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MBTI研修 自分の心の動き方を徹底的に分析します [つれづれ日記]

無意識な心の動きを意識化する

今回blogの更新が滞っていた間に会社の研修で自己分析を深める研修を受けました。研修の内容はアメリカ発のMBTIという仕組みを使ったもので、わが社ではグローバルで導入されている自己理解ツールの一つです。結構有名な自己分析ツールで色々な企業が導入しているので実際に自己分析されて自分のタイプを既に知っているという方も多いと思います。

MBTI研修.JPG
MBTIのガイドブック

MBTIではユングの心理学をベースに性格の傾向を16のタイプに分けます。大人になると社会人の自分と本来生まれ持った性格に大分ずれが生じているらしく、真の自分の心の傾向(タイプ)を理解し相手のタイプを理解することでコミュニケーションを円滑に進めることを目的に作られています。特に重要なのはタイプが違う人といかに効率良くコミュニケーションを深めるかです。このMBTIは今大活躍しているラグビー日本代表でも使用されていて、スポーツの世界でも導入が進んでいます。

まずは自分のタイプを100個近い質問から16タイプにグループ分けしていきます。その結果はあくまでも「そのタイプの傾向が強い様です」という提案レベルの確度なので、ここから認定資格を持った先生に導かれながら色々なグループセッションを繰り返し、自分がフィットするタイプを模索します。シンプルな質問やテーマをこなしていくと、最初の質問の結果から約50%の人が違うタイプへと移動していきますし、同じ質問でも全く自分では思いつかない考え方をしている人がいることを知り衝撃の嵐です!

何度もグループセッションを繰り返した結果私のタイプは「ESTJ」と呼ばれる、E=外向的、S=感性よりも感覚に重きを置き(抽象的な理解よりも目に見える物等具体的なもので測る傾向が強く)、T=論理やデータ重視し(可能性や創造性を考慮することが少ない)、J=順序立てて考える(突発の出来事に弱め)傾向があることが判明。MBTIではこのタイプを「幹部型(Excective)」と呼んでいて、社交的で外からの情報に刺激を受けることを好む現実主義者で論理とこれまでの経験や実績(データ)をもとに判断し、秩序や伝統を好む傾向が強く、目標や目的を達成することに全力を注ぐ典型的宰相タイプとして位置付けています。また目的を明示されたタスクをポーンと投げられると、それに向けた実現可能な方法でプランを組み立て、実行から目的達成までの管理に強いリーダーシップを発揮しますが、秩序やスケジュールを乱すものや非論理的や非効率的なものは排斥する頑固者でもあります。まさに軍隊の中間管理職です(笑)。自分がリーダーとなることを積極的には好まず、優秀な人のサポートというポジションで一番才能を発揮できるタイプですが、上司が無能だと一気に見切りをつけ反旗を翻すそうです。

今回の研修では自己理解を深めるところまでだったのですが、この結果に納得です。今回の研修では自分のタイプを理解し、長所と短所は何かを把握し、自分自身が判断をする時に何に重きを置いて判断を下しているのか、また何を軽んじている傾向が強いのかを正確に理解するところまで行きました。特に長所は比較的短時間で理解することが出来る一方で、短所の理解をするための苦手な部分を突かれた質問には完全に思考回路がショートし、頭が回らなくなるという世界に落とされる恐怖体験付きでした。同じ思考傾向を持つ大の大人が何人も集まって全員頭を抱えているグループの隣で、スラスラと問題を解き進めて活き活きとしているチームがあったりと研修会場は凄まじい光景です。先生方もその差を見て楽しんでいるみたいです(笑)。特に壊滅的だったのが、Sグループが集まったワークショップで「これ(抽象的な物)を見て感じたことを言葉で表現してください」という物。絵の説明が見える物の説明で感じたことが出てこないのです。スターウォーズの「Don't Think. Feel」というヨーダのフォースを習得する修行に励むルークへの言葉を何度先生方から聞かされたことか。まさか自己分析の研修でジェダイになる修行をすることになるとは思いませんでした。

今回の研修は入門編で、近い将来実践編が待ち受けています。それまではフォースの修行をしながら日々を過ごし、次回の研修で徹底的に自分の弱い所を鍛え上げていくそうです。もう完全に人格崩壊を起こしそうです。この高いハードルを乗り越えた先に他者とのコミュニケーションを劇的に向上できるようになるそうなので頑張りたいと思います。私は来年ジェダイになります!(笑)

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