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帰国決定です!! [イギリスの生活]

遂に、日本に帰国することが決まりました!!

今日はいつもblogを通してお世話になっている皆さんに、ご報告があります。先日ドクターからOK!!を貰い、この12月中旬にイギリスから日本に帰国することが決まりました!!(一時帰国ではなく、本帰国です)

2006年の9月に半ば強制的にイギリス送りになって以来、1年ちょっとイギリスの片田舎で生活してきましたが、遂にこの穏やかでのんびりした生活と、そして(なんだかんだ言って)大好きなこの国とお別れをすることになりました。ですが正直、いまいち実感が・・・自分の母国であり、本来自分がいるべき場所に帰るのにも関わらず、そのイメージが沸いてこない程イギリスの生活が当たり前になっている自分にも驚きを隠せませんが、その一方で家族や友人に会うことが待ち遠しいのも事実・・・まさに、帰りたいけど帰りたくないという複雑な心境です。

東京のど真ん中で、やりがいのある仕事とたくさんの友達に囲まれて充実した社会人生活を謳歌していた私に、突然宣告された病気。長引く体調不良に「最近忙しかったから疲れが溜まったかな?」なんて軽い気持ちで病院に行ったのがきっかけで、思いもよらない心臓疾患が見つかったのが2006年の初頭。お医者様から「仕事を辞め入院手術」と言われ、愕然とする私に提案されたイギリス療養。それは時間はかかるかもしれないけど、まだ若い私の年齢なら、のんびりした環境の中で規則正しい生活とお薬での治療で、手術のリスクを負うことなく十分回復可能というものでした。英語なんて喋れないし、外国でたった一人で生活するということに不安も覚えましたが、持ち前の超ポジティブ思考で「女は度胸!!」と覚悟を決め、病気のこととイギリスに行くことを両親に伝えたのが春。強い薬に身体が耐え切れず、体中に出る蕁麻疹を抑えるために会社を抜けて毎日病院で注射を受けながらも、ファッション業界で働く女の根性で首から上に出すことは抑えることが出来たものの、連日の注射で腕は薬中患者のようになり、半袖も着ることが出来ない状態で最後まで仕事をやり遂げ、無事に退社したのが夏。そして、秋にはイギリスに・・・覚悟を決めて来たものの入院する必要なしと言われ拍子抜けしつつも、病院と語学学校に通い、英語を必死で勉強し、夏にはドクターの勧めもあり、ヨーロッパを旅して歩いて・・・そして遂に帰国です。文章にまとめると、たいしたことありませんが、私にとってはかなり波乱万丈なイギリス生活。失ってしまったものもたくさんありますが、この生活でしか得られなかったものの方が多かったような気がします・・・色々ありましたが、人生、そんなに悪くないです(笑)

長いようで本当に短かったこの1年強。大変なことばかりでしたが、「人生の楽しさと苦しさ」を同時に感じることが出来る、貴重で非常に内容の濃い期間でした(まだ終わってないけど:笑)。帰国に当たってドクターから言われたことは唯一つ「前の職場には戻らないこと」(苦笑)。そして日本に帰ってから私がやりたいこと、それは「親孝行」(テレ)。今回のイギリスでの生活を通して、家族の大切さと両親の愛情、そして両親への感謝の気持ちを深く深く感じ、27歳にもなって今更感大有りですが、これからは家族と一緒に住んで、これまで自分のことばかりでいつも後回しにしてきた「家族」を大切にしようと思います。うわっ、ちょっと恥ずかしいかも、コレ(笑)

うーん、先ずは再就職先を探して、イギリスで使い果たしてしまった嫁入り資金を、いつか使うことを信じてたまた貯金して・・・(再就職先、あるか!?嫁にいけるのか!?)。まずは残り一ヶ月、胸を張って日本に帰れるように勉強も遊びも全力投球です!!

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コメント 8

お久しぶりです。
日本に帰ったら、沢山の親孝行をして下さいね^^
by (2007-11-10 23:41) 

as

>aruさん、ようこそ!!家族と一緒に過ごす時間を増やして、今まで出来なかったような普通の家族がするような会話がもてたらと思います!!
by as (2007-11-12 22:39) 

Tomo

いよいよ帰国なんですね。日本に帰ってもブログ続けてくださいね。
by Tomo (2007-11-13 03:10) 

as

>Tomoさん、ようこそ!!ついに帰国決定です。イギリスを離れることはちょっと寂しいですが、この悲惨なネット環境から脱出できると思うと、21世紀の日本に帰るのが待ち遠しいですね(笑)帰国後は、皆さんのblogにも遊びに行くことができるようになるので、これからもお付き合いくださいね!!
by as (2007-11-13 18:24) 

paraden

いやあ、そんな壮絶な理由があったとは…。
いやはや、単純にイギリスに行けて羨ましいなあくらいに
思っていた自分が恥ずかしいくらい。
英語が得意な人はいいなあとか…。(そんな陰の努力があったとは…)
とにかく、このブログで拝見したことは他の人では絶対に
経験できない素晴らしいものばかりです。
闘病という大変なはずの苦境を逆手にとって、プラスへ向けていく行動は
感嘆の一言です。
27歳というまだまだこれからのお若い身で、ホント感心させられます。
帰国後も無理をせず、ゆっくりライフで行ってください。
日本での時の流れは早すぎますから、最初は戸惑うかもしれません。
もっとも、逆に何をそんなに焦ってるのと笑い飛ばすくらいの余裕が、
asさんには十分におありだと思っておりますが。
by paraden (2007-11-14 09:01) 

as

>paradenさん、ようこそ!!私の場合は「闘病」というよりも「静養」の方が正しいでしょうか。規則正しい生活をして、人間らしい生活をするというのが一番大切だったような気がします。日本にいた時は、凄まじい生活をしていたので(苦笑)

paradenさんとは、イギリスに来てからのお付き合いだったんですね・・・(もっと長いものだと思っていました!!)、私がイギリスに来る前に、どんな仕事をしていて、どれだけハチャメチャな生活を送っていたかは、前職時代の生活を綴った「つれづれ日記」を見ていただけると、ビックリすること間違いなしです(笑)ある意味イギリスに来てからのblogよりも面白いと思いますので♪暇なときにでも見てみてください(笑)
by as (2007-11-16 03:49) 

のりっく

おめでとうございます。療養の効果がありましたね。
帰国してからもくれぐれもご自愛ください。

驚きの告白、渡英から1年半くらいでしょうか。長いような短いような。
一時はブログもなくなっちゃうのかなーと思ったものの、以前よりパワーアップした内容で、美しい風景やイギリスの風俗を楽しませていただきました。
引き続き楽しい記事を期待しています。

私もいつかイギリスに行ってみたいですねー。
by のりっく (2007-11-17 02:30) 

as

>のりっくさん、ようこそ!!ありがとうございます。なんだかんだと一年半があっという間に過ぎてしまいました。一時は本当に落ち込んだ時期もありましたが、皆さんの励ましを頂戴し、どうにかここまでたどり着くことが出来たことを、本当に感謝しています。ドクターからも、元の生活に戻らなければ、何をやってもOKといわれているので、しっかり人生を謳歌したいと思います(笑)

のりっくさん、イギリスにいらっしゃったことがないんですか??かなり意外です!!のりっくさんって、お仕事で世界を飛び回っているイメージがあったので。きっとイギリスにくる機会があると思いますので、その時は是非、物価の高さと、食事の不味さを体験してみてください♪
by as (2007-11-19 18:17) 

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