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遂に首位交代。ワールドチャンピオン争いの行方は [フェラーリテイスト満載のF1]


遂にベッテルがチャンピオン争いのトップへ

週末にF1韓国GPが開催されました。採算が取れないグランプリと不名誉な称号をもつ韓国GPですが、コースも施設も交通の便も良いにも関わらず、今年も観客が非常に少なく今年も盛り上がりに欠けるグランプリになってしまいました。ビジネス的には厳しいグランプリでしたが、F1シリーズの中でも屈指のサーキットだけあり、各所でオーバーテイクシーンが見られる熱いレース展開で見所が多かったです。気になる順位は、レッドブルのベッテルが優勝、2位も同じくレッドブルのウェーバー、3位はフェラーリ・アロンソという結果になりました。

今回の結果で遂にワールドチャンピオン争いで首位交代がありました。2年連続ワールドチャンピオンであるベッテルがアロンソを抜き、6ポイント差で首位に立ちました。今年前半のレッドブルの低迷が嘘の様に圧倒的な安定感と速さでぶっちぎりの優勝でしたし、チームメイトのウェーバーも良い走りで改めてレッドブルが強さを取り戻しつつあることを感じさせる走りを見せてくれました。韓国GPが終わり、残りのレースは後4戦です。ポイントが拮抗しているだけにワールドチャンピオンの行方も面白くなってきましたね。最終戦までもつれるような面白い展開になってくれたらと期待しています。

スタートの度に他者を巻き込むクラッシュを引き起こすルノーのグロージャンも今回は静かなスタートで、密かに”グロージャンミサイル”を楽しみにしていた私としては残念でしたが、彼に代わって今回の韓国GPでは可夢偉選手がトリガーとなり、マクラーレンのバトンとメルセデスのロズベルグを巻き込んでのクラッシュを起こしてしまいました。可夢偉選手は鈴鹿で3位入賞という素晴らしい結果を残しながら今回のクラッシュと、来年のシートがまだ決まっていないだけに悪い印象でレースを終えることになったのが残念です。

長くF1ファンをしているのでこれまで色々なハプニングを見て来ましたが、コース脇の人工芝がマシンに絡んで一緒に走行するという前代未聞のハプニングにはビックリしました。ハミルトンもミラーでは見れないものの、後輪に巻き込んでコントロールを失う危険性もあったわけですし、こういった人為的なトラブルが起こらないように来年は改良してほしいですね。コースレイアウトは良いだけに本当に残念です。

そして一番残念だったのが先に書いた通り観客の動員数です。グランプリ決勝当日ですらメインスタンドががら空き。バーレーンGPと同じくらいしか観客がいませんでしたね(汗)。先週の鈴鹿の盛り上がりが凄かっただけにこのギャップにはドライバー達もビックリでしょう。なんせ観客席にフラッグもなければフェラーリのポロシャツを着ているファンもいないだなんて、他国での開催では考えられない程の人気の無さ。これは開催する方も辛いだろうな、と同情してしまうレベルです。

私が愛するフェラーリ勢は、何とか3位にアロンソが、そして4位にマッサが入りました。マッサが2回連続で素晴らしい走りを見せてくれるとは・・・。このままでは2013年もマッサがフェラーリに残留という結果になりそうで怖いです・・・。とにかくこれまで奇跡とライバル勢の不運でワールドチャンピオンシップのトップに君臨していたアロンソも、今回のレース結果で遂にベッテルに抜かされました。鈴鹿からレッドブルの速さは異常なレベルですが、彼が持つポテンシャルとレッドブルの本来の速さを考えると、ようやく本命がトップに来たということなんでしょうね。しかしながらポイント差は6点。あと4戦ありますし、まだまだ期待できます。頑張れフェラーリ!!


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