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「初パリ!旅行記」-オランジェリー美術館で「睡蓮」を見よう! [初パリ!旅行記_2007]

見事な「睡蓮」の作品群に大感動!!

前回ご紹介したジヴェルニーのモネの邸宅と庭園。モネが愛した自然美に感動した足で向かうのは、この場所以外にありません。そうです、長い間修復工事の為休館していた「Musee de l’Orangerie-オランジェリー美術館」です!!オランジェリー美術館は、印象派の絵画を集めた中規模の美術館で、一番の目玉作品は、もちろんモネの「睡蓮」の作品群です。

数年間に及ぶ修復工事も昨年春にようやく再開したオランジェリー美術館。リニューアルしたモダンな入り口を抜け、地上階の「睡蓮」の展示室(Les Nympheas)に向かうと、そこは・・・

 「睡蓮」

自然光が天井から差し込む楕円形の2つの展示室の壁一面に、モネの睡蓮が直接貼られているのです!!床も壁も椅子も全て白で統一された空間は、「睡蓮」以外の「色」は何もないのです。

 



まさに、言葉が出ない美しさです。そしてこの展示室に入って気がついたのですが、自分の許容範囲を超える量の感動を一度に味わうと、人間ただただ「あ、はは」と力なく笑うことしか出来ません。なお、オランジェリー美術館には、モネのほかにもピカソやセザンヌ、ルノワールなど印象派を代表する画家の作品が展示されています。

 ルノワール「ピアノに寄る娘達」

このオランジェリー美術館、モネの睡蓮だけでも十分行く価値のある美術館ですので、ぜひこの作品の前に立って、作品を全身で感じてみてください。最後に、オランジェリー美術館は、午前中は団体客のみとなっていて、個人見学は午後12時半からになるので、お気をつけください。


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コメント 6

Nanake

いいですねー!
オランジュリー美術館私も行ってみたいんですよー!!
写真を見ると行く価値大!!ですね
by Nanake (2007-06-07 04:40) 

as

>Nanakeさん、ようこそ!もう、この睡蓮の作品には言葉にはできない感動を味わいました。長い間改修工事のため閉鎖されていたので、パリに行ったのに見ることができなかった人がかなり多いみたいですね。芸術、特にモネの作品がお好きでしたら、イギリスにある間にぜひ行ってみてください。お勧めです。ここからだったら、週末、一泊二日でも行けますよ(笑)
by as (2007-06-07 16:55) 

Nanake

私が初めてパリに行ったとき、既に改修工事中であり、そのとき2000年ですから、軽く7年近くは改修してたって事ですよねえ・・・。さすがフランス長すぎ(笑)
by Nanake (2007-06-07 17:50) 

as

>Nanakeさん、ようこそ!7年間も修復してただなんて、信じられない!!この美術館、オルセーやルーブルに比べたら、はるかに小規模のものですし・・・日本なら、修復ではなく建て直しが出来る期間ですよ!!さすがフランス、一週間で35時間しか働かない国です(苦笑)
by as (2007-06-08 17:13) 

のりっく

オランジュリーの睡蓮はとても感動的ですよね。特別モネが好きなわけではなくても、これは言葉になりません。その没入感、迫力、ほんとに絵に入り込めますね。白壁に一面、っていうシチュエーションに弱いのかも。
私が行ったのは確か97年だから、その間にそんな長い改修があったんですね~!
by のりっく (2007-06-29 23:52) 

as

>のりっくさん、ようこそ!97年当時の展示をご存知でしたら、長期にわたる修復工事の成果、いかがでしょうか?色の無い世界に、突如現れるモネの世界。感動的です。
by as (2007-07-02 17:23) 

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