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美しきバラの羅針盤 ローズ・デ・キャトルバン [ガーデニング]

大輪の真紅のバラ ローズ・デ・キャトルバン

この1か月の間、出張でまともにblogを更新できませんでしたが、その間に撮影した我が家のバラの様子を2016年春のバラとしてまとめたいと思います。肝心な満開時に出張が重なりあまり良い写真はありませんが、自分メモとして残したいと思います。第1回目は私のお気に入りのバラ、フランスデルバール社の「ローズ・デ・キャトルバン」です。

キャトルヴァン (3).JPG
ベリー系の香りが濃厚です

見て分かる通りのクリムゾンレッド。そして10cmをゆうに超える大輪のバラです。フリルがかった花弁がびっしりと詰まったお顔で、香りもベリー系のフルーツを凝縮した強香品種です。姿形だけでなくその香りでも存在感をアピールしてくる恐ろしい美女です。花弁も葉も肉厚でたっぷりとしていて人に例えるならラテン系美女とでも言えましょうか。そして美しいバラには棘があるを地で行くバラで、恐ろしい程棘が密集しているのがこのバラの唯一の欠点です(涙)。ハイブリットティーのブッシュローズで非常にコンパクト(縦長)に育つので鉢植え向きですね。病気にも強く我が家で育てているバラの中では手がかからないバラの一つです。

我が家にあるフレンチローズは他の品種に比べると開花時期が遅く、5月下旬から花が綻び始めます。

キャトルヴァン (1).JPG
5月中旬で蕾が膨らみ始めた頃。

ステムが若干長めのせいか、どうして背が高くなりがちなので、強めに剪定して枝数を増やしてあげる方向で育てていった方が正解だったかなと思っています。蕾が膨らみだした頃に変に雨に当たってしまうと蕾が開かない現象が一度あったので、この子は軒下で管理しています。

キャトルヴァン (2).JPG
ここまで蕾が膨らめば100%咲いてくれます

おととしの冬剪定時にげんこつ剪定一歩手前までお強剪定をして元気に復活をしたキャトルヴァンですが、昨年の夏に調子を崩し、昨年の冬に枝数が大分減ってしまい今年の春が心配でしたが、強健種らしく見事に復活してくれました。このキャトルヴァンは四季咲きの性質を持っていて、真夏でも春の一番花と変わらないクオリティーの花をつける実に完成度の高い園芸品種です。

キャトルヴァン (4).JPG
花弁がびっしり詰まっています

このまま先進むと花の中心が4つに分割されるところから「羅針盤=キャトルバン」の名前が付いています。花弁の色もブルーイングと黒味が強くなりより深い色味になります。のっぽな鉢植えはどうしても風に弱いので、なるべく枝数を増やしてワイドな大株に育つように色々と工夫をしたいと思います。それにしても満開の時期を見逃してしまったことが本当に悔やまれるバラです。次回、二番花以降に期待したいと思います。


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