、一発逆転も十分に狙える仕組みになったので、今年は誰がチャンピオンになってもおかしくない接戦の様相を呈してきましたね。次戦の鈴鹿も見逃せません!!フェラーリファンとしては、このまま勢いにのって一気にアロンソの逆転Vなんていうのが最高のストーリーなんですが(笑)次はいよいよ日本GP。待ち遠しいです!!

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テレマーカー

普通、市販車でも「普通に」発火した場合は爆発しませんからね。(トランクルームなど、密閉空間に気化ガソリンが充満した場合は例外です)
ただ、カーボンや樹脂など燃えやすい素材ばっかりのF1で、冷静に判断できるってすごいと思います。見ている方はハラハラですが・・・。
文字通りケツに火がついているというか・・、かちかち山状態ですから・・・。でも、燃える事ぐらいは想定内なのかな?
by テレマーカー (2010-09-27 23:21) 

as

>テレマーカーさん、ようこそ!!今回の炎上には驚きましたね。でも、コビーの対応を見ていると、炎上というリスクに備えて対応をある程度決めているのかもしれませんね。なんと言っても命に関わりますからね。いやぁ、しかし凄い判断力ですね。自分だったらもうパニック決定ですよ。
by as (2010-09-28 21:37) 

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