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メルセデスがまたもや1、2フィニッシュ F1オーストリアGP [フェラーリテイスト満載のF1]


復活、オーストリアGP!!

週末に開催されたF1オーストリアGP。かつては”A1リンク”という名称のサーキットでしたが、レッドブルのオーナーであるオーストリア人のディートリッヒ・マテシッツが私費で大改修をし、”レッドブル・リンク”として新しく生まれ変わり、F1カレンダーに復活をしました。久々のオーストリアでのグランプリということもあり、集客も良く天気も快晴とグランプリとして大成功となったようです。綺麗な青空がまぶしかったですね。

そんな伝統あるサーキットで勝利をあげたのはまたもやメルセデス勢。1位はロズベルグ、2位はハミルトン、3位はウィリアムズのボッタスが初表彰台を確保し、4位は同じくウィリアムズのマッサが入賞しました。予選ではマッサが1位、ボッタスが2位とウィリアムズがメルセデスと真っ向勝負が出来る力を発揮したものの、本戦ではメルセデス勢と順位が入れ替わる形になりました。レース中はメルセデス勢のアンダーカットが成功し、メルセデスのピットインに反応を示さないウィリアムズのピット戦略がおかしいのではないかと思いましたが、レース後のインタビューで「1ポイントでも多く確実に持ち帰りたい」というウィリアムズの目標を達成すべく、敢えて保守的な戦略をとったということで納得です。ボッタスは記念すべき初表彰台で、きっと表彰台で飲んだシャンパンは人生で一番おいしいシャンパンだったことでしょう。

一方、ホームグランプリで勝たないといけなかったレッドブルは悲惨な結果に終わりました。レース開始早々ベッテルのパワーユニットの故障でリタイアに終わり、リカルドはカナダGPの初優勝から一転、ギリギリ8位入賞と厳しいものでした。ホームGPでのこの体たらくでルノーのパワーユニットに愛想を尽かしたのか、ホーナー代表から「ルノーのパフォーマンスは受け入れがたい」とネガティブな発言が出ました。そりゃそうですね。

今回のレースで最強のメルセデスと対等の速さを見せたのがウィリアムズでしたが、前戦でも色々な意味で活躍したフォースインディアのペレスが今回も一時トップを走り、メルセデス勢を抑え込む速さを2戦連続で見せました。ウィリアムズ、フォースインディア共にパワーユニットはメルセデス製であることを考えると、いまさらですがやはり2014年のシーズンはマシン云々ではなく、どのパワーユニットが乗っているかが大きなカギになりそうです。この3チームが上位争いを展開するシーンがシーズン後半で数多く見ることなるかもしれませんね。シーズン当初は圧倒的な信頼性と速さ、パワーでメルセデスが一人勝ち状態かと思いましたが、ここにきてようやくメルセデスと闘うことが出来るチームが出てきて嬉しく思います。是非今後のレースをかき回して欲しいものです。あ、あれ?そういえば、もう一つのメルセデスパワーユニットユーザーであるマクラーレンはどうしちゃったんでしょうか。全く姿を見ませんね・・・。

圧倒的な速さを誇るメルセデスのパワーユニットの前になすすべなしで停滞しているフェラーリも、全く国際映像で映ることがありませんでしたが、アロンソが地味に5位に入賞し、レース後半ではメルセデスのパワーユニットユーザーと同等のラップを刻んでいました。今年は全く存在感がないフェラーリですが、一生懸命開発を進め、どうやらようやくメルセデスの足元近くまでは来ているようです。しかしフェラーリのパワーユニットが遅いとはフェラーリファンとしては許しがたいことですよ!!フェラーリの象徴”跳ね馬”が”駄馬”状態なんですから(怒)。華麗なるサラブレットの走りで速さをパワーユニットに乗っけて欲しいものです。ライコネンもチームラジオで、パワーをくれ!!って叫んでましたね。その気持ち良く分かりますよ。フェラーリには今後の開発に期待したいと思います。

次戦はいよいよイギリスGP、伝統のシルバーストンサーキットです。マクラーレンを始め多くのチームのホームGPでもあるので、気合が入ったレースが見れることでしょう。ハミルトンにとっては母国GPですし、ますます速さに磨きがかかりそうですね。楽しみです!!


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