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「初パリ!旅行記」-ルーブル・至宝の絵画部コレクション [初パリ!旅行記_2007]

ルーブル美術館と言ったら、やっぱり「モナ・リザ」です

ルーブル美術館の一番人気作品は、やはりレオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナ・リザ」です。彼女の何とも言葉で表現しにくい神秘的な微笑は、描かれた当時から今まで人々を魅了してやみません。しかし残念なことに、ヨーロッパの絵画の歴史の凝縮ともいえる、この「絵画部」のほとんど(2階デゥノン翼)は写真撮影禁止のため、写真がありません!!スイマセン!!この撮影禁止区域にある有名作品は以下の通りです。
 
 ・「ナポレオン一世の戴冠式」 ダヴィッド作
 ・「民衆を導く自由の女神」   ドラクロワ作
 ・「聖母子像と聖ヨハネ(別名 美しき女庭師)」  ラファエロ作
 ・「堕天使を駆逐する聖ミカエル」  ラファエロ作 などなど

楽しみにして下さってた方、本当に申し訳ありません!!

ということで、今回は「写真撮影可」だった「絵画部」のから、「モナ・リザ」にも負けないくらい素晴らしい絵をご紹介していこうと思います。なお、個人的な意見として聞き流してほしいのですが、私、ダ・ヴィンチのテイストが合わず、あまり「モナ・リザ」には興味がない為か「モナ・リザ」を実際に見ても、「へぇ」で終わってしまいました。周りの人も、それなりに納得した様子で帰っていましたが、「モナ・リザ」は「感動的な作品」というよりも「う~む」と考えさせられる作品のようです。

 ルーベンスの間

まずは、私の大好きな画家の一人、フランドルのバロックを代表するルーベンスの作品を集めた「ルーベンスの間」をご紹介します。この部屋に飾られている作品は、全24点の連作「マリー・ド・メディシスの生涯」です。一つ一つの作品の大きさにビックリすること間違いなしの、巨大な作品群です。私は、彼の豊かな色彩と、躍動感そしてドラマティックな構図が大好きなんです。

 「レースを編む女」 フェルメール作

この作品は本当に小さく、一番最初に来た時は見つけられずに通過してしまったと言う、恥ずかしい思い出の一枚。30数点しか残っていない貴重な彼の作品の一つです。繊細な光の描写が印象的な作品です。

 「トルコ風呂」 アングル作

これも有名な作品ですね。彼が得意とする、豊満な肉体美と柔らかい色彩は独特の物ですよね。彼の代表作「グランド・オダリスク」もこのルーブルに所蔵されています(写真撮影禁止区域です)。

 「タルソスに上陸するクレオパトラ」 ロラン作

はぁ、綺麗です・・・。超有名ではありませんが、ロランも私が好きな画家の一人。彼の光と空気の雰囲気が大好きなんです。この作品の対作「サミュエルに聖列されるイスラエル・ダビデ王」も一緒に飾られていて、この絵の前を眺めていると、学芸員さんに「この絵、好きなの?」なんて話しかけられてしまいました(笑)

この他にもまだまだご紹介したい素晴らしい作品がたくさんあるのですが、これより先は、皆さんがルーブル美術館に行ったときの楽しみに残しておこうと思います(笑)皆さんのお気に入りの画家の作品も、必ずここで見つかると思うので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか?

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コメント 6

7月にパリへ行きますが、オルセーだけにしようと思っていましたがこちらの記事を拝見したら「やっぱり無理してでも行こうかなぁ」と考えてしまいました。

私の夢はアントワープにある ルーベンスの傑作「キリスト昇架」をネロになった気分で見に行くことです。ルーブルにもこんな大作があるのですね。勉強不足でした。
by (2007-06-01 21:37) 

paraden

「レースを編む女」には特に惹かれるものがあります。
やっぱり、撮影できるものとそうじゃないのが
あるんですね。
凄い作品が多すぎると、ついつい見逃しちゃうんでしょうね。
日本みたく、もったいぶってちょっとしか見せないんじゃ
印象が強烈でしょうけど…。
by paraden (2007-06-05 08:42) 

as

>好(ハオ)くんさん、ようこそ!7月にパリに行かれるんですね。ルーベンスがお好きでしたら、是非このルーブルの「ルーベンスの間」行ってみてください。「キリストの上架」、ダイナミックな構図がルーベンスらしい傑作ですよね。確か対の作品もありましたよね?彼は数多くの作品を残しているので、作品をめぐる旅もおもしろそうですね。
by as (2007-06-05 17:03) 

as

>paradenさん、ようこそ!「レースを編む女」、手のひらサイズで、本当に注意しないと見逃してしまうサイズです。でも、小さな絵の中に、フェルメール独特のやわらかく、優しい光が見事に表現されていて、感動します。最近では写真撮影可の美術館が多くなってきましたが、やはりカメラのフラッシュが貴重な絵画を傷めてしまうんですよね・・・。保存と展示と、両立させるのは本当に大変です。
by as (2007-06-05 17:18) 

のりっく

ルーブルは真面目に見ると何日も掛っちゃいますね。
写真OKなのも日本人的には意外でしたが、絵を描いてる(模写)人がたくさんいるのには驚きました。日本の美術館だと難しい顔して遠巻きに見てないと怒られちゃいますよね。

フェルメールもそうですが、初めて「モナリザ」を見たときの感想は・・・ちっちぇー(笑)と。想像よりずっと小さい絵なんですよね。存在感はすごいけど。
私、フェルメール好きなんですよ。今度日本でも展覧会があるみたいなんで期待しているところです。
by のりっく (2007-06-30 00:00) 

as

>のりっくさん、ようこそ!「モナリザ」の小ささにみんなショックを受けるといいますが、私が見た時は「こんなもんだろう」と、アッサリ流してしまいました(苦笑)

今度、日本でフェルメール展があるだなんて、良いですねぇ。彼の作品は残されているの数が少ないので、規模は小さいものでしょうけど、日本では見ることができないフェルメール作品展、楽しんできてくださいね!!
by as (2007-07-02 17:27) 

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