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キミ・ライコネン、2017年もフェラーリ残留決定 [フェラーリテイスト満載のF1]

フェラーリファンには悲報、ライコネンファンには朗報

今週フェラーリはキミ・ライコネンと2017年のドライバー契約を更新したとアナウンスしました。フェラーリファンにとっては悲報であり、ライコネンファンには朗報です。当然長年のフェラーリファンの私にとっては最悪なニュースです。そして「ジュールがいたら・・・」と全世界のフェラーリファンと同じことを思ったと思います。

来季のドライバーラインナップとしては個人的には全盛期を過ぎたライコネンよりも、運と実力とお金というF1で必要な三種の神器を持ったペレスの方がまだましと思っていたので残念です。日本のファンには小林可夢偉選手がらみで嫌われているペレスですが、最近スポットで表彰台に上る等安定した成績を残せるようになりましたし、イタリアチームのフェラーリと同じラテン系のペレスを載せることによってフェラーリもビジネス面で多くのメリットが得られると思っていたので残念です(ペレスのスポンサー対応は非常に評判が良いです)。ライコネンはスポンサー受け(まじめにスポンサー活動してますよね)とファンに人気があるというポイントが残留の決め手だったのかな・・・。確かにペレスをフェラーリのドライバーにしても、南米マーケットの経済成長率は最近頭打ちの傾向があるのでそこにフェラーリの販売台数を伸ばせる可能性も低いですし(必要性の問題もありますね)、何よりペレスの持ち込むお金はソフトカレンシーで実際の貨幣価値がハードカレンシーに比べると低くなるので、財政面で苦労していないフェラーリにとっては「メキシコマネー」の魅力は効果無しと見るとペレスの選択肢はなかったのかもしれませんね。既にテルメックスはフェラーリのスポンサーの一つですし、もしあったとするならばペレスからの売り込みは相当激しかったでしょうが、ベッテルとの相性も考慮すればライコネンに軍配があがったんでしょうね。イタリア国内向けのドライバーイメージもペレスとフェラーリで2007年にワールドチャンピオンになったライコネンでは雲泥の差なので狂信的なティフォシを納得させる材料がないですね。資金力よりも肩書が勝った感じですかね。

今回のフェラーリのラインナップで、フェラーリはかつてのシューマッハ体制をもう一度再現したいのだという方針が見えてきました。絶対エースのベッテルに2ndのライコネンという形で来年も決定ですね。まずは、ふがいない成績にお冠のマルキオンネ会長が納得してくれる結果を出さないといけませんね。そしてつなぎ人事から見えることがもう一つ。2018年は多分マックスがフェラーリドライバーということ・・・。

嗚呼、ジュール・ビアンキがいてくれたら・・・(涙)


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