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朝の立ちくらみには「苓桂朮甘湯」が効果抜群でした!! [ビューティ]

起立性貧血にはツムラの「苓桂朮甘湯」が効きました

立ちくらみ、特に梅雨から夏場に頻発する起立性貧血に悩まされ続けて早20年。今年の夏に投入したツムラの漢方薬で遂にこの悩みを解消することに成功しました。自分の体を使った気合のを入れた3か月に渡る人体実験結果をご報告します!

今回投入した漢方薬はツムラの「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」です。漢字が全く読めずに名前を覚えるのに苦労しました(苦笑)。病院で処方していただいているのでツムラの39番になります。漢方薬の世界では立ちくらみやめまいは体に過剰に貯まった水分が引き起こす病気「水毒」にカテゴライズされ、「苓桂朮甘湯」は水毒が原因の起立性貧血やめまい、耳鳴りに特化したブレンドでその効能の高さから”めまいの特効薬”として昔からメジャーな漢方薬だそうです。そして体にたまった水分を出すので補助的な効果として冷えとむくみの改善も期待できます。一言で表現すると「体の余計な水分を徹底的に出す漢方薬」です。

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気温が上がるにつれて立ちくらみが酷くなり、週に1度は貧血で電車を降りて駅で休ませてもらうという生活を梅雨の時期から夏の終わりまでしていましたが、この漢方薬を飲み始めてから一度も起立性貧血を起こしていません。電車で座っていても貧血を起こす筋金入りの起立性貧血体質だっただけに、この効果には感動しきりです。会社に行けないのも大変ですが、駅で横にならせてもらうのも本当に申し訳ないですからね。

漢方薬を真剣に勉強している私の主治医にめまいに関して聞いたところ面白いゴロ合わせを教えてくれました。それは「立てば苓桂(りょうけい)、回れば沢瀉(たくしゃ)、歩くめまいは真武湯(しんぶとう)」だそうです。日本の美人を褒めるフレーズが漢方薬の世界でアレンジされていたとは!!これを見ると分かるように、私のような立ちくらみ(起立性貧血/脳貧血)系には「苓桂朮甘湯」を、天井がグルグル回る様なめまいには「沢瀉湯」(流通の関係で五苓散が主流)を、そして歩行時のフワフワ感には「真武湯」がファーストチョイスになるそうです。

ただし漢方薬はお薬です。どんなに素晴らしい効能を持った薬もその人の体質(証)に合わないと全くその効果を発揮しません。弟を実験台にして「苓桂朮甘湯」を飲ませてみましたが全く効果がありませんでした(良い子は真似してはいけません)。その代り母には効果覿面。どうやら母と私は漢方薬の世界では同じ体質で虚証なるもので、長く服用している「当帰芍薬散」もこの証に効きます。ちなみに弟は私には胃に重すぎる「葛根湯」が良く効くタイプで、私とは全く体質が違います。私や母は風邪の初めの漢方薬は「麻黄附子細辛湯」が抜群に効きます。「葛根湯」を飲んで胃が痛くなる貴方、もしかしたら同じ水毒体質かもしれないので、冬場はひどくないけれども春から初秋まで眩暈や立ちくらみに悩んでいるという人は一度お医者様に相談してみるとよいのではないでしょうか。この「苓桂朮甘湯」は結構体質を選ばない万人向けでもあるようなので、病院に行く程ではないという方は近くのドラッグストアでも簡単に買えるので挑戦してみるのもありだと思います!

【第2類医薬品】ツムラ漢方苓桂朮甘湯エキス顆粒 24包

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  • 出版社/メーカー: ツムラ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

【第2類医薬品】ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒 64包

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