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Amazonを賢く使いましょう [音楽]

クラシックの本場ならではの価格設定です

以前blogでもエントリーを上げたSENNHEISER(ゼンハイザー)のHD650を買ってから、私の中ではクラシックブームが再来中です。というのもクラシック音楽の魅力をこれまで以上に引き出してくれるヘッドホンのおかげで、好録音のCDを聞くとコンサートホールで観衆と一緒になって聞いているような感じが味わえるからです。本当に素晴らしい音の再現力と、開放型ヘッドホンの醍醐味である音の定位の安定と空間の広さにより、コンサートなどのLive音源はその臨場感を味わえます。

そんなクラシック、特に今回はLive録音された物やオーケストラ系をメインで聞います。私のCDの主な購入先はAmazonです。これまでどれだけ売り上げに貢献してきたことやら(苦笑)。そんなAmazonも同じCDでもAmazonの各国のサイトを見てみると意外や意外、大分価格が違うということが分かりました。クラシック音楽の場合版権が切れている物が多いことと、メジャー音楽レーベルが欧米にあることもある為日本で買うと少し高い値段になってしまいます。そこで最近は私の少ないお給料を効率的に活用する為、しっかりと値段を各国のAmazonで比べてから購入することにしています(笑)

Amazon_CDs.JPG
UKとドイツのAmazonから購入したCD達の本の一部です。

クラシックの絶対王者レーベルことドイツ・グラモフォンレーベルはやはり本国ドイツのAmazonが一番安いことが多いです。そして日本では品切れになっているCDの多くが現在でもドイツやUK、USAのサイトでは在庫があり、今でも現役で流通しているという大きなメリットがあります。特に価格差が出てくるのは、写真にあるように俗に言う”Boxセット”物。中には日本の価格と比べると半額に近い物もありますし、私はこういったBox物を買う時は必ず海外サイトで価格を確認しています。やはりボリュームディスカウントは大きいですからね。それにどんなに大型のBOX物を買っても所定の送料で送ってくれるのがAmazonの良いところです(マーケットプライスを除く)。

良い点ばかりの紹介では良くないので悪い点も紹介すると、海外のサイトなのでその国の言葉か英語での商品解説になりますし、送料や納期は結構かかります。Amazonのドイツサイトでは送料(スタンダード)で14ユーロに固定されていて比較的分かり易い設定になっていますが、UKなどは少し面倒くさい計算方法を使っています。しかしながら、いつ日本で買えるようになるのか分からず欲しいCDの入荷を延々と待ち続けるのは時間の無駄ですし、そういったマイナス面を考慮しても結構チャレンジしてみる価値は十二分にあると思います。一応私の経験ではこれまで本とCDを購入して荷物が届かなかったというトラブルは一度もありません。もしトラぶってもクレジット会社を味方にして対応をお願いすればまず問題ないでしょう。そして海外Amazonの優秀なところは、UKやドイツなどのAmazonではアカウントを共通で管理しているようで、メールアドレスとパスワードを入れると、初めてのお買い物でもしっかりと住所や支払方法が引き継がれます。最近は日本円でも支払が出来るようになり、益々便利になりつつあります。

輸入盤のCDでも1枚物だと値段はあまり変わりませんし、最近リリースされた物も安くありません(ここがポイントです!!)。ずっと前にリリースされた物の方が価格差があるので、俗に言う定番と呼ばれるようなものは海外サイトを利用し、比較的新しくリリースされた物は日本のAmazonで購入するのが良いかと思います。興味のある方は是非色々な国のAmazonを冒険してみてはいかがでしょうか?唯一難点を上げるとするならば3か国以上のAmazonを使うようになるとオファーメールが毎日山の様に届くので、処理が面倒くさいことでしょうか。インターネットが普及し益々便利になる社会と賢くお付き合いをしてきたいものです。

今回写真で紹介したCDの上段・真ん中のベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」指揮者はクラウディオ・アバド、ピアノはマウリツィオ・ポリーニ、演奏ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 という最強コンビのCDは、好録音と天才ピアニスト・ポリーニの手腕が神のレベルで、クラシック愛好家の皆さんにはオススメです。3枚目に収められている「ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》」は、私が持っている「皇帝」の中のダントツ1位です。日本のAmazonはいつ入荷するのでしょうか?このCDの中古品を定価以上で売ろうとしている輩がいるようなので、早くに入荷して正しい価格でぜひ売ってほしい作品の一つです。


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miki

はじめまして。
HD650のレビューを探していて訪問させていただきました。
最近HD650のユーザーとなったmikiと申します。
このヘッドフォンが来てから、音楽がとても新鮮に感じられ、
手持ちのCDを聞くのが楽しみで、少し中毒気味です。
私が聴くのは、クラシック系でバロック期の宗教音楽が最も多いです。
ゼレンカという作曲家にハマってしまい、絶版となっているCDを
必死になって探しています。
asさんの海外アマゾンの利用法を知り、検索の幅を広げてみようと思いました。
少し勇気が要りそうですが。
ポリーニとアバドのべートーヴェン全集は素晴らしいものですね。
ポリーニのハミングがところどころに聞こえます。
私も新譜で出た時の国内版を持っています。
中古品を定価以上で売る?
商魂たくましい方もいらっしゃるんですね。
でも買う人いるのかなぁ。






by miki (2012-11-02 17:04) 

as

>mikiさん、ようこそ!!HD650のクラシックの表現力に魅入られてしまうと抜けられないですよね。私も毎晩少しでも音楽を聴くようにしています。

どうやらmikiさんとは音楽の好みが似ているようで、私の一番好きな作曲家は大バッハで、バロック時代が好きで色々なCDを持っています。バロック系のCDを探すならAmazonでもドイツの品ぞろえがトップです。頑張って上手く使いこなしてみてください。日本のAmazonもリニューアルしてアメリカやドイツ、UKと同じインターフェイスになって使いやすくなりましたしオススメですよ。探しているCD見つかると良いですね。
by as (2012-11-02 22:04) 

miki

asさん
お返事ありがとうございます。
私も大バッハ好きです。
この間とても安くなった全集を入手しました。
全部はまだ聞いてませんが・・・カンタータ多すぎOTL。

投稿後、asさんのブログいくつか読ませていただきました。
ちょっとびっくりしました。
「鬼平」が好きなんですね。
我が家は小説・DVD共にコンプリートです。
というか、池波作品が全部あります。
私が特に好きなのは五郎蔵親分とおまささんです。
平蔵さんはもう好きとか嫌いとかでなくて「神」ですが。

それからうちの庭は本当に猫の額のようですが、ガーデニングらしきこともしてます。
ミニミニバラの「みさき」と幼いボールバード。ちょっと無愛想な感じのオリーブなど。
本当に小さな庭なので少ししか植えられません。
先年ボールバードは大きくなりすぎて、実家の庭に植え替えてもらい、懲りずにまた小さい株を2つ。
部屋の中では生後12年になるスパティフィラムが茂っています。

asさんのブログとても素敵です。
勝手に共感してしまいました。




by miki (2012-11-03 01:24) 

as

>mikiさん、ようこそ!!平日は仕事が忙しくなかなかup出来ないのですが、お暇な時に是非覗いていただけると嬉しいです。私のblogは何故か男性読者が多いので、こういった話で盛り上がれるのは嬉しいです。私の日常なのでとても平凡なblogですがお付き合いいただけると幸いです。
by as (2012-11-03 23:40) 

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