武蔵の国の総社「大國魂神社」に行って来ました [つれづれ日記]
東京五社&武蔵国の総社「大國魂神社」
私が現在住んでいる地域はかつて「武蔵国」と呼ばれる地域でした。武蔵国は現在の埼玉、東京、神奈川県(川崎)を管轄するかなり大きな国で、今でもこの一帯では「武蔵~」という地名が沢山ありその名残があります(武蔵小杉等)。そんな武蔵国の一番の神社である「総社」という位を与えられ、一之宮から六之宮まである神社を配祀している大変格式の高い神社が東京府中にある「大國魂神社」です。もっと簡単に説明すると、武蔵国を守護する神社になります。
敷地が凄く広いです!
参道が長すぎて先が見えない(苦笑)
テクテク歩くこと数分、大きな門を二つ超えるとようやく拝殿が見えてきます。この日は写真からも分かる様にかなり天気が悪く、雨が降ったりやんだりの一日でしたが、参拝中は何とか天気が持ちこたえてくれました。
凄く立派な神社で荘厳です!
拝殿向かって右手に御祈祷受付やお守りを授与する授与所がり、反対側には御朱印の受付をしてくださる社務所があります。今改めて写真で拝殿を見ると、屋根の造りに他の神社とは少し違った重厚さが感じられますね。
奥には授与所
大きく御朱印の案内あり
こちらの神社は先述した通り、大変広い敷地内に色々な摂社や慰霊碑等数多くの配置されています。どれくらい広いかというと、下の案内図を見て頂くとイメージしやすいのではないでしょうか?
この地図からも境内の広さが分かります
先ほどの参道入口から何も見えなかった距離感をイメージしていただきたいと思います。あの長さで約敷地の半分といった所でしょうか。また他の神社と少し違う特徴として敷地内に府中市の「ふるさと歴史館」という普通のビルの建物があります。かつてこの場所には国府が置かれていたということで、行政の建物があるのは昔と変わらないというところでしょうか。神社の敷地内に普通の建物があるのはすごく不思議な感覚でした。そして広い境内には神社に相応しく、沢山の樹木があり、その中でも本殿裏に御神木があります。
御神木ですが、今は既に枯れてしまっているようです
御神木の他にも神社の敷地内には数多くの樹木が植えられており、自然の清らかな気を至るところで感じ都会の雑踏の中で日々消耗戦を展開している私には心身ともに癒される清浄さです。中でも今回の訪問時に最も美しい姿を見せてくれたのが枝垂桜です。一般的な桜であるソメイヨシノより早咲きで、私が行った時が正に満開で圧巻の美でした。
枝垂桜が満開です!本当に綺麗です。
美しく咲いている枝垂桜にしばし見ほれました
高い樹木も良いですが、足元に目をやるとこれまた素敵な植物達が沢山植えられていています。特に綺麗に咲いていたのは冬の時期のバラともいわれるクリローこと、クリスマスローズです。ロザリアンファンでも多くの方が育てている人気の品種です。
ガーデナーでもファンが多いクリスマスローズが満開です
また、植物以外に敷地内には摂社があり、中でも「松尾神社」は地元の酒造組合さんやメーカーさんがお酒を奉納し大切に信仰しています。神社の敷地内のある摂社はどれも綺麗に保存されていて、人々から長く愛されている神社であることはそういったところを見るとよく分かりますよね。
本殿奥にひっそりとあります
そして大変嬉しいことに参拝した時にちょうど結婚式が行われていました!雨がパラパラと降っていたので、本来は日よけの赤い傘が雨除けの傘になっていました。参列された方々も雨が降る中傘が無く少し大変だっと思いますが、幸せの一時に立ち会わせていただけれて少しだけ幸せをお裾分けしていただいた気分です。
お日柄が良かったのか、結婚式に遭遇です!おめでとうございます。
そして花冷えの中長く散策すると体がかなり冷えるので、帰りのドライブの時間を考えて敷地内になるお休み処で温かいぜんざいを頂きました。これがまた美味しかったです。
すっかり冷え切った体を温めてくれるぜんざい
糖分を補給して車に戻って、大渋滞の府中街道をひたすら忍耐で家に戻りました。お家につく頃にはすっかり暗くなる頃。距離はそんなに遠くはないけど行きも帰りも渋滞との戦いでした。帰宅後、頂いた御朱印を見ながら満足感に浸っていました。
繊細な細字の御朱印です。武蔵総社の文字が眩しい!!
この「大國魂神社」は東京五社の一つなので、これからは都内にある残りの4つの神社を巡って御朱印集めを開始したいと思います。実は他の神社には全部行ったことがあるのですが、これまで御朱印を頂いたことはないので改めて参拝し八百万の神様に日々のご加護に感謝をお伝えしてこようと思います。ただし、花粉シーズンが終わってからね(苦笑)
コメント 0