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アムステルダムからの日帰り旅行デルフト-ベネルクス旅行記 [ベネルクス旅行記_2007]

フェルメールの故郷、陶器の町・デルフト

デン・ハーグのビネンホフ前のトラム乗り場から、デルフトまでは約30分。その間、とラムは華やかなデン・ハーグの街中や、静かな住宅街を抜け、車窓からの眺めを楽しむことが出来ます。また、途中にはオランダの象徴「風車」もバッチリあり、改めてオランダに来ているんだなぁと実感します。

 小さな風車

デルフトの街は、本当に小さく「可愛い」という言葉がピッタリ。街の中心、マルクト広場には、「新教会」と「市庁舎」の立派な建物が向かい合って建ち、cafeや土産や、街の名物「デルフト焼き」のお店が所狭しと軒を並べています。私が行った日は、閑散期の日曜日だったため、お店は残念ながらほとんどが休み。しかも教会までが休み!!これにはちょっとビックリです。

 奥:市庁舎

そして新教会前には、「国際法の父」と呼ばれるグロチウスの彫像が建っています。

 グロチウス

また、教会内にはオラニエ家の人々が埋葬されていて、オランダの建国の最大の功労者ウィレム1世(沈黙王)の棺も安置されています。そしてこのデルフトの街は、ウィレム一世が暗殺された場所でもあり、その舞台となった建物は現在「プリンセンホフ博物館」として、一般公開されています。

 手前:博物館入り口 奥:旧教会の塔

この博物館、入り口が小さい割りにはかなり奥が深く、かなり広いです。展示品は、アムステルダム歴史博物館と同じように、街にまつわる絵画や陶器、家具など。前に紹介したように、ウィレム一世が殺害された場所(階段)の壁には、しっかり弾丸が食い込んだ後が残っています。デルフト焼きのコーナーと一緒に、見逃せません!!

 パンフレット

このパンフレットの表紙を飾っているのが、オラニエ公ウィレム一世。スペインによる支配に苦しむオランダを救うべく蜂起したものの、志半ばに暗殺されたオランダ人のヒーローです。なかなかハンサムさんです!!



2回に渡ってお伝えしてきた「アムステルダムから行く日帰りツアー」、デン・ハーグとデルフトの街をゆっくり歩いて、アムステルダムに帰る頃は、すっかり夕暮れです。美しい絵を愛で、オランダの歴史を感じる、そしてお土産は青と白が美しいデルフト焼きと、ザ・オランダな日帰り旅行、風車も見れるのでおススメです!!


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orange

その昔、デルフト焼きを入手したくて訪れました。丁度今頃の季節だったかと。
いいですね。のどかで。のんびりと住みたい町のひとつです。
by orange (2010-04-23 21:46) 

as

>orangeさん、ようこそ!!デルフト焼き、街中にたくさんお店がありましたね。確かにのどかですが、しっかりと街が発展しているので生活もしやすそうですね。とても魅力的な街の一つです。
by as (2010-04-25 10:31) 

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