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乾燥地獄 ラジエーターの恐怖!! [イギリスの生活]

肌から水分が抜けていくー!! 乾燥警報発令中!!

冬場の乾燥、喉を痛めて風邪をひいたり、お肌のガサガサ(カビガビ)になったりと、色々とトラブルを引き起こす、冬の困った風物詩の一つですよね。日本の場合は、外気の湿度が下がり、室内外問わず乾燥しますが、イギリスの場合は少し乾燥の仕方が違います。イギリスは、基本的に一年間を通して湿度の変化が少なく、夏はカラッと快適に、冬場は頻繁に降る雨のおかげで乾燥することはあまりないので、基本的にはとても快適です。

ところが、これはあくまでも室外の話!!そうです、一歩建物の中に入ると、そこは乾燥地獄。恐怖の暖房器具「ラジエーター」によって、空気はカラカラ、室内の湿度は日本とは比べ物にならないほど乾燥しているんです!!お部屋においてある花瓶も、見るたびに水嵩が下がっていくのが分かるという、凄まじい状態・・・。少しでもお手入れの気を抜くと、お肌も髪の毛も喉もあっという間に乾燥にやられてしまいます。

 悪魔のラジエーター

最近、大学が春休みに入ったためか、私の通っている学校にも日本人の生徒さんが来るのですが、大体の人が最初の一週間で喉から来る風邪を引き、鼻のあたりを中心に表皮がポロポロと剥離して、大変な地獄を見ているようです。私の肌は既にこちらの気候に慣れているので、普通の保湿ケアだけで十分なんですが、やはり短期滞在の人にはかなり過酷な乾燥のようです・・・。

一応、アドバイスとしては、日本から持ってくる化粧品を全て保湿ケア用のものにすることと、ベビーオイルなどの「保湿用オイル」を使うことをお勧めします。私も日本に居る時から、お風呂上りには必ずお肌のお手入れにはホホバオイルを、髪の毛には椿油(日本から持ってきました!!)を愛用しています。また、保湿用のオイルの変わりに「エクストラ・バージン・オーリブオイル」でも代用可能ですので、乾燥肌にお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか?お肌のお手入れの最後に、オイルで水分が逃げないように蓋をする感覚で使うと効果的ですよ。

遠くヨーロッパまで遊びに来たのに、乾燥で風邪をひいて寝込んでしまっては、せっかくの旅行が台無しです。この恐怖の大王「ラジエーター」の被害者にならないように、冬場にヨーロッパに遊びに来られる方は、乾燥対策を万全にしてきてくださいね。


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paraden

こういった情報は初心者には大変貴重なものだと思います。
やはり、イギリスは雨が多い、湿気がありそうという短絡的な
印象を持ちがちですが、室内がこんなに乾燥しているなんて
経験された方じゃないとわかりませんよね。
北海道では冬の間は暖房炊きっぱなしで暑いくらいと
聞いた事がありますが、所変われば、ですよね。
特に女性はお肌の手入れなど大変ですね。
by paraden (2007-03-01 08:45) 

as

>paradenさん、ようこそ!私もイギリスの室内がこんなに乾燥しているとは、正直予想できませんでした。コンタクトレンズを使っている私の目は常にドライアイ状態です。こちらに住んでいる日本人男性も、保湿ローションを愛用している人も多いですし(使わないと大変なことになるそうです)、イギリスでもメンズの化粧品ブランドが日本と同じくらい充実しているのは、やはり乾燥被害による需要があるからなんでしょうね。世界規模で見ると、アジアが特別湿度の高い地域でもありますし、慣れるまではお肌のお手入れに手は抜けません。
by as (2007-03-02 01:15) 

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