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第20話死闘!ホワイトベース [1st ガンダムに挑戦!!]

そんなぁ!! ランバ・ラルって、ここで物語から退場ですか!?

ファーストガンダムも折り返し地点、第20話まで来ました。このレビューを始めた時は、長い道のりと思いましたが、物語の深さや魅力でここまでたどり着くことが出来ました。そして何より、お付き合いいただける皆さんがあってこそです。これからも頑張りますので、お付き合い頂けると幸いです。それでは早速第20話のあらすじをご紹介。

 戦艦ホワイトベースを狙うランバ・ラル大尉は、白兵戦(手に持った武器で兵士同士が打ち合う戦術)という予想外の作戦で、ホワイトベースを強襲する。一方の連邦軍は、押し寄せるランバ・ラル隊に必死に応戦する。そんな中、ランバ・ラルとセイラが鉢合わせになるが、二人は顔見知りのようで・・・

なななな、なんと、前回ガンダム・ファンの心を鷲掴みにしたランバ・ラル大尉が、あろうことか討ち死になさってしまいましたぁ!!しかも、彼の戦死の原因は、自軍(マ・クベ)の裏切りによるところが大きいという最悪な物です(号泣)こんな味のあるキャラを、こんな短時間で物語から退場させてしまうだなんて、勿体無いですよ・・・。しかも、セイラさん(シャアも)との古くからの縁があるということは、彼らの過去=物語の過去とも深く関わっている重要人物ということじゃないですか!?それなのに、こんなあっさりと退場とは・・・彼は最後の最後までランバ・ラルという生き方を全うしましたね

惜しむらくは、ランバ・ラルの副官に、汚い仕事を一手に処理できる”隠れ怜悧冷徹系の参謀役”がいなかったということ。もしそんな人がいてくれたら、マ・クベの汚い罠を見抜き、尚且つランバ・ラルの力を引き出し、隊として格段に強くなったはずなんですが・・・ハモンさんでは正直力不足でしたね・・・(涙)

最初からランバ・ラル大尉の訃報に大打撃を受けてしまいましたが、物語でもホワイトベース内では、色々なことが起こっています。我侭放題やってきたアムロに対する措置に不満を抱くヤマトやカイらが、ホワイトベースを出奔する騒ぎを起こしたり、艦内の調整役として一役買っていたリュウさん(別称:苦労人)が大怪我を負ってしまったり、先ほども触れたように、ランバ・ラルのお父さんは昔セイラ(とシャア)のご両親に仕えていたりと複雑な関係が見え隠れしています(セイラさんがガンダムで2度目の出撃です!!しかもザク撃破のオマケ付き)。しかも、アムロエスパー説(マチルダ&リュウ)まで飛び出し大変です。そういえば、アムロの存在感について似たようなことをブライトも言っていましたね。

色々なことを書きましたが、今回は一言「漢の中の漢、ランバ・ラル戦死」に尽きます。きっとこの回を見て、涙を流したラルファン多そう・・・(ガルマの場合を考えると、次回はハモンさんが暴走しそうな予感が・・・)。しかし、アムロとガンダムにとって敵に当たるジオン軍の登場人物の方が、魅力的な人が多いのは気のせいでしょうか??

ランバ・ラル大尉、幽霊でもいいから戻ってきて~!!(叫)

<今回の名言>
「自分の言葉でお説教したらどうなんです?」(byアムロ)
な、生意気~、アムロ!!リュウさんが心を砕いているのを知っていながら、そのリュウさんに向かってこの言葉です。独房生活も反省には全く効果なしですね・・・。

「一人で剥きになったって、人間が変わるもんか」(byアムロ)
リュウさんに殴られたことを受けて、一人呟くアムロ。ひねくれた人に反省させるには、確かに熱い拳骨ではなく、根気よく付き合っていくしかないんですよね。

「なるほど。戦バカとはこういう男のことを言う」(byマ・クベの副官)
マ・クベの指示を受け、伝言をラルに伝えるマ・クベの副官の感想。悔しいかな、マ・クベの方が、ランバ・ラルのことをよく理解していたようです。

「この風、この肌触りこそ戦争よ」(by ランバ・ラル大尉)
いかにも職業軍人らしい一言です。タンクの上に立ち、風を受けつぶやく姿からは、後に起こる彼の壮絶な死は、予見できませんでした・・・(涙)

「ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた・・・」(byランバ・ラル大尉)
とても重いランバ・ラルの一言。アルテイシア(セイラ)を見て、思わず攻撃の手を緩めてしまい、その間に被弾したことが致命的に。どんなに戦いに慣れているラルといえども、一瞬の気の迷いや、緩みが戦場では命取りになるんですね。

「君達は立派に戦ってきた。だが兵士の定めがどういう物か、よく見ておくのだな」 (byランバ・ラル大尉)
追い詰められたラルが、ホワイトベースのクルー達を前に、爆弾を抱え自決する寸前の一言。惜しい、惜しいです、彼の死は・・・(涙)

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COZY

ランバ・ラルってそんなに早く退場でしたっけ?
そうかぁ~
印象深いだけにもっと出ていたイメージでした

ラルはマ・クベに騙されたのに気付かなかったんじゃなく、
きっと全部承知した上で、真っ向から勝負していったのだと思います
ハモンさんや部下たちは、ラルのそういう正しさや強さに惹かれていたんじゃないですかね?
by COZY (2008-04-12 10:01) 

as

>COZYさん、ようこそ!!ランバ・ラルの印象って強烈ですよね。本当にこのまま退場なのが勿体無いですよ・・・

マ・クベの裏切りを承知したうえでホワイトベースに挑んだ、なるほど。そういう考え方にも十分にとれますね。あぁ、そうすると尚のこと、彼の死が惜しまれます。性格極悪軍団のジオン軍の中、直球勝負で挑んでくる人って少ないですからね・・・。

ランバ・ラル、幽霊でも回想でも出てこないんですか!!!????
by as (2008-04-12 18:10) 

みみちゃん

こんにちは。
第26話までご覧になったことを確認済みで、書いております。

>ハモンさんでは正直力不足でしたね・・・(涙)

少なくとも、第26話までに、ガンダムに乗ったアムロを追い詰めたのは、大気圏突入時のシャア(彼の意とは異なったが、クラウンのザクがギリギリまでガンダムをひきつけた。ガンダムに大気圏突入の性能がなければ、アムロはガンダムごと焼きつくされていた)と、ハモンしかいません。

ハモンの力不足というよりも、戦争の無情さと悲劇の偶然がランバ・ラルを追い詰め、追い詰められた彼が自ら選んだのが「討死」だったと言えるでしょう。

彼は、投降して捕虜となることも選べたのですから。

ランバ・ラルのそういうところが、人を惹きつける魅力なのかも知れません。
by みみちゃん (2008-04-18 19:04) 

as

>みみちゃんさん、ようこそ!!ランバ・ラルという人物の持っている長所を全て引き出すことが出来る副官がいてくれたらと、残念です。どんなに立派な人でも、戦争は一人でするものではありませんからね。ハモンさんも、ラルと同じ高潔なの人だったでしょうし。

彼の討ち死にも涙を誘いますが、「生き残るを最上とする」私としては、やっぱり生きて欲しかった・・・!!シャアとは対極な彼には、シャアとは違う生き様でもっと歴史を作って欲しかったですね。カリスマになる要素があっただけに残念です。
by as (2008-04-19 14:08) 

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