ダイヤモンドの街・アントワープ－ベネルクス旅行記

ダイヤモンドの街、アントワープ!!

オランダ国境とブリュッセルの真ん中に位置するアントワープ。ヨーロッパ最大級のコンビナートがある街でもあります。そして、アントワープといえば「ダイヤモンド」!!世界中から運ばれてくるダイヤモンドが毎日この街で取引され、ダイヤモンド業界関連者と思しきユダヤ人が、忙しそうに歩いている光景を目にすることができます。街中にもたくさんのダイヤモンドのお店があり、いつも観光客で賑わっています。

　ダイヤモンド州立博物館

上の写真は、中央駅近くにある「ダイヤモンド州立博物館」。ダイヤモンドの歴史や、研磨の工程等を紹介している博物館で、ダイヤの原石やダイヤモンドを使った綺麗なアクセサリーを見ることが出来ます。また、Hip HopやR&Bシンガー達が身に着けている、金やダイヤモンドを使った華美な（派手な）アクセサリーを展示したブースもあり、ダイヤモンドで飾られた自転車など、凄いものまで見ることが出来ます。

アントワープ旧市街の中心になるのが、ノートルダム大聖堂近くにある「フルン広場」。ここには、ルネッサンス様式の市庁舎や、カフェが所狭しと並んでいます。

　市庁舎

　カフェ

アントワープという街の名前は、古代ローマの兵士ブラボーが、悪さを働く巨人の「手－アント」を、切り取り「投げた－ウェルペン」ことに由来するそうです。市庁舎前には、そのブラボーの彫刻が置かれています。

　ブラボーの像

観光名所が集まる旧市街へ向かう途中には、ベルギーのファッションの中心地となっているメインストリートがあり、いつでも買い物客で賑わいを見せています。

　メインストリート

15世紀から歴史の表舞台で活躍し続ける街だけあり、歴史的建造物から最新のモードなどが混在するという、非常に興味深い街です。店先で輝きを見せるダイヤモンドに心を奪われつつ、散歩を楽しむのもアントワープの楽しみ方の一つとしておススメです!!