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ハミルトンが44勝目をモナコで飾る F1モナコGP [フェラーリテイスト満載のF1]

ハミルトン、今季初優勝はモナコで

代打海外出張や組合の仕事で連日忙しく、約2週間も放置状態が続いてしまったblogですがF1モナコGPで久しぶりの更新です。F1の長いシーズンの中で最も権威ある祭典、モナコGPが週末に開催されました。モナコ王室主催のレースは美しい地中海に浮かぶクルーザーを見ながら華やかな市街地を駆け抜けるテクニックがドライバーに要求される難易度の高い歴史と伝統溢れるコースです。そんなレースを制したのはメルセデスのハミルトン、2位レッドブルのリカルド、3位はペレスとなり、ハミルトンは今季初優勝と自身のカーナンバーと同じ44勝目をモナコで飾りました。

今年のモナコGPは雨によるセーフティーカー先導のスタートという珍しい幕開けとなりました。私も長くF1を見ていますが、モナコでセーフティーカー先導のスタートなんて記憶がないくらい珍しい出来事です。レースでは予選から圧倒的な速さでライバル達を離していたリカルドが独走態勢だったものの、ピットストップでタイヤが用意されていなかったというまさかのコミュニケーションエラーでタイムを大きく失い、そのまま2位を走っていたハミルトンに抜かれて2位に終わるという最悪なレースとなってしまいました。前回のスペインGPでもチームの作戦ミス(?)で優勝できず、そして今回もチーム側のミスで優勝を逃してしまいましたし、いつもビッグスマイルのリカルドもこれには怒りが収まらないようです。そして3位は1年に1回位表彰台に乗る不思議ボーイ、ペレスがアンダーカットでフェラーリのベッテルとメルセデスのロズベルグを抜いて入賞と立派な走りを見せました。なんだか気が付いたらペレスがいたって感じでした。

雨のモナコとなればレース巧者と経験値が物を言う展開になるのは当然で、実力No.1の誉れ高いマクラーレンのアロンソが非力なマシンを巧みに操り5位入賞しました。さすがですね。一方若手ドライバーはモナコの洗礼であるウォールキスからのクラッシュ、リタイアの定番コースの餌食になっていて、前回優勝して勢いに乗ったフェルスタッペンもドライビングミスでリタイア、フェルスタッペンにシートを奪われたクビアトは、無理な追い抜きでマグヌッセンを巻き込みリタイアと若手には厳しい試練となりました。特にクビアトのドライビングは明らかに普通じゃない走りで、このままだとシーズン中にチームをクビになりかねないのはないかと心配です。まだ若いのにいきなり無職じゃかわいそう・・・。レッドブルとトロロッソは今回のモナコで2018年までルノーエンジンを搭載することが決まりましたね。一部のファンはホンダエンジンを載せるべきだと騒いでいましたが、どうやらホンダエンジンはレッドブル勢の中ではルノーエンジンよりも評価が低かったようですね。

そして今回のフェラーリですが、良いところが全くありませんでした。予選から苦戦している姿は見られていましたが、本当にダメでしたね。特に連戦でミスっているライコネンが今回も単独クラッシュしていました・・・。そして今回もタイヤのせいだそうです。正直ライコネンのタイヤの言い訳は聞き飽きました・・・。コメントが書きにくい見所がないレースというのはフェラーリファンにとって苦痛です(涙)。

次回はカナダGPです。いよいよ夏のヨーロッパを少し離れてF1サーカスは北米大陸に上陸です。今回の優勝でハミルトンは目を覚ましたのか、それともロズベルグがすぐに優勝を取り戻すのか。シーズンも中盤戦に入っていくので、これからの展開がどうなっていくのか益々目が離せません!


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