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アムステルダムからの日帰り旅行デン・ハーグ-ベネルクス旅行記 [ベネルクス旅行記_2007]

オランダのロイヤルシティ、デン・ハーグ

オランダには、アムステルダムの他にも魅力的な街がたくさんあります。チーズで有名なエダム、ミッフィーの町ユトレヒト・・・その中でも、オランダの政治の中心地であり、宮殿があるデン・ハーグは、オランダのロイヤルシティとして有名で、またアムステルダムから電車で片道1時間弱と、日帰りで行くことが出来る街でもあります。

 デン・ハーグ駅

アムステルダム駅とは全く異なる、近代的な駅のデン・ハーグ駅に到着し、ロイヤルシティにふさわしく、上品な街中をのんびりと歩きながら、先ずは国会議事堂や政府の重要機関が集まる建物群「ビネンホフ」を目指します。

 

  ビネンホフ

13世紀から17世紀にかけて造られたこのビネンホフを池越しに見ると、その美しさに感動します。また、このビネンホフの中にはオランダの国会議事堂にあたる「騎士の館」があります。

 騎士の館

 ビネンホフ内部

そして、このビネンホフ一角には、オランダを代表する美術館の一つ「マウリッツハイス美術館」があります。そして、オランダ黄金時代の名作を集めるこの美術館の最大の魅力は、なんと言ってもフェルメールの秀作「真珠の耳飾の少女」です!!

 マウリッツハイス美術館

写真からも分かるように、この美術館の規模はかなり小さく、展示ルームは10室前後。そんな中に、フェルメールやレンブラント、ルーベンスと国宝級の作品が並んでいるという、とんでもない美術館です。またデン・ハーグを訪れる大体の人の目的も、この美術館を訪れることだそうです。

レンブラントの出世作「テュルプ博士の解剖学講義」や「自画像」、フェルメールの「デルフトの眺望」もあり、オーディオガイドから流れてくる丁寧な説明を聞きながら、一つ一つ見ていくと、時間はいくらあっても足りないほどです。この美術館では日本語のオーディオガイドもありましたが、日本語で紹介される作品は他の言語に比べると少ないので、英語版をおススメします!!英語版は、作品に焦点を当てた解説と、画家の人生に焦点を当てた解説などもあり、かなり良かったですよ♪

そしてフェルメールの「真珠の耳飾の少女」。もう、本当に美人さんです!!潤んだ瞳と唇が凄く印象的で、本当に清らか!!ガイドでは「オランダのモナリザ」と表していましたが、モナリザよりもフェルメールのこの絵の方が何倍も素敵です!!光を反射する小さなドットが細かく散りばめられていて、それによって全体的が非常に柔らかく、どこか内側から発光しているような印象を与えます。そして、真珠の耳飾が大きい!!彼女の魅力にすっかりノックダウンで、絵の前の置かれているソファーに座り、一人ポカーンと口を開けて見入ってしまいました(苦笑)

 絵画本

最後、ギャラリーショップでキャッシャーさんと話をすると、「世界中の人が、オランダ一の美女を見に来るのよ、凄いでしょ彼女♪」と茶目っ気たっぷりに自慢されちゃいました(笑)さすがにこの絵だけは門外不出ということなので、どうしてもこの絵が見たい人は、デン・ハーグまで足を運んで、とのことです。

それでは、「マウリッツハイス美術館」でフェルメールの「真珠の耳飾の少女」と「デルフトの眺望」を見たら、次はフェルメールの故郷、そして絵の題材にもなった場所デルフトに、トラムに乗って移動しましょう!!

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