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潜入、プラハ城!!(前編)-プラハ・ウィーン旅行記 [プラハ・ウィーン芸術旅行記_2007]

聖ヴィート大聖堂、見逃せません!!

プラハの街を一望に出来る小高い丘にある「プラハ城」。建築開始から約500年かけて作られたこの城は、かつてのボヘミア王国の繁栄を今に伝えます。

 正面入口

長い階段を登り、城の正門に辿りつくと直立不動で全く動かない衛兵さんが立っていて、正午になると衛兵の交代式が見れます。

 微動だにしません!!

プラハ城は、以前紹介したエディンバラ城と同じく、強固な城壁のなかに重要な建物が所狭しと建てられています。日本のお城とは全く構造が違います。衛兵さんの脇を通り城壁の中に入るとすぐにチケットセンターがあるので、そこでチケットを購入し、城内の地図も合わせて入手です。なお、チケットは二種類あり、時間や興味に合わせて選ぶことが出来ます。

 チケットはここ!!

地図を見ながら進むと、突然目の前に砂色の壁が、ドカーンと現れます。余りにも巨大な壁の為、不思議に思いつつ上を見上げると、なんとプラハの「聖ヴィート大聖堂」でした(苦笑)

 全体像を撮影するのは不可能です!!

この大聖堂は、チェコを代表する大聖堂。14世紀に建築が始まり、完成したのはなんと1929年!!こちらも500年超えの建築物です。建築様式はゴシックスタイルで、街から眺めると必ず見える2本の尖塔を有しています。

 典型的なスタイル

そして、この大聖堂の見所の一つは、チェコが生んだアールヌーボーの巨匠、ミュシャによるステンドグラスです。


 

ミュシャの世界観が見事にステンドグラスの中に表現されていますね。チューリヒのシャガールのステンドグラスも素晴らしかったですが、聖書の世界をミステリアスに、そしてドラマチックに描いたミュシャの作品も溜息ものです。多くの女性ファンを持つミュシャの作品ということもあり、このステンドグラスの前には多くの女性が集まっています。

そして、もう一つの見所のひとつが、美しい天蓋に飾られた聖像。




残念ながら手持ちのガイドブックには何も説明が無いので、どんな由来があるものなのかなど、お伝えすることが出来ないのですが、銀色に輝く四人の天使が舞う天蓋の下に、劇的な構図で作られた聖像。素晴らしいですね。

プラハ城は見所も多く、とても一回では紹介しきれないので、次回は後編として、この続きをご紹介したいと思います。ご期待ください!!


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