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建築好きは自然と上を向いて歩きます-プラハ・ウィーン旅行記 [プラハ・ウィーン芸術旅行記_2007]

またまた間の悪さを発揮!! ヤン・フス像が見えない!?

プラハの旧市街の中央に位置する「旧市街広場」。チェコの英雄であり、宗教革命の先駆者、ヤン・フスと彼を囲む彫刻が置かれ、広場の周りには様々な建築様式で作られた建造物が並ぶ、美しい広場です。また、この広場の一角にある旧市庁舎の壁には、有名な天文時計が、今でも作られた当時の姿で市民に時を告げています。

細い小道からこの広場に抜けると、一気に視界が開け、ゴシック、ルネサンス、バロック様式で作られた美しい建物が並び、何とも言えない感動を与えます。

 少し不思議な感じ・・・

そしてこの広場のシンボル、ヤン・フス像を探してみるもの見つからず・・・おかしいなぁ~と思いつつ改めて周囲を見渡すと、明らかに不自然な青い物体が像があるべき場所に・・・あれは何??

 それらしき物が

も、もしや・・・これまで私のblogを読んでいただいている方は既にご存知の通り、私の間の悪さ(運の無さ)は、世界一級品(涙)まさに悪夢再来、ヤン・フス像が修復の為青いシートで完全に覆われていたのです・・・どうしていつもこうなのー、私ぃいいぃ!!!!!!

ポカーンと口を開けてこの青いシートを眺めていると、前を通り過ぎたアメリカ人に"Never
mind"と慰められる始末・・・かなり凹みましたが、気を取り直して広場を囲む美しい建築群を観察です。



こちらの建物は、プラハ一美しい建造物として有名な「ゴルツ・キンスキー宮殿」。ロココ様式のピッカピカ~な建物です。ガイドさん曰く、「一応、プラハ一美しいと言われているけど、私はそうは思わないわね」と一刀両断にしていました(苦笑)

 奥はディーン聖母教会

そして、中には壁面にフレスコ画が描かれた建物もあります。
 
 モノトーン



この広場を見ると一目瞭然のように、プラハの街には様々な建築スタイルが混在しています。また、そのことから「建築博物館」という異名まであるプラハ。建築に興味がある人にとって、この街ほど興味深い街はないのではないかと思います。

少し余談になりますが、私の父も建築家で、プラハは父のお気に入りの街の一つでもあります。街を歩いていて、上を向いてキョロキョロしながら街を歩く父の姿を簡単に想像することができましたが、気がついたら私も全く同じように歩いていてビックリ(苦笑)プラハの街で、上を見ながら建物の写真を撮っている人は、間違いなく建築関係者か建築愛好家のどちらか、間違いなしです!!

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はじめまして☆
プラハに友人が住んでいて、遊びに行ったことがあるので
懐かしい風景に嬉しくなってしまいました。
ほんとうに美しい叙情豊かな街ですよね。
by (2007-09-11 17:28) 

as

>beads-Delicaさん、ようこそ!はじめまして。プラハは本当に東欧独特の可愛らしいのに、どこか謎な部分がある雰囲気がある街ですよね。ただ綺麗なだけの西ヨーロッパの街とは違い、深い魅力があります。私もまた行ってみたいですね。
by as (2007-09-12 17:23) 

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