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ミュージアムパスを片手に、美術館巡り-ベネルクス旅行記 [ベネルクス旅行記_2007]

ゴッホの作品を求めて・・・

オランダが生んだ芸術家3名といえば、レンブラント、フェルメール、ゴッホの3人です。レンブラントとフェルメールの作品は先日ご紹介した「国立博物館」に収蔵され、ゴッホの作品は、「国立博物館」に隣接した「国立ゴッホ美術館」という形で、独立した美術館が建てられています。

美術館のコレクションは200点を超えるゴッホの作品のみならず、ゴッホと同時期に活躍した19世紀の有名画家によるものも数多くあり、かなり幅広いです。そしてこの美術館は常に観光客が押し寄せる人気の美術館だけあり、非常に混雑しています。

 国立ゴッホ美術館

ツアー客のお昼ご飯時を狙って美術館に行ってみると、チケット待ちの行列が。そんな方達の冷たい視線を浴びつつ、「ミュージアム・イヤーリーカルト(美術館パス)」ホルダーの私は、行列に並ぶことなくサクッと入館。こちらも写真撮影は一切禁止なので、クロークに荷物を預けてパンフレットを片手に入り口を抜けると、人の山・・・(涙)ゴッホの作品を見に来たのか、人ごみを見に来たのか分からない状態です。キューレターさんに「今日は空いてるほうよ♪」なんて言われたものの、本当に凄い人ごみでした。学校の修学旅行時期なのか、スペイン語圏のお子様の大群には完全に参ってしまいました・・・ガク。

コレクションは、世界一だけあり素晴らしく、有名な「ひまわり」は勿論のこと、「じゃがいもを食べる人達」や「麦畑」の連作、「カラスの群れ飛ぶ麦畑」など、ファンにはたまらないものばかりです。私はゴッホファンというわけではないので、普通に見てましたが、中には「ゴッホ信者」と思われる人も多く、ちょっと近寄りがたい雰囲気が・・・(汗)最新のテクノロジーを使ったコーナーや、コンピューターによる作品の検索など、ハード面もとても充実していて鑑賞しやすいつくりになっています。

 作品集

先に紹介した美術館パス、「ミュージアム・イヤーリーカルト」を簡単にご紹介。オランダの美術館は他国に比べて入館料が高いです(「国立ゴッホ美術館」の入館料は10ユーロ、「国立博物館」も10ユーロ)。しかしながら、オランダ国内400以上の美術館・博物館に利用できるパス「ミュージアム・イヤーリーカルト」というものがあり、美術館巡りをする人や美術愛好家には強い見方になってくれます。お値段は1年間有効で、40ユーロ(ちなみにパリのミュージアムパスは4日間有効で45ユーロ)。しかも、オランダはガイドブックに掲載されない小規模な博物館や美術館がたくさんあるので、このパスかなり効果的です。

 パンフレット

オランダで美術館巡りを予定されている方は、この「ミュージアム・イヤーカルト」必携です。各美術館の窓口で購入可なので、是非検討してみてはいかがでしょうか?

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