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見所たくさんのエジンバラ城(その2) [エジンバラのゴシック旅行記_2007]

封印をとかれたスコットランドの宝器に感動!!

前回に続き、エジンバラ城をご紹介していきます。今回ご紹介する場所は、エジンバラ城観光のメインになる場所ばかりです!!

エジンバラ城の最上階は「Crown Square-クラウン・スクウェア」と呼ばれる広場を囲むように、「Royal Palace-王宮」、「Great Hall-グレート・ホール」、「Queen Anna Bulding-アン女王の館」、「Scotish National War Memorial-スコットランド戦没者記念館」があります。どれも全て見逃すことが出来ない場所ばかりです。

 スコットランド王宮

この建物の中には、スコットランド王の宝器「王冠、剣、王笏」が展示されています。この宝器は、1707年にイングランドとの連合条約が結ばれた際に封印され、後にウォルター・スコットによって封印を解かれたという悲しい過去を持つ物です。また、歴代のスコットランド王が即位の際に座る「Tne stone of Destiny-運命の石」も、かつてイングランド王エドワード1世によって持ち去られ、1996年に返還されたもの(つい最近ですね)。現在は宝器と一緒にクラウン・ルームに展示されています。ちなみに、この「運命の石」はチャールズ皇太子が即位する時に、再度ロンドンへと運ばれる予定だそうです。

 豪華な装飾が施された美しい建物です

上の写真はグレート・ホールです。ルネッサンス期に建てられた建物として大切に保管されています。

「アン女王の館」は、かつてアメリカ独立戦争時代にあたる約50年間、地下牢として使われ、海賊として捕らえられた1000人もの捕虜で溢れていたそうです。この建物では、当時の捕虜達の生活が再現されていて、見ることが見ることが出来ます。スコットランドの厳しい冬に、マットレスと毛布一枚だけで過ごさなくていけなかった捕虜達が過ごした過酷な環境を思うと、胸が痛みます。

 スコットランド戦没者記念館

2回に渡ってお届けしてきたエジンバラ城。スコットランドの宝器などは本当に美しく素晴らしいものでした。イングランドとスコットランド。この二つの国が辿った複雑な歴史を振り返ることが出来、とても勉強になりました。

最後に、今後エジンバラ城に行かれる方にアドバイスです。エジンバラ城はとても人気のある観光地なので、朝一番に行くことを強くお勧めします。理由は簡単。お昼近くになると、チケット売り場には凄まじいキューが出現します。下の写真は私が帰る時に撮影したもの。

 長~い!!

一体最後尾の人はどれぐらい並んでチケットを買ったのか・・・想像したくないですね。


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