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ロズベルグ、2016年ワールドチャンピオンに決定! [フェラーリテイスト満載のF1]

ロズベルグ家親子二代でワールドチャンピオン

長かったF1、2016年シーズンが閉幕しました。ワールドチャンピオン争いが最終戦までもつれたまま開催されたバーレーンGPでは、最終決戦に相応しい緊張感溢れるレースとなりました。F1カレンダーの中で唯一のトワイライトレースとなるバーレーンを制したのはメルセデスのハミルトン。2位はチームメイトのロズベルグ、3位はフェラーリのベッテルでした。

この結果によりシーズン通して安定した走りをしたメルセデスのロズベルグと、波乱のシーズンとなった3度のワールドチャンピオンのハミルトンの一騎打ちは、神経戦をものにしたロズベルグに軍配が挙がり、2016年のワールドチャンピオンは見事ロズベルグが輝きました。ロズベルグ家では今年ワールドチャンピオンを獲得したニコのお父さんのケケも36年前にワールドチャンピオンになっているので、イギリスのヒル家に続いて親子でワールドチャンピオンという素晴らしい功績をF1の歴史に残すことになりました。メンタルに問題ありと言われてきたおぼっちゃまドライバーのニコがワールドチャンピオンになるとは正直予想していなかったので、ハミルトンの戦略に屈することなく最後まで粘りの走りで周囲を納得させたチャンピオン決定の瞬間でした。

今年も長かったシーズンが終了です。今回のレースでウィリアムズのマッサとマクラーレンのバトンがF1を引退します。2人共長くF1界で活躍してきたドライバーなので残念ですが、また新しいドライバーが下のカテゴリーから昇格してF1に新しい血を入れてくれることでしょう。そして地味に衝撃的だったのが、マクラーレンの総帥ロン・デニスが政治的な駆け引きに敗れて失脚したことです。デニス失脚によりこれからのマクラーレンホンダの雲行きがかなり怪しくなってきました。2017年シーズンで結果を出さないと、レース畑出身ではないビジネスマンがチームをコントロールすることになると、ホンダを切ってメルセデスエンジンを載せるようになるでしょう(汗)。

今年は何かと話題が尽きないシーズンでしたがとにかく無事に終了して良かったです。我らがフェラーリも、シューマッハ様がフェラーリに来る前の”存在感は凄いあるけど中途半端な強さのチーム”という懐かしいポジションに戻りました。来年は果たしてどんな年になるのか楽しみです。今年も1年間お疲れ様でした!


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