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お肌の揺らぎには、手作り化粧水で乗り切ります [ビューティ]

グリセリンとビタミンC誘導体を溶かして完成

最近の多忙と気温の変化に体が付いてこなかったのか、お肌の調子がいまいちです。吹き出物が出るわけではなく、お肌の乾燥がどんどん進んでいて、お化粧のノリも微妙なんですよね。元々乾燥肌で皮膚科にお世話になっているのですが、梅雨の時期にまでインナードライを感じるとはちょっと異常。そんな時は使っている基礎化粧品をシンプルにして、悪さをしているものから距離を置いてお肌の回復を図るのが一番。ということで、久々に化粧水をしばらく「乾燥肌対策本気モード」にします。若い頃は高い化粧品を使っていましたが、肌荒れしたりとアレルギー持ちには高級化粧品も毒になることがあるので、最近では基礎化粧品もシンプルになりつつあります。

お肌が揺らいでいる時の手作り化粧水のレシピはこちら!

・精製水(ベース)
・グリセリン(植物性の保湿剤)
・ビタミンC誘導体(透明感や美白効果を狙って)

以上!上2つはドラッグストアで買えます。何なら精製水じゃなくて水道水でもOK。ビタミンC誘導体は、私は粉末のものをネットで買っています。基本的に乾燥肌の場合は保湿が命なので、しっかり自分にあった保湿剤を探すのが命題です。肌質ではグリセリンが合わないという人もいるので、その場合は尿素等、別の保湿剤に変えてみるのもありです。

グリセリン.JPG
今回のキーパーソン(笑)、グリセリン!

手作り化粧品というと、皆さん容器の煮沸消毒等しっかりして作られていますが、私は手のひらでその場で作る横着タイプです。性格が大雑把というのもあるのですが、ビタミンC誘導体は水溶性のものを使っているため、水に溶かした瞬間から成分が劣化します。なので「一週間に使う分だけ作るの~♪」なんていう女子力高めな方もいるかと思いますが、お風呂上りにまずは精製水をお肌に乗せて水分補給を一回して、次に手のひらの上に精製水を出し、そこに粉末状のビタミンC誘導体を投入し、グリセリンもボトルから数滴落とし、全部が混ざるまで指で混ぜるというスタイルです。コスメ好きには信じられないかもしれませんが、濃度調整は精製水の量!大体この作業を何回かすると、どれくらい精製水が必要かわかってきます。グリセリン効果で真皮から保湿をし、最後は白色ワセリンで蓋をして終了です。ビタミンC誘導体を入れてもかなりお安くて効果的な基礎化粧水の完成です。

余談ですが、真皮まで浸透する目安はモル質量500g/molまでと言われています(高校の化学で勉強します!)。水はH2Oで18モル、グリセリンは92モルで余裕で真皮まで届くのでしっかり真皮から保湿してくれます。500モルを超えると真皮には届かず肌の上で効果を発揮するので、ビタミンC誘導体(アスコルビン酸まわり)もシミの予防の時は500モル以下のものを、シミの改善の場合は500モルよりも大きなものを使うと効果的です。ヒアルロン酸は桁違いのモル質量なので、真皮からの保湿は無理。意外ですが、日本薬局方の白色ワセリンはなんと最大で282モル(↓)。Google先生に気になる化粧品の成分の化学式と分子量と入れると一発で答えてくれます!流石Google先生!しっかり学校で学んだ知識を活かして化粧品の成分表を見ると、結構日本のコスメ界の闇が見えたりします(笑)


最後に私が知る限り、日本のビタミンC誘導体の研究で一番成果を上げているイメージがあるのはロート製薬さんです。確か特許数もかなりの数をお持ちのはず。これからの季節、精製水の日持ちの悪さなどが心配な方やビタミンC誘導体の粉末を買うのが億劫という方は、ロート製薬さんの化粧水なんかを精製水の代わりに使うと良いかと思います。コスパと成分を考えると「白潤」シリーズは、かなりおすすめですね!ただし市販の化粧品は沢山の化学成分を含んでいるので、肌荒れする人は荒れます。ですのでネットの玉石混合の口コミなどを信じず、必ず自分に合ったものを使いましょうね。

肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水 [医薬部外品] 170ミリリットル (x 1)

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  • 出版社/メーカー: ロート製薬
  • 発売日: 2021/03/15
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品


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