巨大な石橋・カレル橋－プラハ・ウィーン旅行記

プラハ最大の見所、モルダウ川に架かるカレル橋

街を南北に流れる穏やかなモルダウ川に架かり、左岸と右岸を結ぶゴシック様式の石橋、カレル橋。1402年に完成した橋は、幅10m長さ500m以上と言う、巨大なもの。橋の欄干には聖人やチェコの英雄を模った像が並び、プラハを訪れた観光客が必ず一度は通る場所として、常に観光客で賑わっている場所でもあります。

　賑やかな橋

　色々な言葉が聞こえます

またこの橋の上では、似顔絵描きやアクセサリー屋などが所狭しと店を構え、賑やかな雰囲気に花を添えています。

　小さなバンド



この橋の欄干には、18世紀前後に作られたチェコの英雄や聖人を模った彫刻（レプリカ）が飾られていて、それらの彫刻の中には、日本とも縁の深い「フランシスコ・ザビエル」像もあります。ゴシック様式のカレル橋にバロック様式の彫刻が飾られるという、少し不思議な感じがする橋ですが、これもプラハの長い歴史の賜物ですね。

　聖母子像

　

このカレル橋、かつては処刑場として使われていたという、ちょっと恐ろしい側面もあります。かつて、この場所で罪人の首を切り落とし、その首と身体を橋から投げ込んだそうです・・・当時は、美しい欄干の彫刻も無く、中央に巨大な木製の十字架が一つ置かれていただけとか・・・うーん、想像するのが怖いですね（汗）

そして、この橋を渡る観光客が必ずすることが一つあります!!それは、この悲しい歴史と関係のある「聖ヤン・ネポムツキー」の像に触れること、この像に触ると「三つのこと」が叶うそうです。彼にまつわる伝説、次回たっぷりご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!これからプラハに行く人、必見です♪

　

コメント 4

カレル橋にTBさせてもらいます。
by kenta-ok (2007-09-08 23:39) 

＞kenta-okさん、ようこそ！TBいつでも大歓迎ですよ。世界旅行記、読ませていただきますね。
by as (2007-09-09 17:49) 

きれいですねーーー。
最近ちょっとヨーロッパには飽き気味だったんですが、東欧はいいかも・・・。何とも言えない東欧らしさが、同じヨーロッパでもちょっと違って（うまく言えないけど）写真からもその重々しさが伝わってきます。（*^_^*）
by Nanake (2007-09-11 19:25) 

＞Nanakeさん、ようこそ！ヨーロッパに飽きてきた、という気持ちよくわかります。正直、綺麗な街を見ても感動しなくなってきている自分がいます（苦笑）でも、東欧は違いますよ!!歴史の暗い部分がまた魅力的だったりしますしね、本当にオススメなので、行ってみてください。
by as (2007-09-12 17:27)