第27話女スパイ潜入！ [1st ガンダムに挑戦!!]
君は決して軟弱者なんかじゃないと思うよ、カイ君
最近ジオン軍の新型モビルスーツが続々登場し、これまでガンダムにやられっぱなしだったジオン軍も、シャアの前線（＆物語）復活と共に活気付いてきましたよ!!負けるなジオン軍、ジーク・ジオン!!それでは早速、第27話のあらすじをご紹介。
軍籍を捨て、戦艦”ホワイトベース”を降りることを決めたカイは、街でジオン軍の女スパイ、ハミルと会う。彼女の行動から事情を察したカイは、自分には関係のないこととホワイトベースの情報を流すも、目の前で苦戦を強いられるホワイトベースを見限ることが出来ずに、結局軍へと戻ることに。そしてシャアの指示により、ハミルもホワイトベースに潜入するため、一路ドックを目指すのです
第7話で余りの”やる気なし男”っぷりに、ブライトとアムロにキレられたカイですが、ついにホワイトベースを降りることを決意します（最終的には戻ってきますが）。セイラに「軟弱者!!」と引っ叩かれてから、彼のイメージはすっかり”ホワイトベース１のダメ男”。ですが私はカイのこと、そんな風に思えないんですよね・・・。今日はここで、私が考えるカイ・シデン像を少し語ってみようと思います。ちょっと長いです。
ホワイトベース搭乗間もない頃のカイは、手のつけられない捻くれ物でしたが、これまでの経験を通して一番成長したのは、アムロでもブライトでもなく彼だと私は思います。卑屈だった彼が戦闘でガンキャノンに乗り、自分の不甲斐なさを嘆いたり、アムロに対して怒ったり、最近ではパイロットの一人として欠くことのできないメンバーまで成長したことは、いつまでもへタレ甘ったれた部分が抜けず、変なプライドが邪魔して時々問題行動を起こすアムロに比べると、ずっと評価に価すると思うんです（アムロファンの皆さん、ごめんなさい!!）。
それに、生来の”捻くれ”がしっかりと現実を認識させるのか、自分の限界をしっかりと見極めて、不必要なリスクは出来るだけ回避するという彼の姿勢を”逃げ”と解釈する人もいると思いますが、感情に任せて暴走し、事態を悪化させる危険性を伴う行動よりもずっとマシだと思うんですよね（まぁ、往々に彼の態度は周囲の人を不愉快にすること間違いなしですが）。そんな彼の”より上に挑戦するのではなく、最悪の事態を回避する”思考は、性格上対極にいるブライトやアムロにとって、理解不能かつ不愉快なのは当然（苦笑）。ですが今のカイなら”現実は理想で回ってんじゃないんだよー”って彼らに警鐘を鳴らすことができる貴重な人材にまで育っているんじゃないかなぁと感じます。ある意味、仲間でありながらも冷静な傍観者のような立場も取れる人。言葉を変えて言うと、ジャーナリストタイプかな。それにカイ・シデンというキャラクターは、現実世界で生きている私達に一番近い存在だと思うので、彼の成長過程を見ていると、人間努力すればそれなりに成長できるっていうメッセージのような存在なんじゃないかなぁと勝手に拡大解釈してます（苦笑）
最初は本当の軟弱者だったカイですが、自分のことを軟弱者と言いながらホワイトベースへと走る今の彼は、決して最初の頃の”ダメ男＆軟弱者”のカイではないと思いますし、彼の成長の”のりしろ”もまだ広そうですし、私は期待しています!!しかも、なんだかんだ言って、カイ自身もかなり熱い情熱の持ち主ですしね（確実にアムロとブライトの熱さの影響です!!）
最近ジオン軍の新型モビルスーツが続々登場し、これまでガンダムにやられっぱなしだったジオン軍も、シャアの前線（＆物語）復活と共に活気付いてきましたよ!!負けるなジオン軍、ジーク・ジオン!!それでは早速、第27話のあらすじをご紹介。
軍籍を捨て、戦艦”ホワイトベース”を降りることを決めたカイは、街でジオン軍の女スパイ、ハミルと会う。彼女の行動から事情を察したカイは、自分には関係のないこととホワイトベースの情報を流すも、目の前で苦戦を強いられるホワイトベースを見限ることが出来ずに、結局軍へと戻ることに。そしてシャアの指示により、ハミルもホワイトベースに潜入するため、一路ドックを目指すのです
第7話で余りの”やる気なし男”っぷりに、ブライトとアムロにキレられたカイですが、ついにホワイトベースを降りることを決意します（最終的には戻ってきますが）。セイラに「軟弱者!!」と引っ叩かれてから、彼のイメージはすっかり”ホワイトベース１のダメ男”。ですが私はカイのこと、そんな風に思えないんですよね・・・。今日はここで、私が考えるカイ・シデン像を少し語ってみようと思います。ちょっと長いです。
ホワイトベース搭乗間もない頃のカイは、手のつけられない捻くれ物でしたが、これまでの経験を通して一番成長したのは、アムロでもブライトでもなく彼だと私は思います。卑屈だった彼が戦闘でガンキャノンに乗り、自分の不甲斐なさを嘆いたり、アムロに対して怒ったり、最近ではパイロットの一人として欠くことのできないメンバーまで成長したことは、いつまでも
それに、生来の”捻くれ”がしっかりと現実を認識させるのか、自分の限界をしっかりと見極めて、不必要なリスクは出来るだけ回避するという彼の姿勢を”逃げ”と解釈する人もいると思いますが、感情に任せて暴走し、事態を悪化させる危険性を伴う行動よりもずっとマシだと思うんですよね（まぁ、往々に彼の態度は周囲の人を不愉快にすること間違いなしですが）。そんな彼の”より上に挑戦するのではなく、最悪の事態を回避する”思考は、性格上対極にいるブライトやアムロにとって、理解不能かつ不愉快なのは当然（苦笑）。ですが今のカイなら”現実は理想で回ってんじゃないんだよー”って彼らに警鐘を鳴らすことができる貴重な人材にまで育っているんじゃないかなぁと感じます。ある意味、仲間でありながらも冷静な傍観者のような立場も取れる人。言葉を変えて言うと、ジャーナリストタイプかな。それにカイ・シデンというキャラクターは、現実世界で生きている私達に一番近い存在だと思うので、彼の成長過程を見ていると、人間努力すればそれなりに成長できるっていうメッセージのような存在なんじゃないかなぁと勝手に拡大解釈してます（苦笑）
最初は本当の軟弱者だったカイですが、自分のことを軟弱者と言いながらホワイトベースへと走る今の彼は、決して最初の頃の”ダメ男＆軟弱者”のカイではないと思いますし、彼の成長の”のりしろ”もまだ広そうですし、私は期待しています!!しかも、なんだかんだ言って、カイ自身もかなり熱い情熱の持ち主ですしね（確実にアムロとブライトの熱さの影響です!!）
要するに、現実の世界でもそうですが、本当の”チャラ男”と”チャラ男を装った性格に難ありの現実主義者”を見極めることが出来ることができるかどうかが、大切なんだと思います。カイ･シデンというキャラは、珍しく前者から後者へと立派に成長するというウルトラC![[ぴかぴか（新しい）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
を成し遂げたキャラだと私は感じているんですが、みなさんはどう思われますか？でもカイみたいなキャラって、嫌われるととことん嫌われるんですよね・・・（汗）
そして、そんなカイと絡んでくるのがジオン軍のスパイ、ミハルちゃん。幼い弟と妹を守る為にスパイという汚い仕事に手を染めている彼女もまた、厳しい現実から逃げずに、それを受け入れた気丈な女の子。カイと少し似通ったところがある子ですよね。この物語が”ガンダム”である以上、彼女の将来には希望はないでしょうが、きっとスパイになった瞬間から、そんなことは百も承知でしょうし覚悟もあるでしょう。そんな彼女を見て同情し、カイが情報を漏らした心情も分からなくもないですが、まだちょっと甘いですね。
かなり長く、しかも暗～くなってしまいましたね。スイマセン（汗）でも最後に一言叫ばしてください。
を成し遂げたキャラだと私は感じているんですが、みなさんはどう思われますか？でもカイみたいなキャラって、嫌われるととことん嫌われるんですよね・・・（汗）そして、そんなカイと絡んでくるのがジオン軍のスパイ、ミハルちゃん。幼い弟と妹を守る為にスパイという汚い仕事に手を染めている彼女もまた、厳しい現実から逃げずに、それを受け入れた気丈な女の子。カイと少し似通ったところがある子ですよね。この物語が”ガンダム”である以上、彼女の将来には希望はないでしょうが、きっとスパイになった瞬間から、そんなことは百も承知でしょうし覚悟もあるでしょう。そんな彼女を見て同情し、カイが情報を漏らした心情も分からなくもないですが、まだちょっと甘いですね。
かなり長く、しかも暗～くなってしまいましたね。スイマセン（汗）でも最後に一言叫ばしてください。
あのズゴックの頭突き攻撃、ありなのー!!??
＜今回の名言＞
「しゃあねぇな～、軍人なんてお堅いのは、性に合わなねぇんだから」（byカイ）
＜今回の名言＞
「しゃあねぇな～、軍人なんてお堅いのは、性に合わなねぇんだから」（byカイ）
ホワイトベースを抜ける時にアムロとブライトに言った一言。どうしようもない理由ですが、彼にとっては本音でしょうし、変に格好付けずにしっかりと言う辺りにカイらしさを感じます。
「ブライトさんよ、無理のし過ぎじゃ戦いは勝てないぜ、だから俺は降りるんだ（中略）俺は限界を超えたのよね」(byカイ）
「ブライトさんよ、無理のし過ぎじゃ戦いは勝てないぜ、だから俺は降りるんだ（中略）俺は限界を超えたのよね」(byカイ）
このセリフって、ブライトに対するカイなりのアドバイスだったのではないかと思います。勇敢さと無謀さはの違いは常に紙一重です。
「この仕事が終わったら、戦争のない所に行こうな、三人で」 (byハミル）
「この仕事が終わったら、戦争のない所に行こうな、三人で」 (byハミル）
ハミルちゃんが弟と妹を抱きしめての一言。戦争のないところへ行かせてあげたいですね・・・。
「ほんと、軟弱者かもね」(byカイ）
「ほんと、軟弱者かもね」(byカイ）
苦戦を強いられるホワイトベースを見捨てることが出来ず、結局戻ることを決めたときの呟き。自分に言い訳が必要なのも、カイみたいなタイプの特徴ですよね。
「とにかく連中ときたら、手が遅くて見てられねぇんだよ」（byカイ）
こちらも完全にホワイトベースに向かう、自分への言い訳です（笑）
「とにかく連中ときたら、手が遅くて見てられねぇんだよ」（byカイ）
こちらも完全にホワイトベースに向かう、自分への言い訳です（笑）
こんにちは。
この記事をお書きになっている頃には、
もう第28話をご覧になっているのかなあ…。
共感ポイント・納得ポイントはたくさんあるんですが、
もうちょっとだけとっておきます……。
by みみちゃん (2008-04-19 18:25)
そろそろ、ガンダム ザ・オリジンに近づいてきました。（現在ミハルの次の話まで、単行本が出ています。）
ミハルは不幸・・・・・あ、まだですかｆ（＾＾；
もう少しで、ララアが出てくるかな～o(^_^)o
by 防人 (2008-04-20 14:28)
こんにちは。
度々すみません。
★★★お知らせとお願いです。
俺の「読んでいるブログ（RSS）」で、このblogの更新が通知されてきません。
俺の記事で、このblogを掲載させて頂いています。
まずは、勝手に掲載させて頂いたことを、ご容赦ください。
なお、掲載に関して、ご都合が悪い場合は、俺宛にご連絡ください。
個別にリストから削除させて頂きます。
【RSS不具合リスト】
http://mahoris.blog.so-net.ne.jp/2008-04-20
★★★以上、お知らせとお願いでした。
by みみちゃん (2008-04-20 20:41)
＞みみちゃんさん、ようこそ!!この回と、次回の28話は心が痛みました。でも、この一件でカイがぐっと大人になることは間違いなしです。彼の成長を暖かく見守るのが私の役目です!!
RSSの件、ありがとうございました。私のblogは全て登録しなおしたせいか、問題はありませんが、今回の改悪にはほとほと混乱してます。ソネブロには、しっかりとした誠意ある対応を期待したい物です。
by as (2008-04-21 12:32)
＞防人さん、ようこそ!!ミハルちゃん・・・（涙）あんなに良い子なのに、ガンダムという世界は、本当に厳しいですね・・・。
by as (2008-04-21 12:33)
本や映画をたくさん見てきたからですかね、asさんの物語の先読み能力やキャラクター分析力はものすごいですね。
＞ある意味、仲間でありながらも冷静な傍観者のような立場も取れる人。言葉を変えて言うと、ジャーナリストタイプかな。
ネタバレになっちゃいますけど、カイ・シデンは次作Zガンダムでは、フリーのジャーナリストになってちょい役として出てきます。ククルスドアンのザクを「捕獲して性能分析に使えよ」と突っ込んでいる時もびっくりしました（黙ってましたが当然僕は次の「セイラ出撃」の回でコズンのザクを捕獲することを知っていましたから）。
これはasさん作家でも目指す？(^^;
by akoustam (2008-04-21 22:21)
＞akoustamさん、ようこそ!!お褒めの言葉、ありがとうございます。スッゴク嬉しいです♪新旧問わず、映画も本も大好きですからね（苦笑）
カイは、Zガンダムにもちょっと登場するんですか!!それは感激。ファーストが終わった後に、Zに進む予定なので、成長したカイのジャーナリスト姿を見るのが今から楽しみですよ。カイがジャーナリストになってくれるとは、カイファンとして、かなり嬉しいなぁ。ジャーナリストって、カイの良さを存分に活かす事が出来る職業ですからね。しかもフリーランスというのが良いですよ!!
作家かぁ、私が本を書くならどんな本を書こうかなぁ。ヨーロッパを舞台にした旅行記と華麗なるトリックを駆使した怪盗物が良いかな（笑）目指しちゃいますか、作家!!（笑）
by as (2008-04-22 13:43)