最高のギネスビールが、君を待っているよ!! [ダブリン+ギネスビール旅行記_2007]
今回のダブリン旅行記最後のエントリーは、アイルランドの名物「GUINNESSビールの工場見学」です!!アイルランドと言えば、ギネス。ギネスと言えばアイルランドですよ、皆さん!!今回遊びに行くきっかけになったスーザンからのメールのタイトルも、「Wanna brink great Guinness?」でした(笑)嘘みたいなんですが、本当の話なんですよ、これ。
正面玄関
ダブリンの街中で大きな一角を保有するギネスの工場周辺では、歩いているだけでギネスビールのなんともいえないあの香りが漂ってくるんですよ~。もう、期待感大ですよ!!
サインボード
このダブリンにあるギネスの工場「Guinness Storehouse」は、ダブリンで一番人気がある観光スポットでもあるため、常に長蛇の列。一時間、二時間並ぶのは当たり前というトンでもない場所です。ですが、開園時間が長いのが唯一の救い。冬場でも夕方6時くらいまでは入場可能です。
並ぶ!!
私たちが到着したのは、夕方6時過ぎ。ツアーや団体客が帰った後だったんですが、それでもこの行列。しかもこの行列は建物の中にまでずっと続いていて、結局30分以上並ぶことになりました。
カウンターで入場券を購入し、いざ工場見学スタートです。入場券は、学生料金で確か10ユーロぴったり。ヨーロッパを旅行するときは学生がお得ですね♪薄暗い入り口から入ると、ひんやりとした空間が広がり、ホップの生産から収穫、そしてギネスビールの生産の過程がアトラクションを交えながら展開されていきます。
ギネスの美味しさの源は、美味しい水にあったり、輸出される国に合わせて少しずつ味を変えていたり、色々なことが学べます。だから、日本で飲むギネスはマズイ味が違うんだぁ!!納得納得。そして、全ての見学の半分まで来たところで、ビール試飲コーナーです!!よっ、待ってました!!
試飲できます
この日、こちらのコーナーで提供されていたビールは、ギネスビールの新作、ギネス・エクストラ・コールド!!ちょっとでしたが、ギネスはアルコール度数が高いので、スターターとしては十分かな。ふふん♪
ギネスビールの製造過程を学んだ後は、ギネス社の歴史や世界中の宣伝販促を集めた展示コーナーへと続きます。
そして、最後はギネスの工場見学の最高のお楽しみ、ダブリンの街を一望に出来る最上階の展望台でギネスビールを堪能します!!
こちらが出来たてのギネスビール。余りの嬉しさで、乾杯して飲んだ後に写真を撮ってなかったことを思い出し、急遽撮影した一枚(苦笑)スイマセン、飲みかけで(汗)こちらの展望台では、ハーフパイントを2杯まで飲めたような気がします。もちろん、その後心行くまで飲みたい人は、追加料金を支払えば、ジャンジャン飲めます(笑)
街の眺め
展望台ということですが、最悪の天気と最高のギネスビールで、誰一人街なんて眺めてません。しかも、お客さんの半分は出来上がっているので五月蝿いこと。お酒の力も手伝って、「いよぉ~、姉ちゃん」と声をかけてくる不届き者も沢山いますので、毅然とした態度でビシッとあしらって差し上げましょう。
展望台から一気にエレベーターで一階に戻ってくると、お土産コーナーがあります。ここでのお土産の定番はギネスTシャツ♪デザインも豊富で可愛いものが多く、サイズもたくさんあり、見ていて楽しくなっちゃいます。私も勿論一枚購入してきましたよ。そして現在愛用中♪ここのレジ打ちのお兄ちゃんたちは、世界各国からくる観光客に対応してか、一番最初にどこから来たのかを聞き、その言葉で挨拶をしてくれますよ。当然ですが、ここで買い物しているお客さんも、ほろ酔い状態です(笑)
そんなこんなで、結局閉場ギリギリまで楽しんでいたギネスビール工場ですが、スッゴイ楽しかったです。なんせ規模が大きいですし、アトラクションを取り入れていたりして飽きないですし、何より美味しいビールが飲める!!この年の秋に、オランダにあるハイネケンの博物館にも言ってきたんですが(その時のエントリーはコチラ!!)正直ギネスと比べてしまうのが気の毒。やはり、気合の違いを感じますね。
いやぁ、それにしてもギネスの工場で飲むギネスビールは最高に美味しいです。やっぱり、ビールはギネスに限りますね♪もちろんこの工場見学の後は、街にくりだして、アイリッシュパブでガンガン飲ませていただきました!!
ここで美味しくギネスビールを飲む時のワンポイントを皆さんにお知らせしたいと思います。ギネスビールに限ったことではないと思いますが、本場のパブでは「サージング」と呼ばれる独特な注ぎ方で入れてくれます。サージングとは、クリーミーな泡立ちを出すために、一度グラスの半分まで注いだ後にちょっと時間を置いて、泡が落ち着いてきた頃に最後まで注ぐという方法。私は、全くこのサージングを知らなかったために、注文したギネスが中途半端な状態で放置していると勘違い。ランボー顔負けの強面のバーキーパーに恐る恐る聞いてみたら、「サージングしている途中だから安心しな」と言われて経験があります。このサージングはギネスを美味しく飲むためにとても大切な行程で、このサージングをしてくれるバーキーパーは優秀な証だそうですよ。
ビールがとっても美味しそうです。飲みかけなのが又いいですね。
by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2008-06-08 15:02)
こんにちは。
ヱビスを飲みながら読みましたw。
そうかあ、だから日本で飲むギネスはマズ…
独特の味わいだったのかあ!!
ちなみにサージングみたいなのは日本でもやることで、
まずグラスに上から勢いよく数cm注ぎます。
それで泡がたったらグラスを充分に傾けて、
泡の下にビールをそっと注ぎ入れていくんです。
飲む側も、泡をうわくちびるでせき止めるようにし、
泡の下から液体の部分をクチに注ぎ込むようにします。
これがビール会社関係者オススメのうまい飲み方です!!
by みみちゃん (2008-06-08 21:27)
ギネスは特に放置時間が長くて心配になりますよね。いつもギネスを注文しては、そういえば時間かかるんだったって思ってました。
昔、ギネスの缶を飲んで、まったく美味しくなかったのはそのせいだったとイギリスで気がつきました。
by Tomo (2008-06-09 00:06)
やっぱり本場のギネスは味が違うんですか!!
土地の食べ物は、その土地に行くと味が全然違いますもんね
工場の前には行列が出来てるってことは、ダブリンは結構観光客も多いんですね。知りませんでした。
あっ、そういえば私はギネスも飲まずにblogでU2語っていましたwww
すいません、、、
by COZY (2008-06-09 11:33)
>飛騨の忍者 ぼぼ影さん、ようこそ!!あの黒の具合がまた良いんですよね、ギネスは。ここで飲んだギネスが人生で一番美味しいギネスです。
乾杯する前のギネスの写真も撮りたかったです(涙)
by as (2008-06-09 17:36)
>みみちゃんさん、ようこそ!!私もヱビス好きです。美味しいですよね♪確かに、日本の美味しいビールを出してくれるお店では、よく似たようなことをしてくれますよね。
私はいつも口の周りがあわあわになってしまうので、まだまだ修行が足りませんね。せっかく美味しいビールなんですし、しっかりおいしく頂ける様に頑張ります(笑)
by as (2008-06-09 17:40)
>Tomoさん、ようこそ!!いつもカウンターに置き去りにされてしまうので、ちょっと寂しいんですよね、あれ。ですが、それも美味しいギネスを飲む為と思えば耐えられるというものです。
by as (2008-06-09 17:42)
>COZYさん、ようこそ!!アイルランドのギネスが、間違いなく世界最高です。そしてそこから遠くなればなるほど確実に味が落ちます。そうなると日本のギネスの味は、推してはかるべし、という感じです(涙)
ダブリンはアメリカ人ばっかりです。どこもかしこもアメリカ人だらけでしたね、ほんとに。ブームなので仕方ないのですが、あの米語は聞いていて疲れます。COZYさん、ギネスを飲まずにU2を語ってはいけません。さ、今すぐ、ギネスを買いに酒屋さんに走って!!
by as (2008-06-09 17:46)
そうなんですか。日本のギネスと、アイルランドのギネスはそんなに異なるのですか・・・・・・
私も、BEERを嗜みますが、一番絞りかスーパードライ。
ギネスは(日本の)苦味が独特で、美味しいとは冗談にも言えません。
現地のギネス、飲んでみたいですね~(*^。^*)
by 防人 (2008-06-11 08:57)
>防人さん、ようこそ!!日本とアイルランドでは、運搬の時間を考慮してホップの量などを微調整しているんです。確かに出来立てが飲めるアイルランドと、海上で3ヶ月以上も運ばれてからお客様の口に入るビールが一緒だと、問題ありですよね。一応、お客様の口に入る瞬間に一番美味しい状態で提供できるように、工夫を重ねているそうです。
ビールは一番絞りとスーパードライですか?イギリスでも、両ブランドとも飲めますね。特に、一番絞りは「イチバン」の名前でバーにキープされていますよ。ま、味はかなり違いますが(苦笑)
ギネスは現地でもかなりビターです。私は、あの苦さが大好きなんですよね。もしかして、のんべいの証拠かしら・・・(汗)
by as (2008-06-11 13:25)
ギネスビール羨ましいっすねぇ。
ギネス好きとしては一度は訪れたい場所ですね。
ところでサージングは私もしますよ。
ギネスの缶には窒素の入ったタブレットが入れてあるのをご存知でしょうか。缶を開けるとそれが破裂して、とてもクリーミーな泡が出るという寸法です。もちろんグラスに注いでも泡だらけなので、半分注いだら待つという作業は必須です。
私はパブでも、しっかり泡が上に上がってくるのを待って飲んでます。あぁ本場で飲んでみたい。
by のりっく (2008-06-29 03:23)
>のりっくさん、ようこそ!!ギネス好きでしたら、絶対にダブリンの工場に行ってください!!もう、最高ですから。
そっかぁ、スーザンにお土産でもらうまで、ギネスの缶ビールを飲んだことがなかったので、そんな仕掛けになっていたとは知りませんでした。それで、アワアワだったんですね・・・。次回、ギネスに挑戦するときはサージング、バッチリ実践しますね。
by as (2008-06-29 18:22)