SSブログ

無事合格!第22回キャリアコンサルタント試験 [目指せ合格!資格の勉強]

一発合格!実技と学科の両方で合格です

昨日は先月受験した第22回国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表の日でした。発表が昨日だということをすっかり忘れていたのですが、帰宅後カレンダーに書き込んでいたのを発見し、Webで確認したところ、学科、実技ともに合格者番号リストの中に自分の受験番号が無事にありました。ただし、正確な合否通知は17日発送の文書によるそうなので、しっかり郵便を待ちたいと思います。明日には着くかな?

22回キャリアコンサルタント試験.JPG
実技ではコンサルタントの模擬試験(ロールプレイング)もやります!

合格した後もやることが結構あって、厚生労働省への登録(免許制の為)からハローワークに行って、助成金の還付申請等、沢山の手続きが待っています(汗)GWを跨いで仕事が繁忙期の為、それが落ち着いた頃に手続きに行こうと思います。

キャリアコンサルタントは”一応”国家資格なので、これで運転免許の他に国家資格をもう一つ持つことになります。これはちょっと嬉しいかも(笑)この試験に関しては色々と思うところがあるのですが、それは一旦置いて、合格してほっとしました。良かった良かった。

***4月30日追記***

その後点数が記載された合格通知書が来ましたので、各項目と所感を書きたいと思います。結果はこんな感じでした。JCDA受験になります。

キャリコン22回結果.JPG

学科 84点/100点満点(50問のマークシートで、各問題2点配分)
論述 47点/50点満点
面接 78点/100点満点 論述と面接の合計点が実技合計となり、合計125点でした。

判定は全部A評価ですね。A評価は60%以上の場合なので、合格者はA評価を取っていると思います。なのでオールAはある意味必要最低限ってイメージですかね。

<学科所感>
過去問をしっかり分析がメイン。どのような問題がどれぐらいの割合で出されているのか、また回答に必要な知識の深度と細かさを確認して、それに必要な対策を最新の状況に合わせて実施しました。勉強時間は2週間で十分(暗記が苦手な人はもう少し時間が必要かもしれません)。どんな試験でも一緒ですが、出題者になって出題者の目線になると、ある程度短時間でも合格は可能です。必要なのは過去問をしっかり解説したものを手に入れられるかどうか。私は「みん合」こと「みんなで合格キャリアコンサルタント試験」のWebページの有料会員になって、そこで過去問の解説を入手しました。学科対策はこれで十分。ただし個人的にこのサイトの説明も少し物足りない部分もあるので、それは自分で調べて補足しました(厚労省のページがメチャクチャ使えます)。私はポンミスでいくつか点数を落としてしまいましたが、22回試験は過去問に比べると難易度が低いと感じたので、しっかり勉強した人は多分もっと点数を取れていると思います。

<論述所感>
こちらも各設問に対する自分なりのひな型を準備できれば、どんな内容でも対応可能です。時間が足りないと良く聞きましたが、戦略をしっかり持って、抽出すべきポイントが分かればそんなことはないと思います。私は過去問を解いた時から時間内に終わらなかったことはなかったです。まずは、しっかり文章を読んで問題点を整理しながら解答の構成を頭の中でまとめ切ることです。そして、どんな内容でも対応できるフレームと汎用性が高く完成度を高めた解答に使う定型文を事前に用意(要は語彙と日本語力)し、その定型部分に当て込んでいく作業だと思います。また、実際にやってみて、いつもPC作業で文章を書く習慣がない私にとって、限られたスペースに採点者が認識できる綺麗で小さな字で文章を書くことが一番難しかったです。論述は頭の中で解答までをしっかり組み立てる練習(9割)→実際に手で書く練習が必須(1割)といった感じで挑みました。

私は毎日紙に書く作業をすると疲れて非効率的なので、設問ごとに設定した時間内に回答を頭の中で検討を繰り返し、アウトプットする時に時間を計って所要時間を算出し目安にしました。通しで過去問を全部解くのは、時間内に認識可能な文字で、スペース内に書ききれるかの確認をメインに数回やるのがちょうどよいかと思います。論述の過去問は読んで戦略を考えて、どう組み立てるかまでを頭の中でやれば十分。毎回解答用紙に書くことまでするなら、いかに早く論点整理を頭の中で出来るようになるかの練習をした方が良いかなと思います(紙ももったいないし、疲れるし)。早く論点整理と解答内容が決まれば、書き出す時間も増えます。最初と最後で文字の大きさや汚さが違うという「あるある」が一番試験で失敗するパターンですね。

あと、テスト対策特化になりますが、論述は実技の中に位置づけられている通り、面接の評価点である「主訴・問題の把握」「具体的展開」「将来展望」の3つは絶対に回答に入れないといけません。面接と論述は一体です。問3には「主訴・問題点の把握」の視点から、「CLの自己概念」→「発端となった経験と感情(揺らぎ)」→「CLの問題点(思い込みや不足している点)」と「問題点を作り上げている環境的要因(家族による洗脳や一般的常識:借り物の自己概念)」のセットの3つをしっかり解答し、問4では、問3の問題点からそれを如何に解決に向けてCLが取り組めるかの視点から「具体的展開(話し合いの機会を設けることの提案など)」と「将来展望(自己概念の実現の選択の可能性)」につなげていく流れを定型文化すればいけます!

<面接対策>
これは受験生の皆さんが勉強されている環境によるかと思うので、その流派にお任せします(笑)。また、これは生まれ持ったセンスも結構あります。私は問題解決型思考でセンスが全く無かったのでテクニックと知識に逃げました(如実に点数に出てます:苦笑)。ただ、僭越ながら面接ダメダメの私からアドバイスさせていただくとすると、ロープレが苦手な人は、同じCLで同じトピックを間をおいて2回やることをお勧めします。1回目のダメポイントを徹底的に振り返り、改善策を検討し2回目で改善案を実行し、確認するという流れです。私はこれで実り多い気付きがありました。私が参加していた自主勉強会では毎回違うCLの違う相談でロープレを何度もやるという100本ノックみたいな方針の場所でしたが、比較できないので問題点が改善したかどうかの検証が出来ないのが不満でしたね。「ロープレは回数だ」ということを言う人が多い印象ですが、昭和じゃないんだから、効率的なロープレをしっかりやることが大切だと個人的には感じました。

簡単ですが、凄く簡単に私がキャリコンの試験対策として実際に採用した勉強方法をまとめてみました。これから受験される方のお役に少しでも立てればすごく嬉しいです。あと、理論家や法律を体系的に把握できない人は下の参考書が市販のテキストの中ではおすすめです。これが良かったので、Webサイトを選びました。

キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 第2版

キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 第2版

  • 作者: 原田 政樹
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2021/03/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。